「あの・・・おば・・安倍先生がここに来てくださいって。 先生が用事があるからって・・・」 安倍先生・・・俺にお願いってまさかこれですか?そんな大事なことを忘れるなんて酷いじゃないですか。 それにしても舞ちゃんが言ってる用事って何だ?そんなことを頼んだ覚えも無いのだが・・・ 「スマン。安倍先生と行き違いがあったらしくて、何か俺に頼みがあったらしいんだけど、忘れたって言って・・・帰ってしまったんだ。」 「そうですか・・・まったくぅ・・・あの人、安倍先生はいつもああなんだからぁ・・・もぉ・・・」 舞ちゃんは呆れたように溜息を一つついた。ぷくっと顔を膨らませる舞ちゃん・・・可愛いな。 「仕方がないですね。それじゃあ帰ります。」 「そうか。それじゃあ俺もちょうど帰るところだから、玄関まで行こうか。」 俺と舞ちゃんは玄関まで一緒に行った。 1 あ、あの・・・おにいちゃん。この後時間あるかな・・・? 2 グーッ・・・ありゃ?腹の虫が・・・お腹すいたな。舞ちゃん、どこか食べに行こうか。 3 あ、矢島・・・・ (o・v・)<1 玄関で傘を広げる舞ちゃん。 「それじゃあ気をつけて帰るんだぞ。」 「あ、あの・・・お、おにいちゃん。この後忙しいかな・・・?も、もし良かったら舞と一緒につきあってくれない・・かな・・?」 舞ちゃんの顔が傘の色と一緒の真っ赤に染まった。 「うん、いいよ。俺でよければ。」 「本当?うわぁ〜良かったぁ〜舞嬉しい♪」 舞ちゃんは俺にぎゅっと抱きつき、下から俺を見つめながら微笑んだ。 「舞ちゃん・・・学校の中だよ・・・誰かに見られたら・・・」 「ごめんなさい!舞、嬉しくってつい・・・」 舞ちゃんと初めて出会ったのは10ヶ月前か、あの時は男顔負けの力持ちの不良だったんだよな。 それが今はこんなに可愛くて甘えん坊で・・・でも、あの時俺に絆創膏を貼ってくれた優しさはそのままだ。 「おにいちゃん・・・恥ずかしいよぉ・・・舞の顔そんなじっと見て・・・」 「ご、ゴメン。ちょっと舞ちゃんと再会したときのことを思い出して。」 「えっ・・・やだぁ・・・だって、あの頃の舞は乱暴者だったし・・・」 「そんなこと無いよ。舞ちゃんは正義感が強くて、とても優しい子だなって。怪我をした俺に絆創膏を貼ってくれたじゃない。」 「もぉ〜っ!おにいちゃんったら・・・舞のこといじめないでぇ・・・」 相合傘をしながら俺の腕をぎゅっと握る舞ちゃん。なんか大事なものを守るように俺の腕を握ってくれている。 腕を通して舞ちゃんのドキドキが伝わってくるよ。 1 お腹すいたね。どこかで食事しようか。 2 ゲームセンターで楽しく遊ぼうか。 3 雨の日の遊園地っていうのもなかなかおつだよね。 ここは1を選びます 716 名前:名無し募集中。。。 1だね 細かいけど再会ってのはちょっとおかしくない?w やべぇ 可愛すぎるww あ、1で >>716 スマンです。教師と舞ちゃんは小学校の教育実習のときに一度会ってるので。 街で不良から助けられた時は2度目ってことです。 それなのに初めて会った時って書いてるしorz ぐぅ〜っ・・・・ あ、腹の虫が鳴ってやがる。なんだよ、こんなムードいい時に。俺の腹の虫空気読め。 「あははっ、なんかお腹すいたね。舞ちゃんはお腹空いてない?どこか食べに行こうか?」 「おにいちゃんたらぁ。うん、舞もちょうどお腹が空いてきたな。」 「そっか、それじゃあ舞ちゃんの好きなところに行こうか。俺がおごってあげるよ。」 「でも・・・それじゃあおにいちゃんに悪いし。私だってちゃんとお小遣いぐらいあるんだから。」 「いいんだよ。これは俺が払いたいんだ。せっかく舞ちゃんが俺を誘ってくれてるんだから。ここは俺に任せてよ。」 「おにいちゃん・・・」 1 お、お子様ランチが食べたいな・・・ 2 回転寿司に行きたいな 3 お肉スキスキー焼肉食べたい♪ い、1でww 1w 1www 1しかないw 「あ、あのね・・・舞ね・・・お、お・・・」 「舞ちゃん?」 「お、お子様ランチが食べたいのっ!」 真っ赤な顔をして俯く舞ちゃん。冷たい雨にもかかわらず舞ちゃんの体温が熱くなるのを感じた。 「いいよ舞ちゃん。舞ちゃんのお願いだからね。」 「おにいちゃん・・・ありがとうっ♪」 舞ちゃんの顔に笑顔が戻った。最近大人びた表情を見せる舞ちゃんだけど、こういう純粋無垢なあどけない笑顔もたまらいよ。 