部屋でくつろぎながら俺は嗣永の誕生日にまた体を重ねてしまった事を思い出していた。
しかし、やめようと思いつつもあのやわらかい肌に触れると、その思いが揺らいでしまう・・・
・・・何よりもあの笑顔というか喜ぶ反応がたまらない。た、たまらないって言っても喜んでるわけじゃないぞ・・・!
 
いや、やっぱり喜んでるのかな。生徒とそういう関係になってしまうなんて。
俺に夢を託した¨あいつ¨が俺の今の姿を見たら何ていうかな・・・
¨あいつ¨と・・・初めてした時は・・・あの場所だった。ちょっと思い出してしまった。
 
 
「・・・・・・!」
この気配は・・・ああ、わかった。最近会ってなかったな。久々だな・・・
 
¨先生、こんばんは¨
「石村!元気してたか」
¨うん・・・って言うのもなんか変かな。幽霊だし¨
えへへへ、と笑うその顔の笑窪が可愛い。
・・・¨あいつ¨の事を考えた時に石村に出会ったのが単なる偶然とは思えなかった。
¨先生・・・なんか今夜はちょっと考え事してるみたいだね¨
「そう見えるか。まぁ・・・その・・・」
 
 
1 いや、石村に嗣永との関係は言えないな
2 この際だから正直に話しておいた方がいいかもな・・・
3 やめよう。せっかくだし石村と話をするか



石村に隠し事をするのは気が引けるが、だからといって話してしまうわけにもいかない。
¨私でよければ聞いてあげるよ。先生は私と桃子ちゃんともう一回会わせてくれたから・・・¨
「なんでもない。気にするな。人間だからたまには気分がすぐれない事もあるよ」
石村は心配そうに俺を見ている。そのいたいけな瞳が突き刺さるよ・・・お願いだ、俺をそんなに見つめないでくれ・・・・・・
「せっかくだしなんか話をしようか」
¨うん。桃子ちゃんの事聞かせてほしいな¨
 
俺は嗣永のここ最近の行動を石村に話した。
相変わらずうるさくて、真面目に授業を受けないで、忘れ物が多くて・・・
・・・・・・やっぱりあいつは問題児だな。話してみて改めて気付いたぞ。
¨うふふふふ・・・桃子ちゃんてばぁ〜¨
「石村の事も時々言ってたな。携帯に撮った画像を大事にしてるってさ」
¨うん、撮ったね。桃子ちゃん可愛く写ってたなぁ¨
いい笑顔だな。石村・・・
 
しかし、いまさらかもしれないが俺はどうして幽霊となった石村が見えるんだろうか?
・・・他の幽霊が見えてもおかしくないはずなのになぜか石村しか見ることができない。
 
もし¨あいつ¨がまだこの世を彷徨っているとしたら、果たして見ることができるんだろうか?
 
 
1 ¨・・・誰か会いたい人がいるの?¨と石村が聞いてきた
2 もうちょっと石村と色々話したいな
3 石村があくびした。幽霊も眠くなるのか・・・



¨・・・・・・誰か会いたい人がいるの?¨
まるで俺の心の中を見透かしたかの様な石村の言葉。
「な・・・なんでそんな事を聞くんだ」
¨だって先生がいまね・・・寂しそうな目をしてたから¨
「そ・・・そうか?そんなつもりは無かったんだが・・・」
 
・・・わざわざ言うのもあれだと思って、石村には言わなかった。石村がそれを知っても困るんじゃないか?
¨私も寂しかったよ、桃子ちゃんに会えなくて。でも先生のおかげでまたお話ができたから¨
・・・・・・石村・・・・・・お前・・・
 
¨わかるんだ、会いたいって気持ち。ねえ先生、もし話してくれるなら・・・聞きたい、先生の会いたい人¨
「・・・・・・・・・・・・」
俺が黙ってしまったのを見て石村は気まずそうにしている。
¨ご、ごめん。聞かない方がよかったかな¨
「俺こそすまない。つい黙ってしまって」
 
