『や、やめろぉぉ・・・もうこれ以上は、やめてくれぇ』
『おっほっほっほっ、仕掛けてきたのはそっちでしょう?今更やめるなんて許さないわよ!』
『あ・・・ああ、あ・・・っっ!!』
『うふふ、まだまだ出るじゃない。あはっ、夜明けまでもう少しあるわね。うふふ・・・』

や、やめろ、殺される・・・助けてくれ

うわあぁぁぁああああぁぁあああぁああ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『はっ!!』


・・・夢か、くそ、最悪だ。

サキュバスの中にあんなとんでもない野郎がいやがったなんて、今でも信じられない。
だが、俺が何もできずにやられたのは事実だ。
文字どおり骨の髄までしゃぶりつくされるなんて、インキュバスにとってこれ以上の屈辱は無い。
あの野郎・・・許さない。絶対に復讐を果たしてやる!! 


強くなるには雌の性を糧として吸収し、魔力を増幅させるしかない。
必ずあの女に復讐をしてやるんだ、ちょっと乳がでかいからといっていい気になりやがって。

そんな訳でインキュバスことこの俺は、人間の世界にやってきたのだ。


今は黒羽晶(くろはあきら)という一人の人間になり、このアパートに身を潜めている。
インキュバスは見た目は人間に近いので、成り済ますのは容易い。
さあ、今日も人間の雌を犯しに行かなければ。
全てはあのサキュバス・・・自分を¨メーグル¨などとのたまっていた、あいつを犯す為に!


1 ドアを開けると早速雌を見つけた
2 その前に腹拵えだ、出前でも取るとしよう
3 む?チャイム・・・来客の様だな 



執事番外?っていうか突発!?
1 



時刻はまもなく夜、雌共が雄を求めて盛り場へと向かい始める頃だ。
今日は何処にしよう。やはり多く集まる繁華街にするか。しかし、あまり味はいいとは言えないのだが。
『・・・!』
ドアを開けると早速雌を見つけた。丁度いい、まずはこいつを頂くとするか。
「こんばんは。えっと、黒羽晶さん・・・ですよね?」
偽名とはいえ一応は俺を表す単語だ。この雌は何故それを知っているのだろうか。
肩までの短めな黒い髪、透き通る様な白い肌に整った端正な顔立ち。
「あ、管理人さんから聞いてたんです。私、矢島っていいます」
そう言えばその管理人から隣の住人の事を聞いていた。大学生だとは言ってたが、まさか雌だとは思わなかった。
『俺に何か用か?』
「あ、あの、会うの初めてだったんで、挨拶です。ごめんなさい、迷惑でした・・・よね」
・・・顔はなかなかだな。人間とはいえ、慢ってはならない。
今宵はこの雌にするか?

1 色気が無い、まだ経験が少なそうだ。やめておこう
2 決めた、こいつにしよう
3 「お姉ちゃん、どうしたの?」と隣から誰か出てきた 



2 


おお!いきなり始まった

3か 



俺には分かる。こいつは・・・まだ純潔だな。性は男をこなしている数が多い程強くなり、それだけ多くインキュバスの糧となる。
だが、たまにはいいだろう。あまり悠長にもしていられないが、いつも濃いものばかりでは参ってしまうからな。
『・・・・・・』
「え、なに・・・あっ?!」
俺に目を見られた雌は腰が砕けて淫乱になってしまう。赤ん坊以外には効き目があるのだ。
『大丈夫か?』
「は、はい・・・っ、ちょ、ちょっと目眩が・・・」
介抱する様に雌を抱き締めて、耳元で囁いた。
それだけで体を強張らせるとは・・・今迄慣れた雌ばかりだったから新鮮だな。
『熱があるな。休んだ方がいいぞ』
「えっ?!で、でも、駄目です。そっちはあなたの家だし」
まさか拒むとはな。少々魔力が弱かったかもしれない。
『構わないよ。それより・・・遠慮などいらない』
「はあ、ああ・・・ん・・・」
息が上がり、火照った頬が艶っぽい。純潔とは思えない表情だな・・・


