変なの・・・なんで雅お姉ちゃんあの時あんな質問りぃにしたんだろ。
(もしお兄ちゃんが梨沙子ちゃん以外の女の子を好きになったら・・・どうする?)
その時はまよわずにそれでもお兄ちゃんが好きだって答えた。だって、好きなんだもん。
あれからまたお兄ちゃんに会ったけど、いつもと変わらない様に見えた。
 
・・・お兄ちゃんがりぃ以外の子を好きだなんて、いままで考えたことなかったもん。
もしかしたら雅お姉ちゃん、何か・・・見たのかな。お兄ちゃんが誰かといっしょにいたところとか・・・
う〜〜ん、ふだんあんまり何かを深く考えたことないから頭痛くなりそう。
でも・・・気になる。お兄ちゃん・・・まさか、りぃ以外の誰かと・・・?
やだ、そんなのやっぱりやだ。お兄ちゃんのことキライになりたくないもん。
で、でも・・・やっぱり気になっちゃう。こうなったらちょっと悪いことしちゃおうかな
こっそりお兄ちゃんをびこうしちゃうとか。こないだ、家まで追い掛けたらびっくりしてたっけ
・・・いいのかな、なんか、いやな予感がする。追い掛けたいけどそうしちゃいけない、そんな予感が・・・・・・
 
 
1 やっぱりやめとこう
2 一度決めたらやるんだもん!
3 「あっ梨沙子ちゃん!」って桃子お姉ちゃんが。そうだ、二人ならびこうしても怖くないかも



2→3


妹梨沙子キテタ
2で


2かな



ほんとの事を知るのは怖かったけど、それでも知りたかった。
このままわからないでいるよりちゃんと知りたかったから。
それに一度決めたらまよわずにやるのは正しいって、お兄ちゃんが言ってたんだもん。よ〜し!
 
学校が終わってからりぃはお兄ちゃんのところに急いだ。
いつもみたいな近づき方じゃなくて、気付かれないようにそっと・・・
なんか、探偵さんみたいでちょっとわくわくしちゃう。でも・・・やっぱり怖いかも。一人じゃ勇気が出ないよ
「梨沙子ちゃん!何してんの、こんなところで」
「ぎゃああああ?!」
ぽん、と肩を後ろからたたかれて叫んじゃったぁ。もう、誰??りぃを怖がらせないで!
「も・・・桃子お姉ちゃん!」
振り向くとそこにはりぃとあんまり背の大きさが変わらない、桃子お姉ちゃんがいた。
「こんなところでこそこそ何してんの。まさかいけない事をするつもりじゃないよねぇ?」
そうだ・・・一人じゃ怖いけど、桃子お姉ちゃんとなら大丈夫だ
りぃはこれから何をするのか伝えた。そしたら桃子お姉ちゃんは目をきらきら輝かせて・・・
「いいね!面白そう、やってみよっか♪」
 
 
1 あっ、お兄ちゃん発見!びこう開始!
2 桃子お姉ちゃんはなんでここにいたの?
3 ねえ、桃子お姉ちゃんはお兄ちゃんが好き?



1かな



お姉ちゃんとしばらく話してると・・・あっ、お兄ちゃん発見!びこう開始!
「なんかそわそわしてるね」「隠し事してるのかもよ。お姉ちゃんといっしょに暴いちゃおう!」
桃子お姉ちゃんは冗談で言ってたけど、りぃは聞いててちょっと胸が痛かった。
お兄ちゃんがりぃに何かを秘密にしてるなんて・・・やだ、そんなのやだもん。
「ちょ、ちょっと梨沙子ちゃん、早いよ!」「あっ!あ・・・ごめん」
桃子お姉ちゃんに落ち着きなさいって言われちゃった・・・
お兄ちゃんどこ行くんだろ。教室出て、職員室かな・・・いや違う、あっちは職員室じゃない。
りぃ達は見つからないように、でもできるだけ早く歩きながら近づいていった。
 
「あっ、あそこ」「止まった・・・ね」
えっと・・・あそこは、家庭科室みたい。あんなところで何するんだろう
 
 
1 ドアが開いて人が出てきた・・・誰だろう
2 いきなり桃子お姉ちゃんが飛び出しちゃった
3 いかせない!飛び出しちゃうもん!



州*‘ -‘リノ<もちろん、1番です!


