電話番号を交換してから週に何回か中島と話している。
あいつは受験のためあまり長い間は話せないが、それでも俺にはいい刺激になっている。
¨へえ〜、じゃあそこのコンビニ行けば会えるね¨
「いいよこなくて。ほらあれだ、緊張するから。誰かさんが厳しく仕事をチェックしそう」
¨べつに何も言わないよぉ〜。今度行くよ、ひやかしに¨
「だから来なくていいってば・・・」
なんだか、中島と話しているとガキのころに気持ちが戻る様な気がする。
と言っても・・・ミヤビがいうみたいに俺もまだまだガキだけどね。
いまだに自分じゃ起きられないし、バイトに遅刻しそうにはなるし、空回りしまくりだし。
別につらいわけじゃないけど、やっぱり物事は理想通りにはいかないんだよな。
¨ごめん、塾に行かなくちゃ。じゃあまたね  君¨
「ああ、また話そうな。くどいけどバイト先には来なくていいぞ、本当に」
¨はいはい、私に来てほしいのはわかったから¨
 
中島は相変わらずだった。
そう、まだこの時までは・・・・・・
 

今日はバイトが休みで遅くまで寝るつもりだったが、やっぱりできなかった。
「り、リサコ?!」
『・・・ゆ?きゃ!な、なんで  がりぃの部屋に寝てるのぉ?!』
「ちがうよ、お前が寝呆けてたんだろ」
誰かの寝息が聞こえて目が覚めたら、隣にリサコが寝ていた。
実はこれが初めてじゃなくて、前にも何回かあった。夜中トイレに起きて、寝呆けて俺の部屋で寝てしまう。
『  さん!何やってるんですかぁ?!』
「ゆ、ユリナ違うんだ、これはリサコが寝呆けて」
『ご、ごめんなさ・・・う、うぇえ』
「泣くな!リサコは悪くないから泣くな、お願いだから」
また部屋が揺れたらたまったもんじゃない。こないだ机が倒れて戻すの大変だったんだぞ。
 
朝から変な汗かいた・・・ふう、やれやれ。
気を取り直して携帯を見ようとしたら丁度電話がかかってきて・・・
ま、まさか店長からか?休みが出たから代わりにとか
「・・・中島か」
なんだ・・・まったくおどかすなよ。でもこんな朝早くから何の用事だ?
 
¨・・・  君・・・¨
 
なんだか、少し落ち込んでる様な声だ。気のせいだろうか・・・?いや、でも普段よりは低い。
「おはよう。何かあったのか」
¨・・・助けて¨
た、助けて・・・?!
おい大丈夫か、何があったんだ!中島!
 
 
1 お、落ち着かなきゃ。中島に何があったのか聞かなきゃ
2 誘拐されたのか?!大丈夫か?!
3 ロボ´∇`)<なんだか嵐の予感! 



3いきたいがめんどくさそうw

無難に1 



そんな弱々しい声で助けを求められたら誰だってあわてるに決まってる。
だ、だけど落ち着かなきゃ。俺が落ち着かないと中島がますます不安になってしまう・・・
¨助けてぇ・・・¨
「中島、何があったんだ」
¨・・・・・・¨
「すぐ答えなくていいから、ゆっくり答えてほしいんだ。な?」
なるべくゆっくり、聞き取りやすいように話し掛けたつもりだ。でも・・・ちゃんと聞こえたかな
¨あのね・・・私、こないだ、塾のテスト、あまり点数が良くなかったの¨
「ああ、そうなのか。それで・・・?」
¨お母さんに見せたら、注意されたの。それで言い合いになっちゃって・・・¨
声が震えきたので、それ以上はもういいと言ってしゃべるのをやめさせた。
そうか・・・親と喧嘩しちまったんだ。だから、どうしていいのかわからず電話してきたんだな。
 
でも・・・・・・そんなに思い詰めたりするのかな。親と喧嘩するのって。
喧嘩どころかまともに会話すらない俺には気持ちがよく分からなかった。
だけど、まさか中島にそんな事を言えるわけがない。
大丈夫か?中島、いまどこにいるんだ。たぶん家にはいられないだろうから・・・
 
 
1 図書館・・・か、わかった
2 駅前だって?なんでそんなところに
3 え?!お、俺の家の近く?!す、すぐ行く! 



3にしとくか

てかロボいたら困るなw 


3ですね 


3で! 



