僕は自分の部屋で眠れない夜を過ごしていました。
明日はバレンタインです・・・
 
い、いけない事なのですが、執事という身分でありながら、期待してしまっています・・・
お嬢様からの、ちょ、チョコレートを・・・
 
しかし、そんな勝手に舞い上がっている僕をよそにお嬢様方はいつもと何もお変わりはありませんでした。
さりげなくお聞きしてみたかったのですが、やはりそんな人として卑しい真似はできません。
はあ・・・やっぱり只の自意識過剰なのでしょうか?チョコレートを貰えるのは確実だなんて思い上がりなのでしょうね・・・
 
僕は汚れてしまいました。男女の関係を日常から意識するなどいけない事なのに。
いったい僕はどうしたらよろしいのでしょう。僕の行動は間違っていたのだろうか
 
 
¨ま〜たうじうじ悩んでるわね。執事さんてば考えすぎよ¨
そうおっしゃられても、事実は事実だと・・・
「め、愛お嬢様?!」
¨ハァイ。また来ちゃった。ここなら誰もいないでしょ?¨
 
愛お嬢様は僕のすぐ隣に腰をおろしています。
 
 
1 申し訳ありませんが一人にして頂けないでしょうか
2 何かご用ですか?お嬢様
3 リ|*‘ヮ‘)|<エッチしに来たの・・・ってのは冗談。渡したいものがあって 



「何かご用ですかお嬢様」
¨あらそっけないのね。今日は何の日?バレンタインの前日でしょう¨
「はい・・・」
うふふふ、とまたあの妖しい笑顔になる愛お嬢様。
¨貴方に受け取ってほしい物があるの¨
そうおっしゃると愛お嬢様は前屈みになりました。な、なんだかやけに胸元を強調なさっていらっしゃる様な・・・
¨うふふふふ・・・♪¨
な?!なな何をなさるおつもりですか?!そっ、そんな所に指を入れて、おやめください!!
¨見てて。目を逸らしちゃいやだからね¨
ああ・・・いけません、お、おむ、お胸の谷間に指を入れて・・・僕を誘惑なさっているのですか?!
 
いけない、こうやって愛お嬢様が誘惑なさるのは久々なので、堕ちてしまいそうだ。
 
¨ハイ♪愛する人への贈り物だよ¨
「こっこれは!ありがとうございます愛お嬢様」
ああびっくりしました。何が飛び出すのかと思ったら、小さな箱が出てきました。
め、愛お嬢様がお胸の谷間から取り出した小さな箱が・・・
¨中身はチョコよ。さあ食べて♪¨
 
 
1 ありがとうございます!早速いただきます
2 ・・・く、口に入れて大丈夫かな・・・?
3 食べるふりをして愛お嬢様のお口に入れる 



なんとお優しい、ありがとうございます愛お嬢様!
¨そんなに喜んでもらえて嬉しいな。食べて¨
「ありがとうございます!愛お嬢様!」
紫色の小さな箱を包む黒いリボンを解き蓋を開けると、芳しい香りが立ちこめました。
「ああ・・・かわいらしいチョコレートですね」
¨うふふふ、悪魔の私にはちょっと似合わない形かしら¨
「そんな事はありませんよ!ありがとうございます」
 
かわいらしいハート型のチョコレート。食べてしまうのが勿体ない気がいたします。
「・・・んん・・・」
口に入れるとめまいがする様な甘い香りが広がって・・・
「あ・・・あれ・・・?変だな・・・なんだかめまいが・・・」
¨とろけそうでしょう。うふふふ・・・♪¨
 
こんなに美味しいチョコレートは初めてです。でも変だな、なんか・・・頭が・・・ぼやけてしまう様な・・・
 
 
¨どう?だんだん気持ち良くなってきたでしょう¨
愛お嬢様が僕にお体を密着させてきました。い、いけません、お胸が当たってますよ
あ、あれ・・・なんか、下半身が・・・変だな、やけに熱い様な
 
 
1 愛お嬢様の悪戯だ、早く顔を洗ってすっきりしなければ
2 いけません愛お嬢様、そんな場所をさわっては!
3 き・・・キスがしたいです、もう我慢できません! 



