放課後、久々に部活動の様子が見たくなって回る事にした。 少し前から顧問をやろうかと思ってたが、なんだかんだで結局自分の中でうやむやになりつつあるな・・・ もしかしたら俺にはそういうのは向いてないかもしれない。 でも見る分にはいいだろ。体を動かし汗を流す生徒達の顔はとても生き生きしてて、見ているこっちもすがすがしい気分になれる。 「ここは・・・・・・」 ここは、ボクシング部か。確か矢島が兄貴と一緒に入部してるんだったな。 兄貴は今年受験だから勉強に専念する為、部活は控えているらしい。 最も矢島の兄貴に関わらず三年生はそうだが。 さて、矢島はどこだ・・・・・・あ、いたいた。 相変わらず凄いパンチだな。叩かれるサンドバッグがかわいそうになってくる。 髪を後ろに束ねて拳をふるう姿を見てると、とてもじゃないが女の子には見えないくらい凛々しかった。 1 声をかけてみるか 2 誰か部室に入って・・・あれは舞ちゃん? 3 しばらく様子を見てる キテター! 舞舞美姉妹が見たいので2で 開いていた窓から見ていたら、部室のドアが開いた。 「お姉ちゃ〜〜〜ん!」 あ、あれは・・・舞ちゃんじゃないか。なんでこんな所に? 「ちょ、ちょっと舞ちゃん、学校ではお姉ちゃんって呼ばない約束でしょ」 「あっごめん。いつものくせが出ちゃった。こんにちは矢島先輩!」 そのやりとりを聞いてなんだか俺と梨沙子みたいだなと思った。 あの二人は結構仲良しで、まるで本物の姉妹みたいだな。 「今日も部活見学させてください!」 「熱心だね舞ちゃんは。よ〜し、じゃあ張り切っちゃおうかな〜〜!」 矢島のサンドバッグを叩くスピードがさらに上がった。 う、嘘だろ、さっきまでも結構速かったのにまさかそれより上がるなんて。すごい汗だな。 舞ちゃんは目をきらきらと輝かせながら矢島を見つめている。 ・・・夢中で見てるな。誰か憧れる人がいるっていうのは素晴らしい事だ。 ¨パァンッ¨ 急に破裂した様な音がしたと思ったら、サンドバッグから砂がこぼれ落ちてきた。 「や、やっちゃった・・・」 「またか矢島〜、ちょっとは加減しろって言ってるだろ」 う・・・嘘だろ・・・サンドバッグに穴開けちまったのか? 先輩らしき部員も呆れている。見慣れてるというか、初めて今のを見たという感じじゃない。 1 なんか怖くなってきたぞ・・・おさらばしよう 2 まだ様子を見てみる 3 とりあえず穴を塞がなきゃ、手伝うか 2かな 「先輩すご〜〜〜い!私も力は自信あるけど、サンドバッグは壊せません!」 舞ちゃん・・・そう言えば前はちょっと悪い子だったっけ。 最近はよく笑ってていつも明るいからすっかり忘れてたぜ。 「ま、舞ちゃん、そういう誉められ方はあんまり嬉しくないな・・・」 「すごいです先輩!舞も早くサンドバッグ壊せる様になりたい」 苦笑いしている矢島と無邪気に喜んでいる舞ちゃんを見ていると、なんだか微笑ましかった。 もうちょっと二人のやりとりを見ていたいな。 「先輩、ちょっと走ってきていいですか?」 サンドバッグの穴をふさぎ終わった矢島が立ち上がった。 「舞も行きます!一緒に走りたいな」 「いいよ、ついてきて。ちょっと話したい事があるから」 あ、二人とも部室を出ていってしまった。気になるので追い掛けてみるか。 矢島は舞ちゃんをつれてどこに行くつもりなんだ? 1 体育館の裏・・・あそこで何するんだ 2 トイレ?さすがに追ってはいけないな、近くで様子を見るか 3 屋上に向かってるみたいだ 3かな マイマイといえば屋上か 3 足が速くて追い付くのも一苦労だ。二人はどうやら屋上に向かっているらしい。 