「・・・これでもう4人目か。僕はいったい何をしているんだろう」 

ご主人様には報告できない。できるはずがない。 
しかし・・・断る事などできないんだ、お嬢様のあの眼差しを前にして・・・ 
いくら考えても僕の行動が正しいのか正しくないのか答えは見つからない。探そうとすれば無限に広がる思考の海、きりがない。 

僕の悩みなどお構い無しに日常は押し寄せてくる。誰にも言えない秘密を抱えたまま、ただ時間は過ぎていくんだ・・・ 

「執事さんいるぅ?」 
「ゆ、友理奈お嬢様。どうされました?」 
早貴お嬢様と仲がよろしい友理奈お嬢様。もう、早貴お嬢様はあの出来事を伝えただろうか? 
まさかその事でこちらにいらっしゃったのでは・・・ 

1 な、何の御用でしょうか? 
2 申し訳ありませんでした。早貴お嬢様にあんな真似を 
3 何かお持ちの様だ。あれは・・・? 



恐る恐るお聞きしてみた。 
「何の御用でしょうか・・・?友理奈お嬢様」 
「あのねぇ、大変なの!」 
手をばたばたとさせている友理奈お嬢様。やはりもうご存知なのだな・・・ 
「これっ、はい」 
「・・・こ、これは?」 
するとお嬢様は手に持っていたものを僕に差し向けた。 
これは・・・なんだ?小さな傘の様な形をしている。 
「さっき森で見つけちゃった。C館の森にもめずらしいものがあるんだねぇ」 
不思議な形、色合いだ。こんなキノコは見たことがない。 
「おいしいんだよぉ。執事さんにもあげるね!」 
「あ、あの・・・お言葉ですが、何でもお口に入れるのは危険ですよ」 

もう召し上がってしまったのか?!もし毒があったら大変だ、友理奈お嬢様が危ない! 

「う・・・っ」 
急にお腹を押さえたお嬢様。やっぱり毒が?! 
「苦しいよぉ・・・執事さぁん・・・」 

1 大変だ!今すぐ医務室に! 
2 お腹の薬なら持ってたはずだ、ここで応急処置をしよう 
3 とりあえずここに友理奈お嬢様を寝かせる 



「友理奈お嬢様大丈夫ですか?!と、とにかくこちらに横になって下さい!」 
「う・・・うん・・・」 
息も荒い、とても苦しそうだ。今すぐお助けしなければ! 
しかし・・・医学の知識も無いのにどうすればいいんだ。 

「はぁ、はぁ、熱いよぉ、体が・・・はぁ・・・」 
横たわり汗ばんでいるその姿を見て思わず卑猥な想像をしそうになった。 
そんな自分が・・・恥ずかしい。こんな時なのに・・・ 
僕は自分で自制心が強いだなんて根拠も無く思っていたが、とんだ思い上がりだった。 

「こわいよぉ・・・ひぃいん・・・」 
「僕がついています!心配などしなくていいのです!」 
「し、執事さぁん・・・」 

僕の手を握る友理奈お嬢様。情けない、僕にはこんな事くらいしかできないのか 

「あぅっ!」 
びくんっ、と友理奈お嬢様が痙攣した。 
「お嬢様?!」 

僕は友理奈お嬢様の手を強く握った。 

・・・あれ? 
目の錯覚かな、ちょっとだけ友理奈お嬢様の手が縮んだ様な気がする。 
僕よりも大きく長い指が僕と同じ大きさになっているぞ 

1 まさか、縮んでいる・・・? 
2 そんなはずはない、それよりせめてお腹をさすって・・・ 
3 また痙攣した、悔しい、僕に何かできれば 



嫌な予感が頭を過った・・・ 
まさか友理奈お嬢様が縮んでいる、とか? 

「は、ぁあんっ!」 
また痙攣が起きて手がさらに小さくなった。 
今度は明らかに僕の手よりも小さい。嫌な予感が当たってしまった 
恐る恐る他の部分に目をやると・・・ 
「あ・・・!!」 
ふ、服にかなり余裕ができている。先程はちょうどいいサイズだったのに、もうこんなに・・・! 
「んん、だいぶ楽になってきたよぉ」 
「っ!!」 
信じられない、ベッドからはみ出しそうな大きさだったのに、二回りほど縮んでしまった。 
大人から一気に小学生にまで逆戻りしてしまった様な不可解な現象。 

「あれぇ?執事さん、おっきくなったのぉ?」 
「い、いえ・・・その・・・」 

これを友理奈お嬢様に伝えるべきか、それとも・・・ 

1 お嬢様落ち着いて聞いてください。貴女は・・・ 
2 な、なんでもありません。大丈夫ですよ 



・・・きちんと伝えた方がいい。いずれは気が付くのだから。 
「友理奈お嬢様・・・落ち着いて聞いてください。貴女のお体は・・・」 
「・・・・・・えっ??ち、小さくなっちゃったのぉ。そう言われたらなんか服がだぼだぼだぁ」 

あれ? 
な、なんだか声も高くなっているぞ。これはどういう事だ?! 
「わぁ〜〜あのキノコって体が縮むんだぁ!面白〜い」 
まさかこんな喜んでいるとは。僕なら間違いなくあたふたしていただろう。 
さすが友理奈お嬢様というか・・・物事に同じない大物の風格ですね。 
いや感心などしている場合じゃない!どうやったらもとに戻るんだ。時間が経てばまた大きくなるのか?そんな保証があるとは思えない。 

1 森に何か手がかりがあるかもしれない、探そう! 
2 ここにいてもらおう。この姿を誰かが見るのはまずい 
3 ゆ、友理奈お嬢様何を、アッー?! 