め・・・愛お嬢様ぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・!
¨し、執事さん?ちょっと待ってよ。それはまだ早いんじゃ¨
「ごめんなさい愛お嬢様!あ、貴女が欲しい・・・!」
僕は愛お嬢様のお顔を押さえて・・・あれ?また実体がありますね。いったいどうして
それはともかくもう体が疼いてたまらないのです。貴女がほしいのです!
¨ん・・・あぁ////¨
僕からキスをしたのは初めてのはずです・・・貴女の舌が欲しい、もっと
¨やぁ、やりしゅぎよぉ////¨
貴女が恥じらうお姿はとても新鮮ですよ。た、たまらないです。興奮させないでください!
¨んん、あン、ンンっ・・・あっ////¨
唇の隙間から漏れる愛お嬢様のいかがわしいお声。唾液を僕に吸われる音
いったいどうしてしまったんだ僕は。なぜこんな事を・・・
しかし理性より本能の方が強くなっている様です。僕はさらに愛お嬢様の舌を噛んだりして刺激を与えて・・・
 
 
1 待ってお願いと言われましたが我慢できません
2 お・・・お胸は触れるだろうか?
3 「お返ししちゃうわよ」と愛お嬢様が魔法で僕の両手を縛り、さらにチャックを開けて・・・ 



¨執事さぁん・・・はぁん、あふぅ・・・////¨
何かおっしゃりたいのでしょうか?しかし、ごめんなさい、今の僕は・・・止められません。
そうだ。この大きなお胸をさわる事はできるだろうか?お顔に触れられるのならきっと
¨んはぁっ?!だ、だめよぉ。執事さん、おっぱい触っちゃだめぇ〜〜////¨
本当にお嫌なのですか?ちょっと喜んでいらっしゃる様にも見えますよ。
¨ちょ、あははっ、くすぐったいじゃないっ。やめてってば、も〜〜〜っ¨
本当は嫌がってはいないのでしょうか。愛お嬢様・・・手のひらに固いものが当たってますよ。
こ、これはまさか、ち、ちく・・・いえ、その・・・
¨執事さんの手・・・あったかいね。ちょっとエッチだけど¨
「愛お嬢様はよく性的な悪戯をなさるではないですか」
¨性的、って言い方がやらしいなぁ。うふふふ♪¨
 
も、もしかしたら・・・このまま最後まで・・・
 
 
1 ¨今度は私からよ¨と愛お嬢様がキスを
2 ¨・・・や、優しくさわって。ちょっと痛い¨とお願いされました
3 ¨に、人間としちゃいけないけど・・・¨と、愛お嬢様が・・・は、裸に・・・ 



胸を覆う衣服に主張を始めた乳首が浮き出ています。
¨・・・ねぇ、執事さん、私ね、前から・・・貴方と、エッチしたかったの¨
「実は・・・僕もです。こんな事を言うのはいけないのでしょうけど、貴女が欲しい・・・です」
¨に、人間が悪魔の胎内に射精しちゃうとね、石になっちゃうの。前に言ったよね¨
「はい・・・お聞きしました」
¨それでも・・・したい?¨
僕はうなずきました。命よりも愛お嬢様を大事に想っているからなのか、ただ淫らなだけなのか、わかりませんでした。
¨・・・じゃあ・・・いくね。ちゃんと見ててね、ぬ、脱ぐところ////¨
愛お嬢様のお言葉にどきりとしてしまいました。い、いよいよだ、いよいよ愛お嬢様と・・・!
 