息を切らせながら屋上へのドアを少し開けて、様子を見てみる。 「はぁ〜、はぁ〜、負けちゃった。お姉ちゃん速いよ〜」 「はぁ・・・はぁ・・・舞ちゃん速いね〜、危うく追い付かれるかと思った」 二人とも肩で息をしながら座っていた。 「・・・ねえ、話って何?」 「うん。あの・・・舞ちゃん、最近さ・・・ちょっと色っぽくなったね」 い、いきなり何を言いだすんだ矢島!お前、そういう事に関心があったのか。意外だな・・・ 「え〜?そう?舞、自分で言うのもおかしいけど、胸おっきくなってないよ」 「そうじゃなくて、なんか・・・雰囲気が」 「お姉ちゃんは相変わらずだよね」 「どういう意味?生意気なこという子はこうしちゃうから!」 矢島は舞ちゃんを自分に向かって抱き寄せようとしている。 「や、やだ〜、やめてよお姉ちゃん、やだってば〜」 笑ってはいるが抵抗してるな舞ちゃん。しかし、果たして矢島に力でかなうだろうか 「観念しなさい舞ちゃん!」 「やぁ〜〜だぁ〜〜!」 舞ちゃんがひっぱられそうだ。これはこのまま見てていいのか? 1 下手に出たらややこしくなりそうだ。まだ様子を見よう 2 とりあえずやめさせる。舞ちゃんが危ない 3 俺の肩を誰かが叩いた・・・気がする 今から参加します! 1で とりあえず1で 見ているわけにはいかないと思い、後先を考えずにドアを開けようとした。 「きゃああぁあ?!」 すると舞ちゃんが矢島に引っ張られ、矢島もその拍子でバランスを崩し倒れてしまった。 「い、いたたたた・・・」 「うう・・・転んじゃったぁ・・・」 矢島が仰向けになって、その上にかぶさる様に舞ちゃんが倒れこんでいた。 「・・・舞ちゃん・・・」 「お、お姉ちゃん?!」 や、矢島、何をしてるんだ。てっきりどかせるのかと思ったら、舞ちゃんの頬を撫でて・・・ 「やっぱり女の子らしくなったよ。私はそう思う」 「あうぅ・・・////な、なでなでしないでぇ////」 照れている舞ちゃんの仕草がやけに生々しく見えた。 矢島・・・お前、なんか変な趣味があるんじゃないだろうな? 事故とはいえ自分の体にかぶさってる相手をそのままにして、しかも顔を撫でて可愛いなんて 「ねえ舞ちゃん、キスしよっか?」 「ええッ?!」 「いいでしょ。試しにしてみない?」 ・・・矢島は特に意識してる様には見えない、ごく自然に言ってる様に見える・・・ このままじゃ舞ちゃんが危ない。ま、舞ちゃん・・・! 1 ・・・まだ様子を見る 2 やむを得ない。飛び出すぞ 3 急に舞ちゃんの携帯が鳴りだした 3で このままじゃせんせぇのおよめさんになれなくなっちゃう… 難しい… 2にいこうとして3で こ、このままじゃ舞ちゃんが危ない! 前にもこれと似た様な出来事を見たことがある・・・舞ちゃん今いくぞ。最早なりふり構ってはいられない そのまま扉を開けて飛び出そうとしたら、舞ちゃんの携帯が鳴りだした。 「あ・・・ごめん、待って。メールだ」 舞ちゃんが矢島から降りて携帯を開いた。 「誰から?」 「友達から・・・もう、千聖ってばどのジュース買おうかなんて自分で考えなよ」 た・・・助かった、のか?良かった、舞ちゃんはひとまず助かったみたいだ。 きっと無意識だろうが岡井のおかげで助かった・・・お前は舞ちゃんの親友だな。 「・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 気まずそうだな。二人とも、ちらちら目線を合わせてはいるがしゃべろうとはしない。 「なんだ、誰かいるかと思ったら仲良くここにいたのか」 ちょっと白々しいかもしれないが偶然を装ってドアを開けた。 「あっ、先生だ!」 