俺と舞ちゃんは駅前のファミリーレストランに入った。 「いらっしゃいませ。ご注文お決まりですか?」 「それじゃあお子様ランチとハンバーグプレート。ドリンクバーも付けて。」 「か、かしこまりました・・・」 ウェイトレスは俺の顔をいぶかしげに見ながら厨房に向かった。 「やっぱりこの年でお子様ランチって変かなぁ・・・」 「そんなことないって。お子様ランチは子供だけしか食べられないって決まりは無いんだから。」 「そうなの?」 「名前はお子様ランチだけど、食の細い女性が食べられるようにってインタネットにも書いてあるんだから。」 「そうなんだぁ。おにいちゃん物知りだねっ♪」 舞ちゃんは顔をくしゃっとして俺に微笑んだ。 「・・・・」「・・・・」 注文の品がなかなか来なく、ふと2人の間に沈黙が生まれてしまった。 なんか話さないとな。そう言えば、俺って舞ちゃんのことをほとんど知らないな。 実習の時の思い出とここ最近の話題ぐらいしか・・・ 1 舞ちゃんのことについていろいろ聞いてみる 2 そう言えば岡井と仲がいいんだよな 3 この前屋上で矢島と・・・ とりあえず1w まずは知らなきゃ1 1と2、少し3 舞ちゃんのことをもっと知りたいな。家族の話は・・・両親が亡くなったんだよな。聞くのはよそう。 普段どんなことをしてるのか、友達の話しとか・・・・ 「舞ね〜最近お料理に凝ってるんだ〜♪得意なのはいんげんと豚肉のからし和えなんだよ。今度おにいちゃんに作ってあげるね♪」 「ちさとは小学生のころからの友達なんだ〜♪」 「そう言えば、前に岡井と小学校の時に知り合ったって言ったよね。」 「うん、おにいちゃんが教育実習終わっていなくなった後に・・・舞またいじめられてたの。」 「舞ちゃん・・・」 「そんな時にちさとが私のことを助けてくれたんだ。『この子をいじめるんなら私を倒してからにしなさい!』って」 「あの岡井が・・・」 「それで、クラスの子が束になってちさとにかかっていったんだけど、結果はちさとの圧勝。」 「すごいな・・・」 「その後、『いい、自分が強くならなきゃ変われないんだよ』ってちさとに言われて・・・それがきっかけで空手や合気道を習うようになったの」 「そうだったんだ・・・」 「でもね、強くなりすぎてちさとに文句言われちゃった。『ずるいよ。ちさとより強くなっちゃぁ』って。おかしいでしょ♪」 舞ちゃんは笑顔でいろんなことを話してくれた。 辛いことがたくさんあったのに、今こうして笑顔で話してくれるのは舞ちゃんにいい出会いがあったからなんだな。 「あっ♪お子様ランチがきたので食べるー♪」 届いたお子様ランチに目を輝かせる舞ちゃん。本当に可愛いな。天使の笑顔ってこういうのを言うんだな。 「おにいちゃん、唇のはじっこに食べかす付けちゃってるよ。取ってあげるね♪」 「いいよ、自分で取るから。」 「だーめっ!ほら動かないで・・・ほら取れた。ダメだよ落ち着いて食べなきゃ。ぱくっ♪」 「舞ちゃん・・・」 すごく照れくさかったけど、イヤじゃなかったな。 楽しいランチを過ごしている間に雨は上がっていた。 「おにいちゃんごちそうさま♪本当にいいの?」 「だから舞ちゃんは気にしないでいいんだよ。舞ちゃんと楽しい時間を過ごせたんだからお安いもんだよ。」 「ありがとう。優しいおにいちゃん、大好きだよっ♪」 舞ちゃんは俺にぎゅっと抱きついてくれた。 「あのね・・・今日はパパの誕生日だったんだ。舞がちっちゃいころ、レストランにパパと一緒に行ってお子様ランチを食べるのが楽しみだったんだ。」 「舞ちゃん・・・」 「私が小学校に入った年、パパが言ってくれたんだ。『パパの誕生日にまたレストランに行ってお子様ランチを食べようね』って。」 「・・・・・」 「でもその年の4月の連休前にパパとママは・・・」 舞ちゃんの言葉はそこで途切れてしまった。そして舞ちゃんの嗚咽が聞こえ、舞ちゃんの零れた涙が俺の胸を濡らしていた。 そんな舞ちゃんを俺はぎゅっと抱きしめ、あやすように頭をそっと撫でていた。 どれくらいの時間が経ったのだろう。 舞ちゃんはようやく落ち着きを取り戻し、俺に笑顔を見せてくれた。 「おにいちゃんゴメンね。せっかくの楽しい時間だったのに。」 「そんなこと無いよ。舞ちゃんも辛かったのに俺に大事な話を打ち明けてくれて。」 「おにいちゃんだから・・・言えたのかも。