中島はさっきよりは多少落ち着いてきた様に感じる。でも、声だけじゃ詳しくはわからない。
「お前、どこにいる?」
¨・・・家の近く¨
「自分の家か」
¨ちがう。  君の家¨
それを聞いて思わず声を張り上げそうになったが、なんとか踏みとどまった。
いけない、家の中にはみんながいるんだぞ。もし電話してるのがばれたら・・・考えただけでも冷や汗が止まらない。
「す、すぐ行くから。だからそこから離れるなよ」
¨うん、待ってるね¨
 
ユリナ達に出かけると言ってそそくさと家を出た。幸いな事に感付かれなかったみたいだが・・・
中島、どこだ。どこにいるんだ?近くって言ってたよな。家の近くにいるはず・・・
「な、中島!」
「きゃっ?!ああ、びっくりしたぁ。脅かさないでよぉ」
いた・・・中島。本当に近くにいたんだな。マンションの入り口に立ってた。
オレンジのワンピースに・・・赤縁のメガネか。コンタクトをしてる余裕はなかったみたいだな
「よ、よう。思ったよりは元気そうだ・・・な」
「う・・・うん、落ち着いたから・・・」
 
 
1 とりあえず涼しい場所に行こう、話はそれからだな
2 思わずそのワンピースかわいいと言ってしまう
3 ロボ*^∇^)||<  さん忘れ物で・・・・・・! 



3で騒ぎになって1って感じでw 


2いってみよう 



なんだか、着のみ着のまま飛び出してきたって感じだな。
髪も下ろしたままだし、さっきも思ったけどコンタクトする暇なくてメガネだし・・・
で、でも、なんだかその着飾らないのが・・・い、いいっていうか・・・
「な、中島さぁ、その服」
「あ、これ・・・い、急いでたから、近くにあったの適当に着てきたの」
「かわい・・・い、な」
 
俺いま何かいったか?え、確かかわいいとか・・・うわわわ
 
『  さぁん、忘れ物ですよ!携帯忘れてます!』
「わ?!ゆゆユリナ?!」
なんてタイミングだ。こないだは鉢合わせしそうでギリギリセーフだったが、こりゃアウトか
「誰?知り合いなの?」
「あっ?!ああ、まあ・・・その〜」
『あら、この人・・・こないだ公園で話してましたよね、確か』
ゆ、ユリナ、だめだろそういう顔しちゃ。中島とは初対面、じゃないが顔合わせは初めてなんだからさ・・・!
『・・・・・・・・・』
「・・・・・・・・・」
おいおいユリナ、そんな高いところから見下ろすなよ。中島、ちょっと怯えてるじゃないか
 
 
1 け、携帯ありがとう!じゃあなユリナ!
2 中島の携帯が鳴った、誰から?
3 そうだ、ユリナに中島が悩んでるのを相談してみるのはどうかな 



3で 



「あ、あの・・・」
中島をさらに不安にさせてどうすんだよユリナ・・・もう、お前は・・・
・・・そうだ。せっかくだし、中島の悩みをユリナに相談してみるのもいいかもしれない。
「中島、ちょっと話があるんだけど」
『なぁんですかぁ?いまお取り込み中です』
「ユリナじゃない、中島に話があるんだよ」
中島に耳打ちするのも怪しまれるから、それとなく悩みがあるとユリナにわかる様に問い掛けた。
「あの事さ、この子に・・・ユリナに相談してみたらどうかな」
「え・・・でも、いいの?いきなり話して迷惑、じゃない・・・かな・・・」
 
口ではそう言ってるふうに見えるけど・・・初対面の人に悩みを打ち明けるのは抵抗があるみたいだな。
ど、どうしよう。ユリナの顔がだんだん無表情になっていくぞ。怖いからやめろって言ってるじゃないか
 
 
1 悪いなユリナ、また後でな・・・友達と約束があるんだ
2 『悩みがあるならお聞きしますよ』とユリナが笑顔になった
3 ロボl∂_∂'ル<どしたのみんな、そこで固まって 



1で 



「ユリナ、悪いな。友達と約束があるんだ。また後でな」
『そう、ですか。だったら仕方ないですね・・・』
ちょっと寂しそうな顔をするユリナを見ると、なんだか胸が痛むよ。
「行こう、中島」
「う・・・うん・・・」
なんだか、また微妙な雰囲気になっちまった。取り敢えずユリナが怒らなかっただけでもまだましか。
怒って耳から水蒸気を噴き出すのを中島が見たら、なんて思うだろうな。
まず間違いなく人間じゃないと疑うかもしれないし、この場はこうするしか・・・
 