舞ちゃんはとことこ駆け寄ってきて抱きついてきた。 「先生、なんでここに?」 「見回りだ。屋上は放課後になるとたまに生徒がいるからな、巡回だと必ず見てるんだ」 矢島は・・・気まずそうだな。 さっきのあれをしっかり見てしまったが果たして触れるべきだろうか 1 矢島・・・舞ちゃんに何かしてなかったか? 2 それはやめとくか。普通に話をしよう 3 舞ちゃんに何かあったか聞いてみる 2かな・・・ ここは敢えて舞ちゃんが舞美ちゃんを受け入れるか否かを探りたいな 3で 舞美と兄貴の間でまた何かあったのかな? 2でそれとなく様子を伺う 矢島も何か思うことがあってああいう行為をしたんだろうな。 男同士ではまずない事だが、女同士だと体を触れ合う事はあるみたいだし・・・ 何はともあれひとまず舞ちゃんの唇を守ることができてよかった・・・ ・・・お、おい、俺は何を考えてるんだ?とにかく、今の行為については触れない方がいいだろうな。 「天気がいいから二人で陽なたぼっこしてたのか」 「そ、そう!だよねお姉ちゃん?!」 「えっ?あ・・・う、うん、うん、そう」 矢島、汗だくだぞ。明らかに怪しい・・・ 「あれ、先生っていつも巡回してたっけ?」 「自分からはしてない。やらされてる、が正しいな」 「だめだよ先生、ちゃんとやる気にならなきゃ〜」 舞ちゃんは俺の肩をポンポンたたいてくる。さっきからちょっと早口だが、照れ隠しかな。 1 しばらく話してから帰る 2 矢島が部活に戻ると言って・・・ 3 舞ちゃんが帰ると言い出した とりあえず2かな 3かな 3で 舞ちゃんがいなくなったところで舞美にさっきの行為について聞いてみる 「ごめん、もう時間だ。じゃあね先生、お姉ちゃん」 舞ちゃんが急に帰ると言い出して・・・ 「あっ、ばいばい、舞ちゃん」 矢島と一緒にスカートをなびかせて走っていく舞ちゃんを見送った。 「・・・・・・・・・」 聞かない方がいいとさっきは思ったが、やっぱり気になるので聞いてみる事にした。 「なあ矢島・・・実はさっき、俺・・・」 正直に打ち明けよう。隠してるのは良くない。 「先生・・・見てたんだ」 「すまない。部室で見てて、気になって追い掛けてきたんだ」 「やらし〜〜。のぞきですよそれ」 ・・・す、すまない。矢島の言うとおりだ。 「何で・・・その、さっき、キスしようとしたんだ?」 「・・・・・・」 「や、やっぱり答えたくないか。無理にとは言わないが・・・」 1 矢島が黙ってしまった 2 「・・・私・・・妹がいる人の気持ちが知りたくて・・・」とつぶやいた 3 舞ちゃん?!なんで戻ってきたの、え・・・忘れ物だって? 難しいな… 2→3 2で 2かなぁ 「私・・・」 矢島が重い口を開いた。 「私、妹がいる人の気持ちが知りたくて・・・」 矢島本人は妹・・・その立場では兄貴や姉貴の気持ちは分かりづらいよな。 「舞ちゃん、すごくかわいいんです。いつも電話してくれるし、学校で会ってもいつも楽しそうなんです」 舞ちゃんの事を話してる矢島の表情は生き生きしていた。 分かるよ、矢島が舞ちゃんの事を大事に思ってるっていうのが伝わってくる。 「なんか・・・お兄ちゃんが私に構う気持ちがわかるっていうか、ほんと舞ちゃんが可愛くて」 ・・・だから、可愛くてついキスしようとしたんです//// 矢島はそうつぶやいてうつむいてしまった。 やっぱり血の繋がりというか、兄貴と同じ様に年下の子を可愛がる性格なんだろうな。 「だ、だから!別にへんなつもりでキスしようとしたんじゃないですから!」 わ、わかったよ矢島。顔が近いぞ・・・まだ汗だくだな 1 じゃあ俺としてみる?