1 早速ベッドに寝かせて行為を始める
2 接吻をして完全に腰砕けにしてやろう
3 「駄目です、私には好きな人が!」と拒まれた 



2で味わってから 



インキュバスの俺から逃れられはしない。
俺の唾液には媚淫効果があり、飲まされた雌は言いなりになるしかないのだ。
「んっ、んん!」
家に押し込み、顔を押さえて舌をねじ込んだ。舌を絡めとる様に巻き付け、唾液を流し込む。
「・・・んぐ・・・ッ」
飲み込んだのを見計らい、ゆっくり唇を離した。舌と唇に唾液の糸が架かっている。
「あ、あなた、なんなんですか?いきなりこんな真似を」
『お前こそ見ず知らずの雄に声をかけたのは何故だ。興味が無ければしない筈だろう』
「そ、そんな・・・ん、い、嫌ッ!」
乳房を掴もうと思ったら、無い。全く無いわけではないが、掴むという表現が適切では無い様に思える。
「やめて下さい!か、管理人さんを呼びますよ!」
・・・妙だな。確かに目を見て魔法をかけた筈だし、唾液も飲ませた。
実際にさっきは効いた様に見えたが、従順では無くまだ抵抗しようとしてくる。
こちらにいれば魔力が落ちるなんて訳でも無いのだが、どうした事だ?


1 まあ、いい。やってしまえばこちらのものだ。まずは生まれたままの姿になれ!
2 「舞美ちゃん大丈夫?!」と誰かが入ってきた
3 いきなり急所を膝で・・・うぐ!そ、そこは悪魔でも痛いぞ! 



3か 


うん3 



仕方ない・・・あまりスマートなやり方ではないが、こうしてやる。
「な、何するんですか、やめて下さい!」
雌を無理矢理ベッドに押し倒して、服を脱がそうと・・・
「こ・・・のぉぉっ!」
『うぐっ!!』
その時、膝が俺の股間に突き刺さった。
『ぉぉぉ〜〜〜〜!!』
あまりの痛みにそこを押さえてベッドに蹲ってしまった。いくらインキュバスでもここ痛い、寧ろ弱点でもある。
うぐ・・・く、くそ、雌などにやられるとは・・・何とか体を起こした時は、とっくに逃げられた後だった。

(おっほっほっほっ、おバカさん♪無理矢理やったら痛い目に遭うのよ)

く、くそ・・・こんな時にあの女に言われた事を思い出すとは。
人間の雌など快楽しか頭に無いのだから容易いとたかをくくってしまった。
今宵はやめておこう。怪我などその場で治るのだが、弱点ともなれば話は違う。 


またもあの悪夢にうなされ、起きた時は夕刻だった。
くそ、どうして失敗したんだ。人間風情がインキュバスに傷を負わせるとは生意気な。
痛みはすっかり無くなったので今宵も出かけるとしよう。

隣の雌・・・確か矢島というのがいないか確認したが、まだ帰っていない様だ。
魔法が何故か効きづらい様だし、対処しきれないのでひとまず安心した。


1 繁華街に行ってみるか
2 取り敢えず近くをふらついてみる
3 階段を降りると電話している雌がいた 



2で 


出遅れた
3で 



あの強気な性格だから純潔なのだろう、間違いない。
雌を求めて階段をおりると、すぐ近くにいた。今宵も女神は俺に微笑んだか。俺は悪魔だから女神と言うのは可笑しいだろうけど。
「もう知らない、ばか!」
『怒んなよ雅ちゃん、俺だってがっかりだよ。急に仕事が入ったんだって・・・』
化粧の濃い派手な雌だが、どうやら既に伴侶がいるらしい。全く、肩透かしだな。
それにしても相手の雄は声が大きいな。ある程度離れていても聞こえてくるぞ。
『・・・仕方ない、じゃあ今から笑顔にしてやる』
「はあ?!」
『雅!!愛してるぞ!!』
「ば、ばか、何言ってんのよ!?聞こえるでしょ!」
その雌は顔を真っ赤にしながら辺りを見回し、俺に気付いて逃げ出していった。

