しかし、いったい誰が何の目的でエリカを作ったんだ?
ユリナ、サキちゃん、ミヤビのデータを盗む事自体もあれだが、ああやって上位機種を造り出しちまうなんて・・・
 
そんな技術を持ってるのは俺の思い当たる人間だと、親父しかいない。
だが、いくらなんでも連絡のひとつくらいはしてくるはずだし・・・
わかんない。考えれば考えるほど見えない、造った人物像も、その目的も。
何か嫌な予感がしてならない。このまま、別に何も悪いことが起きなけれりゃいいんだけど・・・
 
「ユリナ、もうここでいいよ」
『危険です!学校の中でも安全だって限りません!』
「だ、だからついてきちゃ・・・目立つんだよその格好は」
エリカに襲われてからユリナはいつも俺にくっつく様になった。
(あなたは私がお守りします!)と言ってどうしてもきかず、仕方なく登下校だけ一緒にいるのは許可したんだけど・・・
「学校には入らない約束だろ?なあユリナ、俺にも色々あるんだ。知られたくない事とか」
 
やっぱり、家の事は学校には持ち込みたくないし・・・
『嫌です!あなたは私が守るんです!』
ユリナの悪いところだな。融通がきかないというか、頑固というか。
 
 
1 言うこときかないとトマト食べさせるぞ!
2 ユリナが泣き出した。はぁ・・・もう
3 ・・・いっそ今日はさぼろう。ユリナとデートしたいな 



1→2→3w 


1→2→3でお願いします 



「何あれ・・・」「うちってあんな制服あったっけ?」
ほらやばいよユリナ、道行く生徒がみんなこっち見てる。
「たのむユリナ、ここで帰ってくれ。また下校する時迎えに来てくれれば・・・」
『だめです!あなたを一人にはできません!』
まったく、本当に世話が焼けるな。仕方ない、あんまり言いたくなかったが・・・
「言うこときかないとトマト食べさせるぞ!」
それを聞いたせいか、だんだんユリナはおとなしくなって・・・と思ったら今度は目を潤ませてきた。
『そ、それは嫌ですぅ・・・嫌、ぐじゅってしてるのが嫌ぁあ〜〜〜!』
ああもう、今度は泣き出したか。やめろ、そんな大きな声で泣かないで・・・頼むユリナ。
周りの生徒は何やらひそひそ話をし始めた。ま、まずい、ここにいたら・・・
 
ひとまず校門から離れ、周りにあまり人がいない方へ来た。
「・・・ごめんユリナ。もう意地悪しないから」
『ほんとですか?』
ぐす、と鼻をぐずらせるユリナの頭を撫でてなだめた。
「今日はさぼりだ。デート・・・しようか」
『だ、だめですよ。学校は真面目に行かなきゃ』
「・・・たまにはいいんだよ。人間は息抜きも必要なんだ」
ぎゅ、と手を握ったら少しだけ笑ってくれた。やっぱりユリナの笑顔はいいなぁ
 
 
1 ゲーセンいこうぜ
2 ユリナがカラオケに行きたいと言い出した
3 一度家まで帰り、自転車で二人乗りドライブしたい 



3いいねえ 


今から参加!!
3で 



せっかくのデートだし、ただ歩くのもあれだな・・・そうだ、一度家まで帰ろう。
「いこ、ユリナ」
『か、帰っちゃうんですか?』
「すぐ出るよ。乗りたいものがあるんだ」
 
 
一応ユリナには着替えてもらった。メイド服はちょっと目立つから、学校の女子の制服に。
『こ、これ・・・わぁ、嬉しいです!』
前にユリナとデートした後に制服も着たいと言ってたから、学校に頼んだ。
理由をつけるのが大変だったがそれも今は懐かしいな。
「いこうぜ、ユリナ」
『はいっ♪』
ちょっと窮屈だが、毎日学校まで乗る自転車にユリナと一緒に乗り込む。
俺の背中にぴったりと密着しているユリナの・・・控えめな胸。
ひ、控えめのはずなのに、密着してるとなかなか・・・
ユリナは背が高いので座っても俺と頭の高さが同じくらいだな。はは、ちょっとバランス悪いけど・・・ちゃんと走れるぜ
『だ、大丈夫ですか?ちょっとふらふらしてますけど』
「大丈夫だよ。うん、心配・・・な、ない・・・」
 