・・・聞きたいなら話してもいいだろうか?
いや、やっぱり話さない方がいいかもしれない。知ってもどうしたらいいのかわからないだろうし
 
 
1 まだ話さない方がいいだろうな
2 ・・・知りたいなら聞かせてやる
3 伝えはしないが大切な人だという事は言っておく



・・・・・・石村だって、嗣永の事を伝えてくれたんだ。
だったら俺も大事な人がいるのを伝えなくちゃ。その人が俺にとってどんな存在なのかを・・・
 
「知りたいなら聞かせてやるよ。石村」
¨うん、知りたい!先生の会いたい人¨
 
・・・・・・¨あいつ¨の事を少しづつ話し始めた。
俺が不良だったのを知って石村は驚いていた。やっぱり女の子にはちょっと刺激が強かったかな。
¨あいつ¨・・・っていう言い方も良くない、¨彼女¨と言った方がいいだろう。
初めて出会ってからいろんな思い出を重ねてきた。最初は俺も不器用でよく傷つけたよな。
いや、最初はじゃなくずっと不器用だったのかもしれない。俺は最後まで¨彼女¨の悩みに気付けなかったんだから・・・
 
そんな素振りは全然なかったのにどうしてだよ。
なんで・・・なんで俺を頼ってくれなかったんだ。残して先にいくなんて冷たいじゃないか。
¨先生、大丈夫・・・?¨
「・・・あ・・・す、すまない。ちょっと思い出して・・・」
 
気が付けば俺は涙が流れていた。助けられなかった悔しさと、いきなり永い別れになった悲しさが混じって・・・・・・
 
¨・・・・・・できるかわからないけど・・・もう一度その人と会いたい?¨
「い、石村?!何を言いだすんだ、いきなり」
 
 
1 できるのか?だったら会いたい
2 ありがとう、少し気が楽になったと微笑む
3 やめろよ・・・そういう冗談は



「よせよ、そういうのは。あまりいい冗談じゃないぞ」
¨ううん、冗談じゃないよ。たぶん・・・できるかもしれない¨
・・・石村の表情は真剣そのものだった。これはもしかしたら・・・¨彼女¨ともう一度・・・話ができるかもしれない、のか・・・?
 
「できる・・・のか?」
石村はこくっとうなずいた。その目からは強くて揺るぎない意志が伝わってくる。
¨私の顔に触れて・・・¨
「こうか・・・?」
石村の顔に触れた手は、やはり何も感触がない。これで会えるのか?
 
¨そのまま目を閉じて。そして、会いたい人の事を思い浮べるの。そして強く、強く会いたいって思って¨
「・・・・・・・・・・・・」
 
会いたい。もう一度君に会いたいよ。
会って・・・ちゃんと伝えなくちゃ。君の夢を叶えたよって
 
一瞬閉じた瞼の向こうにまばゆい光を感じて・・・
 
 
¨・・・・・・  くん・・・・・・¨
い、いまの声・・・まさか・・・いや、そんなはず、でも確かに聞こえた。
おそるおそる目を開けてみるとそこには・・・・・・
 
¨久しぶりだね¨
「あ・・・ああ・・・あ・・・!!」
¨彼女¨がいた。
体は透けていたけれど、あの頃と同じ姿で・・・
 
 
1 あ、相変わらず、可愛いな・・・////
2 君の名前を呼びたい
3 云いたい事があったのに先に涙が出てしまった



云いたい事があった。
云わなくちゃいけない事があったのに、目の前がぐにゃぐにゃ歪んできた。
¨・・・・・・・・・¨
「お、俺、あのっ、き・・・君の願いを・・・うう」
あの頃と変わらないよ、その笑い方。そうだよ、いつも君は笑って俺のそばにいたんだ。
 
¨・・・相変わらず泣き虫なんだね¨
「な、なんだよ、泣いてなんかいないよ!」
¨そう。それが口癖だったよね。よくそう言ってた¨
 
君に言われるまで気が付かなかった。良くも悪くも感情的だって・・・
すぐ怒るし、すぐ泣くし、ちょっと何か言われるとすぐふてくされるって。まるで子供みたいだって・・・
全部当たってた。君の言葉はいつも俺の心の中を見透かすみたいて・・・
 
