また眠れない。こんな夜は・・・決まって何かがあるんだ。 

きっとあのお嬢様がこちらにいらっしゃるからかもしれない。 
あのお嬢様は次はいついらっしゃるのかはいつも教えてくださらない。 
だが・・・わかってしまうというか、勘というべきだろうか。 

・・・そう言えば、なぜ僕はあのお嬢様とお話ができるのだろうか? 
不思議な声・・・エコーがかかる様な、耳に長く残る声。 

「・・・!」 

来ましたね、この空気の揺らぐ様な音、気配。間違いありません。愛お嬢様だ 

「・・・・・・?!」 
しかし、そのお姿は初めて見・・・いえ、見たことがある。いや・・・ない 
僕の部屋にあらわれたそのお嬢様は、愛お嬢様と同じ様な格好をなさっていました。 
そしてそのお顔は・・・ 
「・・・ま、舞お嬢様?!」 

舞お嬢様はキョロキョロと部屋を見ています。 
な、なぜあなたがそんな・・・嘘でしょう?! 

1 愛お嬢様のいたずらに違いありません。騙されませんよ 
2 落ち着いて・・・まず、話し掛けてみましょうか 
3 するともう一人別のお嬢様が。嘘だ! 



ここはまず落ち着いて・・・ 
「あの、貴女は・・・舞お嬢様ですか?」 
声をかけたら僕の方を向き目をぱちぱちさせているそのお嬢様。 
¨まい?へぇ〜。そういう名前なんだ、この子¨ 
・・・これは舞お嬢様の声か?・・・ちょっとおかしいな。 
それに良く見ると確かに舞お嬢様なのですが、だいぶ縮んだといいますか・・・ 
なんだか普段見慣れている舞お嬢様ではない様な。 

¨さっきここに来る時に違う部屋に出たの。そこで写真があってさ、ちょっと姿を借りたんだ¨ 

はっ。そういえばさっき、二階のあたりで何か物音がしていました。 
¨まさか本当の姿で来るわけにもいかないし。ちょっと借りちゃうよ、その『まい』って子の姿¨ 

・・・この方は愛お嬢様ではありません。 
違う方ですが、同じ¨悪魔¨には違いありません。 

どうして僕の周りは動物やら悪魔やらが寄り付いてくるのでしょうか? 

1 あなたはなぜこちらにやってきたのですか? 
2 も、目的はまさか僕の生気ですか?! 
3 また別の気配、間違いなくあのお嬢様だ 



「あなたはなぜこちらにやってきたのですか?」 
¨あ、そうそう!それを説明しなきゃ。あのさ、私のお姉ちゃんがこっちでイタズラしてるでしょ?¨ 

・・・お、お姉さん?という事はこの方は愛お嬢様の・・・! 
¨こっちに来ちゃいけないってわけじゃないんだけど、 
 私たちの世界には必要以上に人間に干渉しちゃいけないって決まりがあるんだ¨ 
「あ、あなた達の世界・・・ですか?」 
¨うん。もうだめってパパやママにも言われてるのにお姉ちゃんでは言うこときいてくれないの¨ 

愛お嬢様にご家族がいらっしゃったとは。ご本人の口からは一言もきいたことがありません 

¨だから、さ。あまりしたくないけど・・・ちょっとお仕置きしなくちゃいけないって思って¨ 

そういうとその方は手をかざし、何やら空間より取り出しました 
果たしてこの道具は? 

1 このオモチャの手のようなものはいったい 
2 なんだ?これは・・・小さなタコだ 
3 これは砂時計か 



その方の手のひらでうねうねしている物。青くて小さな・・・タコ? 
「これはなんですか?」 
¨私の道具。ちょっとききすぎるから、あまり使いたくない。でも・・・このままじゃお姉ちゃんはイタズラをやめない¨ 

この可愛らしいタコさんが・・・お仕置きの道具なのか。 

「それで愛お嬢様は・・・」 
¨・・・しっ。もう来てる¨ 
「気配を感じないですが」 
¨私が来てるのに気付いてるよ。だから気配を消してるの、さっきまでいたもん¨ 

・・・まったく感じません、愛お嬢様の気配を。 
この方の気配しかわかりません。愛お嬢様と良く似た気配・・・ 

¨生意気ね。私をお仕置きするですって?¨ 

「!!」 
¨お姉ちゃん?!¨ 

すると、ベッドの上に愛お嬢様があらわれました。 

¨せっかくまた執事さんの生気を吸いに来たのよ。邪魔しないでちょうだい¨ 
¨だめっ!お姉ちゃん、パパもママも怒ってるよ。もうイタズラはやめて¨ 

あわわわ・・・あまり良くない雰囲気ですね。 

1 落ち着いてください二人とも。喧嘩はいけません 
2 その方が愛お嬢様にむかいタコさんを投げつけ・・・ 
3 愛お嬢様・・・ちょっと機嫌がよろしくないみたいです 



