「先生、あの」 誰かに声をかけられたかと思ったら、あいつだった。 「おう、どうしたんだ?夏焼」 「・・・あ、あの、放課後いいですか?ちょっと話が・・・」 どうしたんだろう。また悩みか、よし分かった。 「いいよ。じゃ放課後職員室に来な」 「・・・こ、個人的な事なんで、できれば他に人が入ってこない場所で・・・・・・」 お、おい、お前なんか変なことの相談じゃないだろうな? まさか禁断の・・・・・・と思ったが、悲しいことに夏焼とはまだ全然話してない気がする。 そういう関係になるのは程遠い、生徒と教師の間柄だ。健全というかそれが普通なんだろうが・・・・・・ かくして放課後、俺は夏焼を相談室に呼ぶ事になった。 「・・・・・・・・・」 しかし夏焼はなかなか話を切り出そうとしない。まさか、やっぱりそういう悩みなんじゃ・・・ 真面目に考えよう。夏焼は何を話そうとしてるのか 1 また弟とうまくいってないのか? 2 ・・・好きな相手ができた、とか? 3 ノノl;∂_∂'ル<あ、あの!り・・・梨沙子ちゃんの事聞きたくて・・・ 「もしかして、好きな相手ができた、とか?」 「っ!!」 あら、すごい反応だな。そんな目を丸くしなくても。もともと大きいのに・・・ 「ちっ、違います、いや、あってるのかな?いいえ違います。私じゃありません」 「違うのか・・・おまえは何を聞きたがってるんだ?」 「あ・・・あの、私じゃなくて、その・・・」 夏焼は意外な名前を口にした。 「梨沙子ちゃんの事を聞きたいんです」 「り、梨沙子?!」 夏焼に限った事じゃないが、すでに梨沙子は俺の妹の様な存在だと知ってる生徒はいる。 特に夏焼は一緒に映画を見てすっかり打ち解けたから、梨沙子の事を可愛がってる様だ。 「たまに学校で会うと話したりするんですけど・・・なんか最近、ちょっと変わったっていうか・・・」 まさか梨沙子、お、俺との・・・禁断の行為をかわしたのを夏焼にしゃべったのか? 別に梨沙子を責めるつもりなんかないけど、誰かに話すのはあまりいい事ではないな。 「なんか・・・雰囲気か変わったっていうか・・・」 夏焼は俺をちょっと見辛そうにちらちら目線をそらしている。 ・・・お、俺にこれ以上何を聞きたいんだ。なぁ・・・夏焼 1 悪いが、話をそらした方が良さそうだ 2 ちゃんと夏焼が聞いてくるのを待つ 3 他に梨沙子に変わった様子はないか聞いてみる ・・・映画を見た後に俺の家に来たんだったな。 そこで・・・ベッドの生々しい布団の崩れ方を見てなんかよからぬ妄想をしてた様な。 何を聞きたいのか分かった。夏焼には悪いが、話をそらした方が良さそうだ。 これ以上は俺も答えざるをえなくなりそうだからな・・・悪いな夏焼。 「お前、なんか変なこと考えてないか?梨沙子に何かあって、俺が関係あるって思ってるだろ」 「ち・・・ちがいます」 夏焼は目を見開いて、早口で否定した。たぶん図星だな・・・ 「やめようそういう話は。他に何か聞きたいことは?」 「・・・・・・・・・」 無さそうだな。 ・・・まさか、言えないよな。夏焼に・・・もう梨沙子と一線を越えただなんて。 さっきは疑ってしまったが梨沙子もわざわざ夏焼にしゃべったりはしないだろう。 だけど、夏焼はやけに勘がいいというか、気付くんだよな。他人の僅かな変化に。 さて、話を変えるか。どんな話をしよう 1 今度は須藤の話を切り出してきたぞ 2 勉強とかでわからない事はないのか? 3 「先生、なんか隠してるでしょ」と言われて・・・ 「先生、茉麻が舞い上がってるみたいだよ。チョコもらったらしいじゃん」 どんな話をしようかなと思っていたら、夏焼は須藤の話をしてきた。 「もうホワイトデーのお返しはしたの?」 「な・・・なんでお前にそれを言う必要があるんだ」 「分かってるけどね。もうほんと喜んでたよ」 須藤にはお返しにホワイトデーにクッキーをあげた。 あんなに喜んでくれて俺もなんだか嬉しかったよ・・・ 「先生って、なんか色んな子に慕われてるよね」 「そ・・・そうか?別に俺は・・・」 「こういう事言うのあれだけど・・・私、友達の好きな相手が色んな生徒に慕われてるの見ると、嬉しいな」 嬉しいな、って言った時の夏焼の表情はすごく可愛かった。 