・・・無駄な時間だな。
早く雌を探さなくては。 



昨日の失敗のせいか、騒がしい街に行く気にはなれなかった。
この近くでも上の上たる雌は見付かるはずだ。焦らずに探すとしよう。

『・・・?』

何かぶつかったかと思ったら、すぐそばに自動車があった。運転席に座った中年の男は目を丸くしてこちらを見ている。
ああ、そうか。信号とやらは青で渡るのだったな。全く面倒な掟だ。悪魔は簡単に死なないのに、人間は命を守るためにそうしなくてはならないらしい。
するとまたごつん、とぶつかってきた。

「ご、ごめんなさい!」

しかし今度は無機質な塊ではなく、甘い薫りの漂う雌だった。
制服を着ているということは学生らしい。
黒い髪で、唇の厚い雌が怯える様にこちらを見上げている。


1 『そちらこそ怪我はないか』と優しく声をかける
2 『痛いなぁ・・・責任をとってもらおうか』と詰め寄る
3 おや、何かを落としたらしい。拾ってやるか 



1→3 


3かな 



『ああ、気にするな。そちらこそ怪我はないか?』
せっかく見つけた雌だ、慎重にいくとしよう。2日続けて急所を潰されては、インキュバスといえど笑い事では無くなる。
「ご、ごめんなさい。ちょっと考え事してて・・・」
どうやら、それは本当らしい。落とし物をしたのにも気付いていないとは。
『・・・これは君のか?』
「あ、はい!」
携帯とやらの画面を見て一瞬固まりそうになったが、平静を装いながら返した。
映っていたのはこの雌と・・・間違いない、確かに矢島だ。どういう事だ、こいつと知り合いなのか?
『なあ、その雌は』
「はい?」
『いや・・・何でもない。それより君、何か悩んでいる様だな』
「えっ!な、悩み?なんで分かるんですか」
悪魔といえど心の内を見透かすのは不可能だ。だが、顔に表れている感情を見抜くのは容易い。
この年頃は性別を問わず悩むらしいのだが、今迄会ってきた雌は大概そうだった。
しかし・・・見ず知らずの男に打ち明けるかは別の話だ。


1 話をして少しずつ警戒心を解いてやるか
2 むう・・・雨か。どこかしのげる場所を探そう
3 雌が「実は私・・・まだ、なんです・・・」と重い口を開いた 



まず1で 


1
今度は慎重にかな 


1で 



大きな、しかしどこか弱そうな雰囲気を醸し出す瞳。
ああ、そうだ。抱いてきた雌はみんなこうだ、誰かに話を聞いてほしそうにしている。
今まではあまり聞かずにやってしまったが、今宵は少し耳を傾けてやるのも悪くない。
『相談出来る相手はいるのか』
「・・・・・・」
『俺でよければ聞いてやる。どうする?』
「・・・・・・」
唇の厚いその雌は黙っている。成る程、人間というのはやはり警戒心が強い様だな。
「・・・・・言っても、いい、ですか?」
『ああ、構わないよ。寧ろ、君こそ俺でいいのか』
「そっちが言ったんじゃないですか、キュフフ」
変わった笑い声を出してその雌は話し始めた。
目さえ見てくれば後はこちらのものだ。警戒心を解くなど造作もない。

「・・・私の友達、みんなもう、済ませちゃって」
『・・・・・・そうか。焦ってるのか』
「な、なんで分かるんですか?まだ何も言ってないのに」
『ああ、そうだな。試しに言ってみた』
「もう、ふざけないでくださいよ」

緊張を解くには笑わせるのが一番だ。例え少しであっても 

雌というのは解放的だ。
「実は・・・私、その・・・あの・・・まだ、なんです」
『・・・・・・』
こちらの魔力の作用もあるのだが、こうして自らの経験を容易く明かしてしまう。
やはり、な。この雌もまた純潔であったか。
『決めている相手はいるのか』
「い、いません!」
『本当にそうか』
「・・・・・・いればいいんですけどね。誰も・・・」
そうか、これはいい。運命はやはり俺に微笑むらしい。相手のいない雌を見つけたぞ。
昨夜の矢島とは違い、この雌なら効き目があるはずだ。
「・・・あ・・・!」
目を合わせると、その雌は惚けた様に膝を崩した。
『大丈夫か?』
「・・・は、はい・・・」
ふっ、やはりな。インキュバスはこうでなくてはならない。雌を手中に収めてこそ、だ。
しかも相手は求めている。大人しそうな顔をしておいてとんだ淫乱だ、ふっふっふっ。