1


難しいけど1で



・・・胸が、早く鳴り始めた。やっぱりいやな予感が当たっちゃうかもしれない。
ドアがたぶん開くんだよね。そして中から誰かが・・・出てくるかもしれない
はっ、まさか・・・み、雅お姉ちゃんが・・・?!
りぃにあんな質問してたのはそういうことだったからなの?そんなぁ・・・!
 
でも、りぃの予想は違った。いや、当たってた。
違うのは出てきた相手が雅お姉ちゃんじゃなかったこと。
 
「・・・・・・・・・!」
・・・誰なの?りぃ、見たことないかもしれない。あの人・・・誰?
「う、うそ・・・ま、まあ・・・さ・・・」
桃子お姉ちゃんは驚いてるみたい。もしかして友達?
り、りぃもショックだけど、桃子お姉ちゃんもショックみたいだね・・・
いま、なんか名前呼んでなかったかな。まあ、さ、とか。あの人の名前なの?
 
「先生!会いたかったぁ////」
「遅くなってごめんな、須藤」
お兄ちゃん・・・なんでそんな楽しそうなの。どうして?
 
 
1 もう、ここにはいたくない。逃げちゃえ・・・!
2 何をするのかちゃんと見なくちゃ
3 桃子お姉ちゃんが倒れちゃった!しっかりして!



3にしよう


1
妹梨沙子キテタと思ったらなんか嫌な展開



お、お、お兄ちゃん、あんなに楽しそうに・・・!
りぃといる時と同じ笑顔だ、間違いない。何よ、誰か知らないけど違う女の子と一緒なんて
いやだ、ここにいたくない、やっぱり知らなければ良かったんだ。やっぱり、行かなかったら良かったのかもしれな
 
どさっ
「・・・お、お姉ちゃん?!」
桃子お姉ちゃん・・・気絶してる。しっかりしてよ、ねえお姉ちゃん!ねえ!
「う〜〜〜・・・せんせぇの・・・ばかぁ〜〜・・・」
・・・泣いてる、桃子お姉ちゃん。そう、だよね。お姉ちゃんも悲しいよね・・・
「失恋したぁ〜〜〜。もぉ、ここから動きたくない。ここで寝るぅ!」
えっ?!それはだめだよ、いつまでもいるわけにいかないでしょ
「やだ、ほっといて梨沙子ちゃん。お姉ちゃんは浮気されたの、ハートブレイクなのぉ!」
悲しいのはりぃだって同じだよ。もう・・・りぃより年上なのに泣かないでよ
 
 
1 仕方ないから保健室で休ませてあげよう
2 ・・・失恋?どういうこと、桃子お姉ちゃん
3 み、雅お姉ちゃん?!なんでここに



3→1→2


ここは3!
キーマンはかかせない



「だ、大丈夫?!桃子・・・!!」
ま、まだ誰かがいるみたい。まさかこの人もお兄ちゃんと会う約束してたの?
 
「り、梨沙子ちゃん?!」
「雅お姉ちゃん!なんでここにいるの」
なんだか最初は答えにくそうだったけど、本当の事を話してくれた。
雅お姉ちゃんもりぃ達みたいにお兄ちゃんをびこうしてたみたい
それで、りぃ達とは少し離れたところで見てたって・・・
「み、見たの。お兄ちゃんが・・・女の子と一緒に歩いてたの」
雅お姉ちゃんは静かにうなずいた。やっぱり・・・見たんだね。
「あの・・・梨沙子ちゃんも見たんだね、今の」
りぃも、雅お姉ちゃんと同じように静かにうなずいた。
「うぅう〜〜〜・・・もぉ、今日はおうち帰りたくないぃ。いやだ〜〜〜」
桃子お姉ちゃんもかなりへこんじゃってるし・・・
りぃもそうだし、雅お姉ちゃんも・・・へこんでる。
 
 
1 雅お姉ちゃんが「・・・お兄ちゃんのこと、これでもまだ好き?」って聞いてきた
2 桃子お姉ちゃんを休ませなきゃ。保健室いこう
3 あっお兄ちゃん戻ってきた!逃げなきゃ!