まさか本人には言えないけど、ユリナ・・・結構重いな。
見た目は人間でもやっぱり中身のせいで・・・だけどこれぐらいなんともない。
 
 
1 ゆっくり川沿いを走ろう
2 街の中を走ってみる
3 たまたま買い物中のサキちゃん、ミヤビと鉢合わせ・・・あわわわ 



1かな 


まったりと1で 



家から少し行ったところにある川原の方に出た。
『わぁ〜!風が気持ちいいですねぇ〜』
「夏になると蒸し暑いけどな。今の季節は涼しいんだ」
 
よく小さいころはここでみんなと遊んだっけ。夏は泳いだり、冬でも鬼ごっこしたり・・・
『まだ朝早いですからあまり人がいませんね』
ユリナの長い髪が風になびいて・・・すごく綺麗だよ。
ちょっと変わったきっかけだけど今度は俺からデートに誘った。
考えてみたらユリナ達はまだ外の世界の事をあまり知らないんだったな。
だから、目に見えるものや肌で触れるものが新鮮みたいだ。
『鳥さんが電線に止まってますね。あ、あっちにも!』
そんな些細なことで喜んでいるユリナがとても可愛くて・・・
よ、よそ見運転は事故のもとなんだけどつい振り向いてユリナの顔を見てしまう。
 
ほんとに・・・か、かわいい笑顔だよなぁ・・・////
 
 
1 バランスを崩して転んで・・・ゆ、ユリナ、パンツ見えてる////
2 わっやば!車が・・・避けきれない、と思ったらユリナが俺の前に・・・
3 『今度は私が運転していいですか?』と言われた 



ん〜1でwww 


1かねえ 



怒った顔、泣き顔、悲しそうな顔、どの顔もユリナは魅力的だ。一番素直に顔に感情が出る子だと思う。
でも・・・さ、やっぱり・・・笑ってるユリナはすごくキラキラしてるっていうか・・・////
あははは、な、なんだ、なんかおかしいぞ俺。ちゃんと運転しないと転んで・・・
あ、あれ?なんだ、急にペダルが重くなったぞ。ちょっとの間漕ぐのを忘れてたか!やばい!
 
『きゃあっ?!』
「うわ〜〜〜!」
 
いけねえ・・・バランス崩して転んじまった。いててて・・・ゆ、ユリナは無事か?
『いたぁ〜〜い・・・』
「ごめんユリナ、大じょ・・・・・・?!」
倒れた自転車よりユリナの方が心配で声をかけたら、み、見ちゃった。
すす、スカートの中・・・青と白の、太い縞模様のパンツ・・・////
ユリナの説明書に縞模様の下着が好きだと書いてあったのを思い出した。
『み、見たでしょ』
「うえ?!」
「わ、わわ私の、ぱ、パンツ・・・見ましたね?」
ユリナはスカートを押さえて立ち上がった。怒ってるな・・・
 
 
1 見ちゃったから素直に謝る
2 やけに子供っぽいパンツだねと開き直る
3 知らないよ、見てない、しましまのパンツなんて・・・・・・あ 



3w 


3で…
どうなるんだろ 



「し、知らないよ」
『目が泳いでますよ!口調もいつもよりやや早いです!』
こういう指摘はいかにもユリナらしいな。
「見てないから、パンツ」
『私の目を見なさい!  さん!』
や、やだなぁユリナ、そんな怒らなくても・・・怖いんだよ。いつも本気だから
「だから見てないよ、し、しましまのパンツは」
 
あっ、やばい、つい口が
そう思った時には遅かった。ユリナは容赦なく俺のほっぺをつねって・・・・・・
『やっぱり見たんじゃないですかぁ!なんで見てないって言うんですか!』
「ごめんなさいユリナ。ゆるひて、いらい、ほんろにいらい」
『だめです!ウソつきは泥棒の始まりですよ!』
 
時々ユリナは感情が素早く切り替わりすぎだと思うことがある。
喜怒哀楽どんな感情であれどわかりやすいのがユリナらしいけど・・・
『もうウソは言いませんか?』
「言わない、言わないよ」
『じゃあ許してあげます』
怒ってもあまり引きずらないのもいいところだな。
改めてドライブをしようと自転車を起こしたら、何やら大きな音が・・・
 
 
「・・・うわぁ・・・!」
ば、バイクが近づいてくる。ぜんぜん気付かなかった。この距離じゃ・・・避けられない!
 