喧嘩はよろしくありません、ここはお二人をなだめなくては。 
「お二人とも落ち着いてください。ここはひとまずおさえてください」 
¨・・・・・・¨ 
¨・・・執事さんは優しいのねぇ。うふふ、わかったわ¨ 
よ、良かった。愛お嬢様が険しい顔つきからいつもの笑顔になりました。 
¨いつまで険しい顔してるのリリム。そんなに怒るとしわが増えるわよ¨ 
¨・・・うるさい¨ 

り、リリム?このお嬢様はリリムというお名前なのですか。 
¨それにその姿、誰かの姿を借りたわね。だめよ無断で借りたら・・・¨ 
¨・・・お姉ちゃんだって無断でしょ¨ 
¨ちがうわよ・・・¨ 

愛お嬢様はリリムお嬢様をそっと抱き寄せました。 
先ほどの険しい顔つきがまるでうその様です。 
¨うふふ、でも似合ってるわよ。その姿¨ 
¨そ、そお?お姉ちゃんに誉められるとうれしいなぁ¨ 

本当は仲がよろしいのではないでしょうか。もうお互いに笑顔です。 

¨うふふふふ・・・¨ 
・・・?!め、愛お嬢様、リリムお嬢様の手から気付かれない様にタコさんを取りました。 
だめだ、リリムお嬢様は気付いていません。何をなさるおつもりですか! 

1 リリムお嬢様!危ないですっ! 
2 あっ愛お嬢様何を・・・うわぁあタコさんが! 
3 愛お嬢様はそのタコさんを懐に入れました 



「リリムお嬢様危ないですっ!た、タコさんが!」 
僕の呼び掛けでリリムお嬢様はタコさんをとられた事に気付きました。 
¨あっ?!こらお姉ちゃん、その子返して!¨ 
¨だめよ。私にお仕置きするなんて十年早いんだから!¨ 

うわっ?!なななんだ、タコさんが! 
¨きゃあぁああ〜〜〜?!¨ 

なんとタコさんが何倍にも大きくなり、足が何本も伸びてリリムお嬢様を捕らえてしまったのです 
¨うふふふふ♪どう?あなたのかわいいペットにいじめられる気分は¨ 
¨あぁあんっ、やだ、やめてぇ、いやぁああっ!¨ 

あ・・・り、リリムお嬢様・・・が・・・タコさんに・・・! 
うねうねとうごめく何本もの足にくすぐられたり、ふ、服の中を・・・ 
リリムお嬢様は声は違いますがそのお姿は舞お嬢様にそっくりなので、よ、よからぬ妄想をしてしまう・・・ 
きっとリリムお嬢様がお借りした舞お嬢様のあのお姿は、小さい頃のお姿でしょう。 
今の舞お嬢様より背は小さいし顔つきも幼いので・・・ 

¨お姉ちゃんに勝てると思ったの?私にかかればタコさんぐらい操れるのよ¨ 
¨あぁあん・・・いやぁ、くすぐったぁいっ¨ 

ま、舞お嬢様にしか見えないですよ。 
このままじゃ大変なことになってしまう! 

1 愛お嬢様おやめください!お願いです 
2 す、少し見ていた・・・いやだめだ、しかし 
3 タコさんを引き剥がす 



ベッドに倒され、タコさんに悪戯をされている舞お嬢様。 
いやちがう、あのお嬢様はリリムお嬢様だ。しかし・・・どうしても舞お嬢様に見えますよ 
¨リリム、もうお姉ちゃんに生意気なことしないなら許してあげるわよ¨ 
¨や、やだ!私はお仕置きしにきたんだもん!¨ 
¨あらそう。じゃあこうしちゃおうかしら¨ 
¨んぐぅうっ?!¨ 
ああ・・・ついにお口にまで足が・・・いけません、いけませんよこんな・・・! 

¨うふふふ。エッチな顔しちゃって¨ 

や、やりすぎですよ愛お嬢様。妹さんにそこまで 
¨なあに執事さん?その顔、私に何か不満でも?¨ 

1 はい、さすがに今の貴女はやりすぎです 
2 い・・・いえ・・・ 
3 タコさんにやめる様うったえる 



「はい、さすがに今の貴女はやりすぎです」 
¨・・・・・・・・・¨ 
こういう冷たい目の愛お嬢様は見たことがありません。正直、怖いです。 
ですがやめません、ここで目を逸らしては愛お嬢様に隙を与えてしまうでしょう。 
¨・・・ふぅ、わかったわ¨ 
あれ?!た、タコさんがリリムお嬢様から離れたぞ。 
¨怒られちゃった。なんかちょっとへこむなぁ¨ 
¨はあ・・・はあ・・・はあ・・・¨ 
「だ、大丈夫ですかリリムお嬢様?!」 
¨・・・う、うん・・・ちょっとびっくりした¨ 