って、なんかずうずうしくってごめんなさい。」 「舞ちゃん。遠慮なんかしちゃだめだ。だって俺は舞ちゃんにとって・・・」 「舞にとって・・・?」 1 フィアンセなんだろ 2 お兄ちゃんなんだろ 3 先生なんだろ 難しいな・・・ 1だ! わからんw 1かな 「俺は舞ちゃんにとって将来結婚を約束したフィアンセなんだろ?だから俺と舞ちゃんは家族同然だ。そんな俺に遠慮する必要は無い。思いっきり甘えて、泣いていいんだよ。」 「おにいちゃん・・・あははっ♪」 「おいおい、舞ちゃん酷いじゃないか。」 「ゴメンなさい。でも、嬉しいんだよ。嘘でも私の昔の約束を守ってくれて・・・」 「舞ちゃん・・・」 「おにいちゃんかっこいいから、きっと他の人にもてるし・・・私みたいな子供なんかとても・・・」 「そんなこと無い。舞ちゃんはとても魅力的な女性だよ。笑顔もすごく綺麗で、なんか癒されるんだ。」 「おにいちゃん・・・・ありがと。舞、もっとがんばっておにいちゃんに似合うような女性になるよう頑張るんだ。」 「舞ちゃん・・・」 「もしその時が来ておにいちゃんが一人だったら・・・私と・・・これは私の決意表明だよ♪」 俺の唇に舞ちゃんの柔らかく温かい唇がそっと触れた。 「それじゃあおにいちゃんまたね。バイバイ♪」 恥ずかしいのか舞ちゃんは俺に背を向けて一目散に駆け出していった。 「舞ちゃん・・・」 俺はそんな舞ちゃんの姿をただ見送ることしかできなかった。
リ|*‘ヮ‘)|<ねぇ執事さん・・・今日って何の日か・・・ リ|*‘ヮ‘)|<そうよ、どうせ忘れてるに決まってるのよ リ|*‘ヮ‘)|<そうよきっとそうなのよ (執事)<あれ・・・カレンダーに「愛」なんて書いてあるぞ 壁|‘ヮ‘)| ドキドキ Σ(執事)<あっ!まさか! 壁|//ヮ//)| キターー!! (執事)<やだなぁもう・・・「天地人」は明日じゃないか!おっちょこちょいな人がいるなぁ書き直しとこう 壁|#‘ヮ‘)| ビキビキ リ|#‘ヮ‘)| リ|;‘ヮ‘;)| リ ・一・リ<わん! (執事)<・・・・・・・ Σ(執事)<あっ!まさか! 壁|//ヮ//)|<(今度こそキターー!!) (執事)<高橋さん!もしかして明日何か・・・!? 川*’ー’)<?? なんも知らんやよ (執事)<ソッカー 壁|#‘ヮ‘)|<(ソッカーじゃねぇだろ・・・) 壁|*‐ヮ‐)|<ZZZ・・・ (o・D・)<おにいちゃんおはよっ♪ リ|*‘ヮ‘)|<666は獣の数字よ リ|*‘ヮ‘)|<悪魔の力があがるのよ (執事)<はいはい、そーですねwww (*執事)<(最近の愛お嬢様は大人しいから・・・) (*執事)<(それにもう一回しちゃってるし・・・そうそうおびえなくてもいいだろうwww) リ|*‘ヮ‘)<・・・・・・ リ|*‘∀‘)| 从o゚ー゚从<まずは先生と生徒の関係から一歩抜け出さないと 从o゚ー゚从<そのためには… 从;゚ー゚从<……どうしたらいいんだろう… 从o゚ー゚从<思い切ってデートに誘っちゃえ! 682 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/06/08(月) 11:16:46.20 O |∂_∂'ル<茉麻・・・先生・・・ ノノlノ_∂'ル<あたしどうすれば・・・ 从o゚ー゚从<恋する女はきれいさぁ〜♪ ノノl∂∀∂'ル<執事さんの部屋の床にびっしりまきびしまいとこう ノノl∂∀∂'ル<晩ご飯の中にタバスコいっぱい混ぜちゃえ ノノl∂∀∂'ル<執事さんの着替え全部隠しちゃえ (;教師)<こっちの夏焼は活発だな・・・ (;執事)<悪さが過ぎてて困ってるんですよ・・・先生からも厳しく指導してくださいよ (教師)<指導・・・・・・ (*教師)<ま、まぁ君の許可、いや頼みとあらば指導してやらんこともないが・・・ ノノl#∂Д∂'ル<ああん?勝手に決めるなっ! ノノl#∂_∂'ル<たかが1、2回しただけでわかったような顔しないでよね・・・フン! (;執事)<こ、怖いです雅お嬢様・・・ 壁|ネ)<こっちの雅ちゃんはもっと怖いぞ・・・ >教師編のみやびちゃんはまじめで友達思いの常識人 ノノl*∂_∂'ル<・・・そ、そんな大したものじゃ・・・ >執事編のみやびお嬢様はいたずら好きで子供っぽい自由人 ノノl∂_∂'ル<『美人で巨乳』が抜けてるよ