と冗談を・・・お、おい冗談だよ、矢島! 2 舞ちゃんは俺の方が好きだと冗談を・・・お、おい冗談だよ、痛い! 3 さり気なく兄貴の様子を聞いてみる 舞美の今後の為にもここは1で 1でお願いします! 1で 「じゃあ俺としてみる?」 冗談のつもりで言った。まさかしてこないだろうと・・・ や、矢島?なんでまた急に黙るんだ、おい。 「・・・いいんですか?」 ちょ、ちょっと待て。待ってくれ矢島、おい。 だが今さら冗談と言うのも矢島が傷つく気がして言えなかった。 このまま済し崩しにしてしまう方が傷つくかもしれないのに 「先・・・生・・・////」 矢島が俺に体が密着するほど近づいてきて・・・ 「わ、私・・・先生となら・・・できるよ」 笑ってるが明らかに不自然だ。笑顔が引きつってるぞ。 「や、矢島、あの・・・」 その場から下がっていくが矢島が追い掛けてきて・・・ やがて柵にぶつかりもはや逃げ場はなくなった。さらに矢島が密着して身動きすらできなくなって・・・ 「先生・・・私・・・」 矢島の唇・・・やわらかそうだな・・・ いけない、こんないかがわしい事を考えちゃ・・・でも・・・ 1 矢島・・・分かった、目を閉じてな 2 その時ドアが開いて舞ちゃんが戻ってきた 3 ごめん・・・できない ん〜1でも大丈夫かな… 1ですな〜やっぱし! 1で 1で! 「矢島・・・ッ」 ・・・矢島は体を密着させて俺を見つめていた。 瞳を潤ませているその顔はとても綺麗で、息をするのを忘れてしまいそうだった。 長く艶を帯びたその黒い髪、透き通る様な白い肌・・・ 目をそらそうとしない矢島。 これは・・・そのつもりって事か。分かった 「目を・・・閉じてな」 「は、はいっ」 言われたとおりに目を閉じて、顔を赤らめているその姿。 今すぐに唇を奪いそうになったが、乱暴な真似はしちゃいけないよな・・・ はぁ・・・あっ、心臓が破裂しちまいそうだ。こんな美しい生徒の唇を奪おうとしてるなんて 矢島の頬に手を添えて、自分の唇を少しづつ近付けて・・・ ・・・・・・唇に伝わる、矢島の熱。 触れてから少しして矢島の鼻息を感じた。や、やばい、さらに興奮しちまいそうだぞ 1 これ以上はやめよう、唇を離すぞ 2 唇を舌で撫でてからそっと離そう 3 矢島が舌を入れてきて・・・ 今の舞美なら3 あまーく2番で 2かな ¨ちゅ・・・¨ ん・・・なんだ?唇にあたたかいものが・・・ ¨にゅるっ・・・¨ 俺の唇の中に入ってきた、こ、これはまさか・・・矢島の舌か? 「えへへ。びっくりしましたか?」 「や、矢島、何するんだ////」 「先生こそ何するの?いきなりキスして」 ぺろ、と舌を出して笑うその顔 やっぱりまだ赤いな。恥じらいは隠せないみたいだ。 「私、まだ部活あるからこれで戻ります!ばいばい先生!」 「ああ・・・が、頑張れよ・・・////」 まさか最後に自分から悪戯してくるとは。矢島には悪いが良い意味で裏切られたぞ。 遠くで手を振っている矢島の長い髪が風になびいていた。 さっきは結んでたのに、いつの間にか解いてたのか・・・ 青空の下で笑顔の矢島の姿は、まるで一枚の写真みたいに美しかった
ノk|*‘ρ‘)<先生の胸板・・・ 从・ゥ・从<執事さんとスポーツがしたいです! 从o゚ー゚从<執事さんのしんがりをつとめたいとゆいたい! リ ・一・リ<執事さんあそぼぉ! 从* ’w’)つ石つぶて<クゥ〜ン♪ リ ・一・リ<なに?舞波ちゃん。これ投げたいって・・・? ル*’ー’リ<・・・ リ*・∀・リル*’∀’リ (;執事)<おやめください舞波お嬢様!千聖お嬢様、桃子お嬢様ぁあ〜! BGM 幼児虐待 州*‘ -‘リ<お兄ちゃん最近変な寝言ばっかり