¨んん・・・見られてるとやっぱり恥ずかしいよぉ////¨
「綺麗ですよ、愛お嬢様」
ついに愛お嬢様は一糸纏わぬお姿になりました。
雪よりも白く透き通る様なやわらかいお肌、たわわに実った乳房、主張をしている桜色の乳首。
丸みを帯びたお腹でしたがしっかりとくびれており、腰からお尻にかけて卑猥なラインを描いています。
そ、そ、そして、もう充分に湿っていらっしゃる女性の部分。しっかりと体毛が生い茂っていました。
むちむちとしたいやらしい太もも、すらりとした長い脚。こうして見ると紛れもない人間の肢体でした。
 
 
1 き、キスをしましょう、もう一度
2 あっ愛お嬢様、それは僕の大事な場所・・・
3 こんどは愛お嬢様の大事な場所を触らせていただきます
4 な・・・なんだ?急に眠くなって・・・ 



愛お嬢様だけにこの様な格好をしていただくわけにはいきません、僕も・・・貴女と同じ様に、包み隠す物を捨てます。
¨きゃっ////し、執事さん、すご・・・////¨
いざ行為におよぶとなると恥じらいを隠せない愛お嬢様・・・
「もう一度キスをしましょう、愛お嬢様」
ベッドに座ったままもう一度お互いの唇を重ねました。今度は愛お嬢様から舌を入れてきたり、僕の耳をくすぐったりして・・・
¨執事さんのおちんちんお腹に当たってるよ・・・¨
「ご、ごめんなさい。先程から膨張するばかりで」
・・・め、愛お嬢様、何をなさるのですか?僕をベッドに寝かせて・・・!
 
¨そろそろ私にもさせて。いっぱい気持ち良くなってほしいんだから¨
愛お嬢様は頭を僕の下半身に向けてそのまま覆い被さる様に密着してきました。
こ、この体勢は・・・ああ、愛お嬢様の、女性の部分が僕の顔に・・・ち、近いです。
 
僕の鼻はすっかり興奮なさっている愛お嬢様の匂いにくすぐられて・・・
 
 
¨あの・・・な、慣れてないから、うまくできなかったらごめんね。執事さん・・・¨
僕の大事なものをあたたかい感触が包み込んできました。これはおそらく愛お嬢様のお口ですね
・・・んん・・・あっ、そんなにも、もごもごとされては・・・出てしまいます!
たまりません、ああっ・・・失礼ですが、に、人間の方の感触とはまるで違いますよぉっ
らめ・・・れすぅ、ひ、ひたが、まわらなく・・・あはぁあっ、これはぁあ
いけない、愛お嬢様にしていただくだけでは。ここは僕も気持ち良くして差し上げたいのです!
¨んんぅっ!?¨
思わず舌を愛お嬢様の大事な場所に突っ込んでしまいました。
舌を伝い、愛お嬢様の愛液が喉の奥へと流れていき・・・
 
¨んむぅ、やらぁひちゅじしゃん、わたしのあそこ、そんなに・・・おいしい?¨
「め、愛お嬢様、貴女も・・・気持ちいいですか?」
¨わざわざ聞くなんて自信がないのかしら。もういろんな娘としてきたのに¨
そのお声、普段より少し高めですね。感じていらっしゃるのでしょうか
 
 
1 しばらくこのまま愛し合いましょう
2 挿入してもよろしいのかお聞きします
3 ・・・ノック・・・?!うわぁああ大変だぁあ!! 



このまま貴女と・・・愛お嬢様ぁあ・・・っ
¨執事さぁん・・・¨
ぬぽっ、と口から僕の屹立したものを抜いて・・・
¨・・・き、きて・・・貴方が・・・好き////¨
僕の前に座り、足を開いて自らの大事な部分をお見せして・・・
かろうじて見えるくらいの角度だったのが余計に興奮してしまいました。
つ、ついに、今からこれを、挿入させて頂けるのですか。本当によろしいのだろうか?
愛お嬢様の様な魅力的な方を僕みたいな輩が・・・
 
 
¨コン、コン¨
・・・心臓がひっくり返るかと思ってしまいました。
の、のの、ノックの音が・・・空耳ではない、確かに聞こえましたよ。
「・・・もう寝ちゃった?」
こ・・・このお声はあのお嬢様ではないですか!?なんというタイミングでしょう
 
 
1 C館のお嬢様の・・・(好きなお嬢様の名前を書いてね)
2 B館のお嬢様の・・・(好きなお嬢様の名前を書いてね)
3 あら?!こ、ここ、コックさんですか(好きなコックさんの名前を書いてね) 



このお声は・・・!
「もう寝ちゃった・・・?ねえ・・・あの、さ」
み、みみみみ雅お嬢様!!間違いありません、この気の強そうなお声は!!
 