普段はなんか大人っぽい外見なのに、今の表情は少し無邪気に見えたぞ。 「先生って真面目だもんね。いろんな生徒の悩みを聞いて、真剣に答えてるから」 な、夏焼、なんかお前に言われると妙に嬉しいな。 そんなふうに思ってくれてたなんて俺も嬉しいぞ。 1 お前そんなに誉めてなにが目的だ、と照れ隠し 2 ・・・夏焼だって魅力的なんだぞ 3 一緒に帰ろうか?話をしながら 「な、夏焼だって魅力的なんだぞ」 「・・・え・・・////」 みるみる顔を真っ赤にさせてしまった。かわいい反応だな。 夏焼は派手目な顔立ちからして強気な印象を受けそうだが、意外とそんな事はない。 「なな、なにいってんの先生、い、意味わかんないよ////」 「そういうとこが魅力的なんだよ、夏焼は」 「だだだから意味わかんない!わかなないってば!」 動揺してるのか言いたい言葉を噛んでしまったみたいだ。 人は外見だけで決め付けちゃいけないよな。 今まで見てきた生徒もおとなしそうなのにおしゃべりだったり、毎朝花壇の花に水をやってる不良とかいたからな・・・ 「もうこんな時間か!ごめんな、しゃべりすぎた」 仕方ない、下校の時間だ。 俺は夏焼ともう少ししゃべりながら帰る事にした。 「へぇ〜、先生って昔女の子になりたかったんだ」 「そうじゃない、体がでかかったから華奢な体に憧れてたんだ」 「先生確か文化祭の後片付けで女装してたよね。ふ、ふふ、思い出したらおかし・・・あはははは」 「ありがとね先生。じゃあ今日はこれで」 「ああ、また明日な」 「・・・・・・先生・・・あの・・・」 なんだ?まだ何か言いたそうだが、いったい何の用なんだ。 「なんでもない!じゃね!」 走っていく夏焼。あっ転んだ、ちゃんと前見ないからだぞ。危なっかしい奴だな。 俺の方を見てちょっと恥ずかしそうに笑ってた。あいつ・・・意外とそそっかしいというか、ほっとけない奴だな。 <Miyabi's Side> ・・・梨沙子ちゃんはなんか雰囲気が¨大人¨っぽくなった。 気になって先生に聞いてみたけど答えてくれなかったみたい。 でも・・・今は、そういうのはいいの。 なんか・・・私、どきどきしちゃってるみたい。 茉麻や梨沙子ちゃんからよく先生の話を聞いてたけど・・・ いままで特に気にしてないつもりだった。だ、だけど・・・なんか、変だよ。 先生と話してると・・・嬉しい自分がいるから。 いったいどうしちゃったんだろう私。 このもやもやした気持ちを振り切る為、私は早足で歩き始めた。 だけど・・・・・・このもやもや、本当に晴れるかな?
ノノl∂_∂'ル<先生・・・ 州*‘ -‘リ<む〜〜・・・雅お姉ちゃんがへんだゆ 州*‘ -‘リ</// (執事)<おはようございますお嬢様方 リl|*´∀`l|<おはようこの肉棒青年 ad*^ o゚)<下半身直結執事さんおはよう 从・ゥ・从<早打ちさんおはようとか言ってw (o・v・)<M男くんおはようでしゅ リ ・一・リ<泣き虫執事さんおはよう ノk|‘−‘)<仮面の下はどスケベな執事さんおはよう 州´・ v ・)<浮気性種まきさんおはよう (;執事)<し、辛辣ですね皆さん (*執事)<もっと言って下さい。。。 (*執∀事)<B館のお嬢様方のご挨拶がまだですが? 壁|;・v・)<ほ、ほんもののへんたいでしゅ 壁|;・一・リ<ボク達のせいかもよ・・・あんなになっちゃったの 川´・_・リ<おはよう下半身暴走執事さん 川*^∇^)||<スケベ! ル*’ー’リ<やりちん執事さん 从*´∇`)<うにゃ〜〜 州*‘ -‘リ<つくし星人だゆ 从o゚ー゚从<かわいいふりして子作り計画 ノノl∂∀∂'ル<中出しクソ野郎! (*執事)<ハァハァ・・・ 壁|;´∀`l|<もう面倒見切れないんだよ 壁|;^ o゚)<強者だケロ 川=´┴`)<いいですか〜〜料理は火が命! 州*‘ -‘リ川*^∇^)||ノソ*^ o゚)<火が命! 川=´┴`)<火を怖れる者はコックになれず〜! 州*‘ -‘リ川*^∇^)||ノソ*^ o゚)<コックになれず〜! (;執事)<お料理教室ですか?