家を離れて近くのファミレスに入った。
外は蒸し焼きになりそうなくらい太陽が照りつけてたのに、ここは寒いくらいだぜ。
「お前何がいい?」
「オレンジジュース」
「好きだな、相変わらず。じゃ俺もそれで」
 
・・・会話が、続かない。いけるかなと思ったが・・・
しばらくして、この沈黙を破ったのは中島だった。
 
 
1 「さっきのメイドみたいな人・・・知り合い?」
2 「なんか私、ちょっと疲れちゃった・・・」
3 何か言い掛けたのかと思ったら「くしゅん!」って俺の顔に・・・ 



今から参加します
普通なら1ですが3もきになる。
1→3で 


3で 



「さっきのメイドみたいな人・・・知り合い?あの背が高い人」
「あ・・・う、うん。その・・・まあ、一緒に住んでるんだよ」
口を滑らせたかと一瞬思ったけど、別に変な言い方はしてないから平気・・・のはずだ。
「そうなんだ。お手伝いさんがいるなんて、  君の家って変わってるよね」
「へ、変じゃないだろ、お手伝い・・・がいても」
「変だよ。普通のマンションにいるんだもん、キュフフフ」
笑った。よかった・・・わ、笑ってくれたなら安心だ。さらに質問責めされるかと思ったが・・・
「でも、お父さんもお母さんもいつも家にいないし、いてもおかしくはないかな」
「そうだろ。まあ、うちの親はちょっと変わってるけどな」
「私、もうずっと会ってないな。元気かな」
そういや、中島もうちの親の顔をよく知らないんだったな。
「・・・ちょっと羨ましいな。親とあまり会わないなんて」
「え?」
「だって・・・・・・くしゅん!」
何か言うのかと思ったら俺の顔に思い切りくしゃみしやがった。こいつ〜!
「ごめんごめん、ほんとごめん、ここクーラー効きすぎだから」
「うるさい。お仕置きしてやるぞ」
 
 
1 しっぺだ!覚悟しろ!
2 頭をぐりぐりしてやる
3 暴力はふるわない、そのかわりお前のおごりだ 



遅くなってごめん
2で 


1ですかね 



「いたたたた、あうう〜ごめんなさーい」
「だめだ。お前はすぐ調子にのるからお仕置きしてやる」
人がいるのも気にせず、中島の頭を握りこぶしでぐりぐりと刺激してやった。
「もう、謝ってるんだから許してよ!」
「なんだその態度は。そうかそうか、まだ足りないか!」
「いやああああ〜〜〜」
あんまりうるさいのでウェイトレスに怒られちゃった。もう高校生なのに・・・
「  君ってまだまだ子供だよね。全然成長してない」
「お前だって俺の身長追い越せないだろ、成長してないよ」
「そうゆう事じゃないの。はあ〜〜・・・おばかさん」
「うん、わかった。もっとしてほしいんだな」
してやろうと思ったけど、もう怒られるのはいやだから我慢した
「まったくぅ・・・汗かいちゃったじゃん」
「興奮してんのか?ぐりぐりされて・・・いてっ!」
すぐむきになるんだから中島は。少しは加減しろよな・・・
 
さっきは思い詰めてたみたいだから心配だったけど、すっかりいつもの中島になったな。
「ありがとう  君。私、ちゃんともう一回お母さんと話してみるね」
「もう大丈夫なのか?」
「うん・・・次はいい点取って見返してやるんだから!」
負けず嫌いだな。はは、なんだかそういうとこは俺と似てるのかも。
「じゃあね。ありがとう  君。やっぱり、電話してよかった。  君なら・・・元気をくれるって思ったから」
中島はそういうとじっと俺を見つめている。そのキラキラした目で・・・や、やめろぉ、照れるじゃないか////
中島、メガネも似合うぞ。できれば俺の前ではメガネで・・・なんて、言えるはずもない。
 