1


こういう話も必要だけど苦しいな
2→1


1

言葉に「これでもまだ好きでいられる?」という裏をこめてほしい
びちゃんのわずかながら芽生えた茉麻への嫉妬心から


2へ行きながら、1で



「うえ〜〜〜ん失恋したぁ〜〜。せんせぇのばかぁ〜〜」
床に倒れたまましくしく泣いてる桃子お姉ちゃん。このままにはできないよね、ひとまず休ませなきゃ。
「桃子・・・」「お姉ちゃん・・・」
雅お姉ちゃんと一緒に桃子お姉ちゃんを抱えて、保健室まで歩いた。
 
「あう〜〜〜、あ〜〜〜」
うなされてる・・・桃子お姉ちゃん。
「梨沙子ちゃん・・・あの子ね、わたしのちっちゃい頃からの親友なんだ」
雅お姉ちゃんはベッドのすぐそばに腰を下ろして、静かにしゃべりはじめた。
「あ・・・あの、さ。私ね・・・ほ、本当は言おうかどうか迷ったの。でも言うよ」
・・・そして、じっとりぃの目を見つめて・・・
 
「・・・お兄ちゃんのこと、これでもまだ好きでいられる?」
ええ、ええぇっとぉ、そんないきなり言わないでよぉ・・・りぃ、答えられない。
でも雅お姉ちゃんはりぃから目をそらしてくれない。きっと、答えなきゃだめなんだよね
 
 
1 うん。りぃ・・・お兄ちゃんが好き!
2 い・・・今はちょっとむり・・・だめ?
3 「やっぱりもぉもせんせぇが好きぃ!」といきなり桃子お姉ちゃんが起き上がって答えた



2はどうか


3でw


重いな・・・
2に行きかけて1とか


1と3で
苦しいけど・・・


1と3でお願いします



・・・りぃの答えは・・・
 
「うん・・・」
「梨沙子ちゃん・・・」
「りぃ、お兄ちゃんが好き。他の女の子が好きでも!」
なんか、声を大きくしちゃって、まるで自分に言い聞かせてるみたい。
「・・・梨沙子ちゃんは強いんだね。私より年下なのに」
そんな事ないもん・・・でも、雅お姉ちゃんの前で好きじゃないなんて言いたくなかった。
 
「やっぱりもぉもせんせぇが好きぃ!!」
「きゃっ?!」「も、桃子お姉ちゃん?!」
なんなの、いきなり飛び起きたかと思ったらそんな、告白なんて
「寝てたんじゃないの?めそめそ泣いて」
「うるさいよみや!もぉ泣いてないもん、暑いからお目目から汗かいただけだもん!」
さっきまでへこんでたのがうそみたいに、桃子お姉ちゃんはいつもの元気を取り戻していた。
「失恋したとかいってめそめそ泣いてたじゃん」
「だから泣いてないもん!みやこそせんせぇが好きなんでしょ、素直になったら?」
「う、うるさい!」
後でわかったんだけど、雅お姉ちゃんと桃子お姉ちゃんは古くからの友達だって
たしか小学生とか・・・りぃ、ぜんぜん知らなかった
 
桃子お姉ちゃんのおかげで、りぃもやっと元気になれたよ。ありがとう。
「じゃあさっきの人、雅お姉ちゃんだけじゃなくて桃子お姉ちゃんとも友達だったんだ」
「そうだよ。みやと同じで、もぉはちっちゃいころからの付き合いなの」
「桃子とはただの腐れ縁。茉麻とは友達だよ」
「みやうるさい!梨沙子ちゃん信じちゃうでしょお!」
気が付けばもう暗くなりそうだった。
 
¨¨¨ぐぅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜¨¨¨
 
りぃ達三人がちょうど同じタイミングでお腹が鳴って、なんか笑っちゃった。
「なんか食べてこうか」
「みそラーメンがいい!」
「じゃあいこ。桃子、一番年上だからおごって」
ありがと、桃子お姉ちゃん。なんかお姉ちゃんのおかげでりぃ、さっきより気持ちが明るくなったよ・・・
 
<Momoko's Side>
梨沙子ちゃんがさっきはっきりせんせぇが好きだって答えたから・・・
だから、もぉも自信もってそう言えたんだよ。それにこれだけ好きだから、簡単に嫌えるわけないし!
 
<Miyabi's Side>
 
さっき梨沙子ちゃんに問い掛けた言葉・・・ほんとは自分にも言ってたのかもしれない。
やっぱり、梨沙子ちゃんは強いね。ちゃんと私から目を逸らさないで先生が好きって答えたから。
 
せっかくもらった勇気・・・私、無駄にしないからね



ル*’ー’リ<・・・・・・ http://naruserv.ddo.jp:10703/maasa/img/maa521.jpg 从*゚ー゚从<先生・・・私、先生になら何をされても・・・ (*教師) ハァハァ ル*`ー´リ<う〜〜! 州*‘ o‘リ<負けないもん! ノノl∂_∂'ル<先生・・・ ロボ*^∇^)||<おはようございます