さて、どこで頂くとしようか。


1 恋人同士の宿泊施設にしよう
2 自分のねぐらでやるか
3 ・・・たまには屋外でというのも悪くない 



1かな 



ちょうど近くに恋人同士の宿泊施設があった。ラブ、ホテルか。下らない名前だ、洒落た呼び名など必要ない。
「あ、あの、ここ」
『・・・どうした。もう処女は嫌なのだろう?』
「・・・・・・」
『これで友人達に胸を張れるはずだ。私はもう成人、とな』
「・・・!」
意を決したのか、その雌は喉を鳴らし、頷いた。耳まで真っ赤にして、可愛い奴だ。
・・・心ゆくまで可愛がってやるとするか。

「・・・ん・・・!」

ベッドに座り、腰に手を回しながら口付けを交わした。
全く慣れていないらしくただされるがままなのも新鮮だ。処女というのも、悪くない。
柔らかいその厚い唇を味わいながら制服を脱がすと、白い下着に包まれた乳房があらわになった。
「み、見ないで下さい」
『何故だ』
「わ、私、大きくないから」
『・・・・・・』
「だ、だから見ないで!」


1 あまり責めず、優しく味わうとしよう。まずはその唇を存分に愛撫してやる
2 この態度で少々意地悪してみたくなった。下着を剥いでやろう
3 試しに性器を見せてみるか 



1で 


1かな

3で見せたいけどw 



・・・あまり雌を軽く見ない方がいいかもしれない。大人しそうに見えて、牙を隠している。
昨日も、いやそれ以前にあのサキュバスもそうだった。まず俺に好きにさせて、疲弊したところをいきなり・・・
『そうだな、ではこうしよう』
「・・・ん、あぁ・・・」
赤く、柔らかい唇をなぞり、もう一度口付けを交わして、舌でなぞっていく。
「やあんっ、くすぐったい」
『・・・痛いのよりましだろう?』
「んん、くぅ、あ・・・!」
きっとこの雌は頭が真っ白だろう。心臓が破裂しそうな程高鳴っているに違いない。
『君の名前は?』
「ほえ?!な、なんで」
やはり、な。心此処にあらず、か。
『名前はなんだ』
「な、中島、早貴です」
『・・・いい名前だな』
これで少しは冷静になったか。ちゃんと自分の名前を思い出せたのだから。
「はぁ、あ・・・んぐ、んん・・・」
最初は唾液を飲むのも嫌がっていたが、少しずつ抵抗しなくなってきた。


1 下着のままベッドに寝かせて全身にキスをする
2 抱き締めて更にキスを続けよう。この雌を可愛がりたい
3 いかん、興奮してきた。性器が漲っているぞ 



2
キスだけでトロトロに 


2で可愛い反応を楽しみたいね 


2で 



『早貴、もっと近くに来い』
「・・・え、ち、近く?どういう意味ですか」
隣に座っている雌、早貴に俺の真意が伝わらなかったらしい。
「あっ、あのっ?!」
抱き寄せて向かい合う様に膝の上に座らせ、そのまま抱き締めてやった。
・・・処女というのは可愛いものだが、こいつも例外ではない。早貴は耳まで真っ赤にして呆然とこちらを見つめている。
「んはっ、ま、またするんですか?」
『キスは嫌いかな』
「い、いえ・・・でも、あ、あまりされたら・・・私・・・」
怖いのだろうな。今にも泣きだしそうな顔で、俺に縋る様に見つめてくる。
『成人になるというのは即ちそういう事だ』
「はあ、んん」
インキュバスは口付けだけでも雌を堕とすのは容易い。まして、快楽に慣れていない相手なら尚更・・・
嫌がりつつも受け入れる様子は、処女とは思えない。俺に興味を持たせるとは、やるな。
「んん、んっ・・・んん・・・!」
早貴は俺の背中に腕を回してきた。