 
『  さん、な、なにを・・・?!』
せめてユリナだけは守らなきゃ!轢くなら俺をやれ!
 
近づいてくる、バイクが。こりゃもう・・・終わりかもしれない、だけどユリナを守れるなら
 
 
耳を貫く様な音がした。
お、思ったよりは痛くないのかな。バイクに轢かれるのって
・・・・・・いや、ぜんぜん痛くないぞ。変だな、確かにぶつかったはずじゃ
 
「うわ〜〜〜!助けてくれぇ〜〜!」
目を開けると、バイクは地面ではなくタイヤを空に向けて空走りしていた。
ユリナが・・・バイクを持ち上げて・・・
『大丈夫ですか  さん?!良かった、お怪我はありませんね』
「あ・・・うん、俺は平気。でもその人・・・下ろしてやってくれ」
 
はは、そうだったっけ。ユリナは・・・頑丈な体だったよな。ちょっとしたミサイルでも耐えられるらしいから・・・
『いま、私を守ろうとしてくれたんですね』
「う・・・うん。でもユリナの方が丈夫だったの忘れてた」
『嬉しいです。えへへぇ////』
バイクを持ち上げたまま照れてるユリナがかわいいよ。
 
「な、なんだよこの子は?!助けてくれ〜〜!」
 
 
1 そろそろ帰ろうか
2 あ、サキちゃん、ミヤビ、いたのか
3 もうちょっとだけドライブしようぜ 



2で 


今回は3の二人っきりで 



バイクのライダーは逃げる様に去っていった。そりゃ怖いよな・・・あんなに持ち上げられりゃ
 
「もうちょっとドライブしようぜ、ユリナ」
『はい!』
もう一度ユリナを後ろに乗せて自転車を漕ぎ始めた。
・・・さっきはとっさに体が動いちまった。ユリナを守るために・・・
でも、俺は生身の人間だ。もしバイクに轢かれていたら・・・
それに対してユリナはとても頑丈だ。バイクが車体ごとぶつかってもかすり傷ひとつすらつかない
 
『  さん・・・』
耳元にそっと聞こえるユリナの小さな声。
『さっきは危なかったですね。あなたは生身ですから、バイクより脆いですよ』
うん・・・あの、ユリナ、心配かけてごめんな。
 
『・・・でも、私を守ろうとしてくれて・・・嬉しかったです////』
なっ、なんて?!いっい、いまなんていったのユリナ?!やばいまた転びそう・・・!
 
思わず振り向くと、そこには髪が風になびかせてとびっきりの笑顔のユリナがいた。
 
・・・見て分かる程に、顔を赤くさせて・・・ 


リ ・一・リ<背ぇ高くならないかな・・・ ル*’ー’リ<ちっちゃいからできることってありますよねぇウフフ 州*‘ -‘リ<お兄ちゃん最近他の子とよく話してるみたい (マネ)<そうなんだ、君のお兄ちゃん最近ヘン(タイ)なんだ 州*‘ o‘リ<えっ本当?てゆーかおじさんだあれ?お兄ちゃんのこと知ってるの? (マネ)<ああよく知ってるとも 詳しく聞かせてあげようか? 州*‘ o‘リ<うん!教えて教えて! (マネ)<よし、じゃあおじさんについておいで ここじゃ人目につくからね・・・ (*マネ)<キョッキョッキョッ♪   つ (*マネ)<さあこっちだよ(路地裏に誘い込めば逃げ場はない。わがままな娘もいいが素直な妹を・・・) Σ(マネ)<・・・?! <せんせぇ・・・だ、だめぇ <そのつもりでわざわざついてきたんだろ、さあお尻を見せろ <いや〜〜ん♪ (;マネ)<すでに先客が、ってかお、お兄ちゃん何してんの!! 州*‘ -‘リ<どうしたゆ? (;マネ)<いいいやなんでもないんだよ(さすがに見せたら修羅場じゃすまんぞ) ロボ|*´∀`l|<誰かあちしと遊ばない? ご主人様以外と遊んでいいのかい?w ロボ|*´∀`l|<あ?ご主人様?何それうまいの? リ ・一・リ<わんわん シャーッ ロボ|#´∀`l|<コラー!!マーキングすな!! リ ・一・リ<わん!