いったい何のご用でしょうか。わざわざあのお嬢様がこの様な時刻にいらっしゃるとは・・・
「・・・ねえ、起きてる?お、起きてなかったらいいんだけど」
 
合鍵をお持ちなのはえりかお嬢様と舞お嬢様だけです。
なので鍵を掛けていればドアを開けられるという事はまずあり得ません。
 
「・・・・・・私、何やってんだろ。ちょっと前まで好きじゃなかったのに・・・」
おそらく何かお話があるに違いありません。
¨・・・執事さん・・・あの子を入れるの?¨
め、愛お嬢様・・・
・・・もし雅お嬢とお話をするのなら、愛お嬢様がここにいてはまずい事になりそうです。
実体があるのでもしかしたら僕以外でもお姿が見えてしまうかもしれません
 
 
1 すみません愛お嬢様、また日を改めて・・・今宵は楽しかったです
2 ごめんなさい雅お嬢様、僕は愛お嬢様と・・・
3 あれ・・・?なぜ鍵を開ける音が?!だめぇええええぇ!! 



・・・ごめんなさい愛お嬢様。雅お嬢様の呼び掛けを無碍にはできません。
「ごめんなさい愛お嬢様。今宵はここまでです」
¨ありがとう執事さん。さっきは、ちょっとどきどきしちゃった////¨
ぱちん、と指を鳴らし愛お嬢様は一瞬で着替えました。
あれ・・・ぼ、僕ももう服を着替えている。これも貴女のおかげでしょうか?
¨ごめんね。さっきエッチな気分になったでしょ?あれ・・・わたしのチョコのせいなの¨
「やはりそうでしたか。口にした時からなんだか急に興奮してしまいまして」
 
愛お嬢様は僕にお顔を近付けて・・・あ・・・っ
 
¨だってそうしなきゃ私としてくれなそうだもん。じゃあね、また会いましょう¨
 
 
唇にやわらかい感触がして瞬きをした時にはもう愛お嬢様のお姿はありませんでした。
 
 
「ごめん、起こしちゃった?」
「いいえ。それより、こんな時間にどうなさったのですか?」
「・・・・・・あ、あの・・・・・・その・・・」
 
雅お嬢様はうつむいてしまいました。何かお話がありそうなのですが・・・
 
 
1 ノノl*∂_∂'ル<ごっごめん、なんでもない!
2 僕から話し掛けてみなければならない
3 なんだ?!体が勝手に雅お嬢様を抱き締めて・・・! 



雅お嬢様は黙ったままうつむいてしまい、何もおっしゃってくれなくなりました。
僕からお声をかければ話していただけるでしょうか?話を切り出すより返事の方がいくらかやりやすいですし・・・
 
「雅お嬢様、何かご用なのですね」
「・・・・・・・・・」
「すぐにおっしゃって頂かなくてもよろしいです。雅お嬢様が落ち着いてからでも・・・」
「あ、あの・・・明日さ、バレンタインでしょ?」
良かったです、思ったよりも早く気持ちを落ち着けて頂けた様ですね。
・・・ば、バレンタイン?はい、そうです・・・
「だだ、だから、さ、その・・・あの・・・////」
 
こちらも思わず緊張してしまいそうですよ。
「明日、楽しみにしててね!」
「雅お嬢様、それはどういう・・・あっ待ってください!」
 
お待ちください!待ってください雅お嬢様!
「おやすみ、おやすみ!めっメリーバレンタイン!」
初めてお聞きしましたよその様な言い回しは・・・
もう見えなくなってしまってしまいました。あまりにも早すぎる・・・
 
 
「楽しみにしてて、という事は・・・つまり・・・」
・・・ようやくその意味を理解しました。こ、今宵は果たして眠れるでしょうか?
ますます目が冴えてしまいそうですよ