1 ディープな口付けで更に惑わせてやりたい
2 早貴、お前に口での愛撫を教えてやる。まずはこれを見るんだ・・・
3 髪を撫でたり、背中に触れたりして愛でながら続ける 



1でもっと惚けさせたいが
そろそろ次のステップで2か 


2で 



「はぁ・・・はぁ・・・」
早貴は半開きの目で、微かに隙間のある唇から涎を流していた。
『どうだ、これがキスだ。何も考えられないだろう』
こくん、と頷く早貴に微笑みかけて、俺は穿いていたズボンと下着を外した。
「・・・?!」
『見るのは初めてか。まあ、そうだろうな。これが男の象徴というものだ』
目を丸くして屹立したそれに釘付けになっている。
『そうだ、早貴。お前はフェラチオは初めてかな』
「な、なんて?わかんない・・・です」
知ってて聞いた。その返事が聞きたかった。慣れた雌では有り得ないやり取りだからな。
『これを咥えて、歯を使わず舌と口の中で撫でるんだ』
「で、出来ません!無理です、そんなの!」
これも処女なら当然の反応だな。さてどうするか・・・だが、こういうのはやってみなくては分からない。
『いきなり咥えなくていい。まずは舐めてみるんだ』
「・・・・・・・・・」
それで安心したのか、早貴は俺の前にしゃがんで、可愛らしい舌を出して、触れた。


1 どんな味だ?
2 どういう感触だ
3 ・・・安心したか?怖くないだろう 



1 


3で
なんか背徳感がハンパないなw
やさしく教えてあげよう 



『・・・安心したか?怖くないだろう』
「・・・・・・」
じっと俺を見つめて、こくんと頷いた。
なんと初々しい奴だ。こんな人間の雌など初めてだぞ。今まで効率を考えて処女は敬遠していたが、俺は愚かだった。
早く経験したがっていたくせに知識を身に付けていないなど、堪らぬ。実に淫乱で直情的だ。
『次は咥えてみろ。噛むんじゃないぞ、包む様にな』
「あ〜〜・・・ん、んん」
性器を咥えながら上目遣いで次の指示を待っている。
これが場数を踏んだ雌ならば恥じらいもなく厭らしい音を立てるのだが・・・
『そのまま、口の中で撫でる様にゆっくり顔を動かすんだ』
「もごっ、ん、んるぅ、んんん・・・!」
たどたどしく、決して上手とはいえない。初めてだからそう思うのすら良い事ではない。
だが、瞳を潤ませながらも懸命に行うその姿勢が愛しく見えた。に、人間の雌を相手に、一体どうしたのだ?
 
 
1 も、もういい。さあ・・・そろそろいくぞ、ベッドに寝なさい
2 ・・・い、いかん、射精してしま・・・うっ!
3 引き抜こうとしたら暴発し、早貴の顔に 



不覚にも2かな 



『さ、早貴、駄目だ!』
「ふえっ?!」
こ、これ以上フェラチオをされては・・・いかん、もう限界だ。まさか、処女の咥内にぶちまけるなど、インキュバスの恥だ。
『ああっ!!』
「んぶぅっ?!」
・・・しまった、つい弾みで。い、いかん、止まらないぞ。ああ・・・うああああ・・・
「・・・!」
咄嗟に手を出して、早貴が吐き出した精液を受けとめた。こっちは何とか間に合ったか。
「けほっ、けほっ、はあ、はあ・・・んん、けほっ」
『だ、大丈夫か?』
「・・・はい、もう平気です。でも、中がネバネバしてます」
・・・片手に付着した自分の精液が何故かいい気持ちでは無かった。
今までは何とも思わなかったが、今は・・・複雑な気分だ。
「次は、何ですか?」
『あっ?ああ、そうだな。次は・・・』
早貴はやる気だ。ならば俺も負けてはいられない。