しかし俺は君の心の中はまるで分からなかった。
「ごめん。俺、君の悩みに気付けなかった」
¨・・・・・・もう責めないで。自分のこと¨
「え・・・・・・?」
 
¨彼女¨は優しく俺の顔に触れてきた。
・・・あ・・・あったかい・・・あれ?感触があるのか?!
お、俺の手にも感触がある。¨彼女¨の顔、触ってるぞ。
 
¨私こそごめんね。もっと  くんに話さなくちゃいけなかったんだね¨
 
 ¨彼女¨はにこっと微笑んで、俺に顔を近付けてきた。
 
重なる唇、確かに感じる体温・・・・・・
 
「俺・・・君の願い、叶えたよ・・・」
¨うん・・・ありがとう・・・  くん・・・¨
 
ちゃんと伝えられた。君への言葉・・・
¨私も云いたかった事、言えたよ。さっきも言ったけど・・・悩みを打ち明けられなくてごめん¨
やっと云えたんだ・・・お互いに、伝えたかった言葉を・・・
 
¨ごめん、もう時間だから。でも・・・ずっと見てるからね、  くんのこと¨
「俺も忘れないよ、君の事・・・」
¨彼女¨はずっと微笑んだままだった。やがて淡い光に包まれていき、静かに消えて・・・
 
 
¨・・・先生¨
「石村!お、お前、いったいどこにいたんだ?」
¨・・・・・・会えて良かったね、大切な人と¨
「ああ・・・ありがとう」
 
 
1 今日はもう寝よう。一緒に寝るか?
2 もう少し話してから寝るか
3 石村にありがとうと言いたい



まさか、こんな形でまた会えるだなんて。
・・・伝えられるとは思わなかったよ、先生になったって。君の夢を引き継いだって・・・
「ありがとう。石村」
¨いいの。先生に恩返しできたから。桃子ちゃんに会わせてくれてありがとう¨
う、い、石村、お前はなんていい子なんだ。思わず目頭が熱くなってきたぞ。
¨先生また泣いてる。けっこう泣き虫なんだね¨
「仕方ないだろ・・・だって・・・すごく今嬉しいんだから」
 
安心したらなんだか眠くなってきたぞ。
「なあ石村・・・一緒に寝ようか?」
¨ええ〜〜////うう〜、い、いきなり?先生っ////¨
なんかまんざらでも無さそうだぞ。本当は嫌がってはなさそうだな。
¨わ、わかったよぉ。じゃあ一緒に・・・寝よ¨
 
ベッドに入る俺の隣に横たわる石村。なんだか、こうしてると体温が伝わってきそうだな。
¨先生顔近いよぉ〜〜¨
「照れてるのか?かわいいな石村は」
¨もぉ〜〜〜っ¨
 
今日は忘れられない日になりそうだ。
・・・彼女にもう一度会えたのを俺は忘れないだろう。伝えた言葉も、伝えられた言葉も・・・
¨・・・先生・・・あの・・・っ・・・¨
唇を重ねてくる石村。触れられなかったけど・・・こうしてると、繋がってる様に感じるよ。
 
石村が嗣永にまた会えた時はこんな気持ちだったんだろうな。
俺は、やっと満たされた気持ちを噛み締めながら眠りについた
 
 
¨・・・・・・好き・・・¨
彼女と一緒に布団の中にいた時の言葉を思い出して・・・


ad*^ o゚)<執事さんを襲ってやる!!   (;執事)<なっなんですか早貴お嬢様、おやめください!!   ad*^ o゚)<のどわ!!   (;執事)<・・・・・・     ad*^ o゚)<・・・非力だから気絶させられない・・・       ノソ*T oT) (執事)<新たなお嬢様… 壁|‐'リ<…。 壁|―・リ<……。 壁|'w')<………。 壁|‐'リ<…ふえっ!? 壁|―・リ<なっ!? 壁|从;'w')<……。 リ ・一・リ<わん! 从´∇`从<ニャ〜… 州*‘ -‘リ<ゆ〜〜 ノk|‘−‘)<1000なら先生とまたエッチ ノソ*^ o゚)<1000なら先生の家に行ける ノノl∂_∂'ル<1000なら先生の・・・     ノノl∂_∂'ル<・・・いうこと決めてなかった^^; 1000ならびちゃんが茉麻から先生を寝取る 从#゚ー゚从<1000ならそれ阻止! リ・一・ 三 ・一・リ キョロキョロ リ ・一・リ<1000なら・・・ リ*//一//リ<1000なら執事さんの本命になる・・・♪ 1000 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/03/12(木) 20:33:49 州*‘ -‘リ<1000ならひさしぶりに執事さんとあばばばばばばばば