愛お嬢様は照れ臭そうというか、ばつが悪そうに頬を掻いていました。 
¨執事さんにはああいう私の嫌な姿は見せたくないから。だからやめてあげる¨ 

良かった・・・ちゃんと注意をして良かった。 

¨もう帰ろうかな。じゃあねリリム、執事さん¨ 

1 リリムお嬢様がいきなりタコさんを・・・!わあぁあ大変だぁあ〜 
2 はい、ではまた。愛お嬢様 
3 もう少しお話しませんか?せっかくいらっしゃったのですから 



「もう少しお話しませんか?せっかくいらっしゃったのですから・・・」 
¨・・・引き止められちゃった。嬉しい♪しゃあお話しましょ¨ 

ベッドに座る愛お嬢様。こうしていると可愛らしいのですけど・・・ 
¨この子ね〜ちょっと頭固いのよ。いいじゃない人間と遊んだって¨ 
¨お姉ちゃんはいいかげんすぎなの。いくら怒られてもぜんぜん気にしないんだもん¨ 
悪魔にだって家族はいるんだ。そう思うと愛お嬢様が身近に感じました。 
¨だって執事さんが気になるんだもーん♪だからこっちに来ちゃうんだよ¨ 
「め、愛お嬢様ぁ////」 

体は触れないのですが、抱きつかれるとどきどきします 

¨お姉ちゃん!!¨ 
¨ちょ、何よリリム?あっ、やめて!きゃぁあぁ!¨ 

なんとリリムお嬢様がタコさんを愛お嬢様にむかい投げつけました。 
タコさんはまた先ほどの様に何倍にも大きくなり、愛お嬢様の体に何本も足が・・・ 
¨あ、あん、いやーん!やだ、こんな姿執事さんに見られたくないー!¨ 
¨お姉ちゃんは私だけのものだもん!誰にも渡さない!¨ 

あわわわわ・・・これは大変な事に! 

1 リリムお嬢様おやめください! 
2 失礼ですが目を逸らせません・・・ 
3 タコさん、もうやめなさい! 



¨いやぁ〜〜ん////やめなさい、こらぁあ〜〜////¨ 

め、目を逸らせません。あ・・・あの愛お嬢様が、タコさんの足で・・・ 
¨くすぐったぁいっ!いやぁっ、やだぁ〜〜////¨ 
¨だめだよお姉ちゃん。反省しなさい!¨ 
¨リリム・・・あとで覚えてなさいよぉ¨ 

まるで舞お嬢様が愛お嬢様を悪戯している様に見えます。 
¨見ないで執事さぁん、いやぁーん¨ 
¨さっきは口の中もしてくれたよね、ほら¨ 
¨んぐぅうっ?!ら、らめ、りりふぅ、あぁあん////¨ 

も、もうたまりません!僕はもう、しかし、でもぉ〜〜 

¨えと、執事さん・・・だっけ?遅くなっちゃったけどごめんなさい、いつもお姉ちゃんが迷惑かけて¨ 
「い、いいえ、とんでもない」 
¨続きはあっちでやるからね。お姉ちゃん¨ 
¨やだぁ〜まだ執事さんの生気吸ってないのに!¨ 

一瞬でお二人の姿は消えてしまいました。 
いつもながら・・・愛お嬢様との時間は突然終わりますね。 

お仕置き・・・もう少し見たかったなぁ・・・ 

何を言ってるんだ僕は。 

でも・・・また会えますよね?このままでは終わらない気がします 


こっちの愛理は教師編も執事編も州´ ̄ ー  ̄)<ンー みたいな顔するんだろうか あんまりイメージないな できればゴックンしてンー♪して欲しい、とか言ってwww 州;´・ v ・)<いっぱい出たね、顔が真っ白 (;執事)<申し訳ございません愛理お嬢様!今すぐおふきします 州´・ v ・)<ん・・・んぐ・・・ 州*´‐ v ‐)<ンフ-・・・♪ (;執事)<お嬢様・・・?! 州*´・ v ・)<執事さんのせいだよ。我慢できる様になったの (*マネ)<ほほう・・・ リ|*‘ヮ‘)|<あんないやらしい顔しちゃって 从 ’w’)<先生と桃子ちゃんが・・・ 从 ’w’)<・・・・・・ 从* ’w’)<幽霊でもできたらいいのに・・・ 从 ´w`)<クゥ〜ン… |マネ)<(フム…おっぱい幽霊め、確かにあのままにしておくのは惜しいな…どうしたら…?) (*マネ)<そうだ、俺いつか幽体離脱したことあったな!あれがまたできれば…ケケケケ♪ (;教師)<あっ、あの野郎また来てるっ!しかもまた最高にイヤらしい顔してニヤついていやがって、コラー! ヽ(*マネ)ノ<わーい見つかっちゃった〜いwww |’w’)<・・・ リ|*‘ヮ‘)|<違う世界の娘をクンカクンカしてきたわ (執事)<?? リ|*‘ヮ‘)|<こっちの話よ リ|*‘ヮ‘)|<(・・・執事さん・・・好きよ)