1 ベッドに寝かせて正常位で早貴と繋がる
2 抱き締めて対面座位でやりたい
3 最後は激しく騎乗位で乱れさせたい 



2で 


最初は1で慣れさせてから
2と3も行きたい 



「・・・あ・・・」
早貴をベッドに寝かせて、下着もすべて外した。もう身を守る物は何もない。
『・・・早貴、あまり力むな。いくぞ』
「・・・・・・ぅ、ぁぁああっ?!」
痛みのあまり俺にしがみついてくる。肌に食い込む爪が痛い。
『く、う・・・こ、これはなかなか・・・!』
「んぅぅぅっ!く、ぁっ、あぁあああっ!!」
最初は痛がっていたが、早貴の声は次第に艶を帯びていく。
「んふぅぅ・・・あっ、あぁ、あん・・・あっ、あはぁっ」
『気持ち良くなってきたか』
「わ、わかんない・・・あっ、あっ、あっ・・・!」

いくぞ、早貴・・・お前の、膣内(なか)に・・・!


「らめぇぇぇぇっ!きゅふぅぅぅぅぅぅんっ!!」 


「はー・・・はー・・・」
『大丈夫か?早貴』
純潔を俺に捧げた早貴は、抱かれながら肩に顔をあずけて深く呼吸している。
「・・・っと・・・」
『何だって?』
「・・・もっと、して、下さい・・・」
『な、何を言ってるんだ。痛くないのか?』
早貴は微かに頷いたが、それでもしたいと告げた。まったく・・・大人しそうな顔をして、何という淫乱な娘だ。
だが、インキュバスと性交した雌が更に求めてくるのは珍しくない。それが初体験であっても。
「は、あっ、あっ、あっあっ、あっ」
抱き締めながら今度は対面座位で引き続き早貴を犯していく。
体に性が注がれていくのが肉棒を通して分かった。少しずつ、だがこれが確実に力になるのだ。
『早貴・・・うっ、ああっ』
「んっ、んんっ、あんっ!あんっあぁんっ、あぁあっ!」
いい声だ、早貴、もっと・・・鳴け、叫ぶんだ!

「ああ・・・あっ、きゅふぅぅぅぅぅぅんっ!!」 

「はふ・・・はっ、はぁ、は、はぁ・・・」
さすがに連続でしては、初めてでは堪えるだろう。今宵は実にいい性交をし・・・
「もっとぉ・・・」
『さ、早貴!?』
「もっとぉ!もっとぉぉっ!」
なんと早貴は、ベッドに仰向けになっている俺に跨り、自ら腰を落としてそれを挿入し・・・
「あっ、あんっ!あんっあん!はぁっ、ぁあああ!!」
『さ、早貴ぃぃぃ?!そんなにされては、うぁあああ!!』
つ、ついさっき迄処女だった者が、雄から主導権を奪うだと?!一体何がどうなっているのだ!
「あ・・・おちんちん、むくむくしてるぅ・・・あはっ、もっとぉ!もっとぉぉっ!!」
『い、いかん、あぁあああ・・・!!』
「あふぅ、出てるぅ!すっごぉ・・・あ、ああ・・・!」

まさか、このインキュバスたる俺が、雌に、い、いかされ・・・・・・


「うぉぉぉぉぉぉぉ!!おあ、あぁあああ・・・!!」 



『・・・夜明け、だな』
「・・・・・・・・・」
早貴は俺に抱かれながら、恥ずかしそうに見上げた。
「・・・名前、なんていうんですか?」
『黒羽晶、だ』
早貴はにこっ、と笑って、もう一度目を閉じた。

〜〜〜〜〜〜〜

「それじゃ、私は学校に行きます」
『気をつけてな』
「はい!あの、ありがとうございました」
深々とお辞儀をして早貴は朝の人混みに紛れた。
・・・久々にいい雌と性交したな。

だが、足りない。まだあのサキュバスを叩きのめすには魔力が足り無すぎる。
・・・俺に休んでいる暇は無いみたいだな。 

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