ファミレスを出て中島と別れて、俺は高揚した気分のままつっ立っていた。
はあ・・・なんか、中島の笑顔ってやけに頭に残るなぁ。笑い声も可愛いし・・・
 
前は、中島を可愛いと思うとすぐ自分の気持ちに反論してたっけ。でも最近はないな。
さて・・・どうしよう。次はユリナか。どの面さげて帰ればいいのかな
 
 
1 普通に帰れば平気だろう
2 おみやげにケーキを買ってごまかそうか
3 と思ったら気配が・・・まままさか?!振り向くのが怖いんだけど 



3がみたい 


2にしとく 



『・・・・・・』
さて、次はユリナか。どの面さげて帰れば
『・・・・・・  さん』
はっ?!この声は・・・それにこの気配、いやまさかいくら何でもそうタイミングよくいるはずがない。
「うわ〜〜〜〜〜〜!」
『うるさいですよ、周囲の方に迷惑です』
いるんだよなぁ・・・だってユリナだもんな。
そういや前から思ってたんだけど、ユリナはなぜか離れた場所でも俺を見つけるのが上手いよな
『お友達との約束は終わりましたか』
「ああ、うん」
『良かったですね、あの人、笑顔でした』
見てたの?!やだなぁユリナったら、のぞきなんて男のやることだぞ。
ユリナ・・・怒って、ないのか?その笑顔が自然に見えるんだけど・・・
『暑いから帰りましょう。でもその前に』
ユリナが腕を引っ張って、近くのケーキ屋につれていこうとしている。
「悪いけど持ち合わせが」
『・・・・・・』
うわ、また無表情に・・・わかったよ!もう
つまりあれだろ、ケーキくれたらこの事は忘れてあげますっていう・・・
「好きなの買うよ」
『ありがとうございます!  さん、好きです♪』
いつも可愛いユリナだけど、今日はちょっと・・・いろんな意味で怖いぜ。
 
怒らせたら怖いのは人間もロボットも変わらない、か 


ロボ´・_・リ<早い・・・ ロボ´・_・リ<・・・早うち (; 俺)<なんでこっちを見るの ロボ´・_・リ<長い・・・ ロボ´・_・リ<おちん・・・ ノソ*^ o゚)<?! 从*・ゥ・从<柿ピーやっとく? 从*・ゥ・从/<柿ピーばっかりじゃつまんないから、台風呼んできた (;教師)<矢島・・・しゃれじゃすまんぞ 从*・ゥ・从ゞ http://naruserv.ddo.jp:10703/maasa/img/maa521.jpg (*教師)<すす須藤・・・俺の理性を崩壊させるつもりか?! リ ・一・リ<わん!わん! (o・v・)<あついからだきつくなでしゅ・・・ 从*・ゥ・从<執事さん、甲子園いこ! 从*・ゥ・从<あたしの豪速球&七色の魔球と豊満な体で深紅の優勝旗持ち帰るんだから! リ ・一・リ<豊満? 州*‘ -‘リ<ほうまん? ノk|‘−‘)<・・・・・・ えーと選手?チア? チアなら豊満な身体も確かに必要だけどっちかっていうと選手な体つき… リ ・一・リ<そうだね、舞美ちゃんは無駄が無いね 州*‘ -‘リ<・・・・・・ ノk|‘−‘)<ひきしまりすぎてるかんな 从#・ゥ・从<無駄なものがある人たち乙とか言って!! 州´・ v ・)<執事さん緊縛! 州´・ v ・)つ[縄]<阻止されなかったしお言葉に甘えて… (執事)<お断りします (執事)<もう一度お断りします 州´・ v ・)<嫌だ ノノl∂_∂'ル<じゃあ間を取って愛理を縛るってのは? (マネ)<じゃあそれで!!!!!!!! マネl∂_∂'ル<あんたはあっちで縛ってあげるから!         <ほら帰るよ! マネl∂_∂'ルつ<マネ)<痛い痛い痛い!雅ちゃん痛いってばぁ… (;執事) シツジ;´・ v ・) シツジl;∂_∂'ル リ ・一・リ<ツアーに備えてエネルギー補給します! ロボ*^∇^)||<過剰摂取は故障の原因ですよ ノk|‘−‘)<せんせぇとおとまり・・・ ノk|*‘ρ‘)<縄と蝋燭を忘れちゃダメだかんなハァハァ その縄と蝋燭は何に使うんだw ノk|*‘ρ‘)<・・・ ノk|*//ρ//)<いやん♪ (;教師)<最近有原の時折見せる目付きがやばいんだが・・・