よし、今から森に手がかりを探しに行こう! 
「どこか行くの?私も行きたい、連れてって」 
「・・・友理奈お嬢様はここにいてください。誰かにそのお姿を見られるのはまずいのです」 
「なんでぇ?気付かないんじゃないかなぁ」 
「不審に思うはずです、見かけない子がいると・・・」 
「・・・やだ。一緒に行きたい。すぐ森に行くんでしょ?他の子には会わないよきっと」 
「お願いです友理奈お嬢様、ここで待っていてください」 
「・・・執事さんは私が嫌いになったんだ・・・」 
「そうは言ってません!騒ぎにしたくないのです。友理奈お嬢様が傷つくのですよ」 
「一緒に行きたい、連れてって。お願いっ」 

1 ・・・お願いです、ここでお待ちください 
2 仕方ありませんね。ご一緒にまいりましょう 
3 ノソ*^ o゚)<友理奈ちゃんあそぼ〜 



「・・・わかりました。まいりましょう」 
「ありがと執事さんっ!」 
ぴょんぴょん跳ねてはしゃぐ友理奈お嬢様がかわいらしいです。 

本当に小さくなってしまったな・・・比べるのは失礼だけど、お嬢様の中では小さい桃子お嬢様や千聖お嬢様くらいに・・・ 
「こっちが森だよぉ執事さん」 
「ま、待ってください!」 
おかしいな、あんなに足が速かっただろうか?友理奈お嬢様は。 

「わぁ〜暗くなってきちゃったねぇ」 
「早く手がかりを見つけましょう。暗くなってから歩くのは危険です」 

C館の森にはあまり入ったことはないな・・・いったい何があるのだろう。 
「うわっ?!」 
いきなり木の実が落ちてきた。も、もし直撃してたら大ケガしてたぞ。 
「わぁ〜おいしそ〜。見て、中からジュースが出てきてるよ」 
「友理奈お嬢様、落ちているものを口に入れては!」 
僕の制止もきかずに落ちて割れた木の実のジュースをすする友理奈お嬢様。 
「おいしぃっ♪早貴ちゃんにも飲ませてあげたいなぁ」 

しかし・・・それが友理奈お嬢様の魅力でしょう。 

1 道端に生えた怪しいキノコを発見! 
2 なんだあの洞窟は 
3 おや、あちらにきれいな湖がある 



「ん?」 
木の実ジュースを飲んでいた友理奈お嬢様がふと辺りを見回している。 
「ど、どうしました?」 
「あっち見て、執事さん」 

友理奈お嬢様が指差す先は見るからに怪しい洞窟・・・ 
「なんか怪しいよあそこ。行ってみよう」 
「ま、待ってください!懐中電灯を持っていません、明かり無しで行くのは危険です!」 
「もってるから安心して」 
「よ、用意がいいですね」 
「遊ぶのに必要だから」 
僕よりも早く洞窟へと走っていく友理奈お嬢様。 

「きゃあぁあ〜〜〜!!」 
姿が見えなくなってからすぐに友理奈お嬢様の悲鳴が聞こえた。 
「大丈夫ですか友理奈お嬢様?!」 

中がよく見えない!懐中電灯は友理奈お嬢様が持っている、だから真っ暗な中を探さなきゃ 
「あっ!」 
「ひぃい〜〜ん、冷たいよぉ〜・・・」 
すぐに見つかったのは幸いだが、友理奈お嬢様は転んで水溜まりに尻餅をついていた。 

1 すぐに着替えを取ってくる 
2 僕の上着を下半身に巻き付ければ寒くないはず 
3 ぬ、脱いでください、風邪をひきますよ 



「友理奈お嬢様!ぬ、脱いでください」 
「やだ!!なんで脱がなきゃいけないのぉ」 
「濡れたままでは風邪をひいてしまいますよ」 
「き、着替えなんて持ってきてないし・・・」 
「ならこれを巻いてください。ちょっと着づらいでしょうけど、寒くはないはずです」 

友理奈お嬢様はもじもしなさっている。 
「じゃあ脱ぐから・・・あっちむいてて」 
「はい・・・」 

・・・き、聞こえる。ぴちゃぴちゃと音が 
濡れて肌に服がひっかかって脱ぎづらそうだな、友理奈お嬢様。 
見ているわけじゃないが音から察するとかなり脱ぎづらそうだ。 
「終わったよぉ・・・」 
「は、はい」 

先程まではいていたホットパンツのかわりに僕の上着を腰に巻いている友理奈お嬢様。 
「・・・パンツは私が持ってるから・・・」 
「そ、そうですか・・・」 

1 違う場所を探しましょうか 
2 歩きづらいでしょう?おんぶします 
3 パンツは僕が持ちます!へ、変な意味ではなく 



「パンツは僕が持ちます!」 
「・・・な、なんでぇ?いいよ私が持つから・・・」 
「変なつもりではなく、僕が持つのが執事としての勤めなのです!お願いします!」 
「・・・・・・わ、わかった。私じゃ無くしそうだし・・・持ってて」 
友理奈お嬢様から手渡されたホットパンツ、そして下着。 
あえて中身は確認しないでポケットに入れた。これはあとで洗濯しなければならない 
「僕がおんぶいたします。歩きづらいでしょう?」 
「う、うん、じゃあ執事さんに任せるね」 

そっとしゃがんだ僕の背中に乗る友理奈お嬢様。 
もし元の大きさならばありえなかったでしょう。あのキノコを食べたせいでこうなりました。 
「執事さんの背中っておっきいねぇ」 
「そうですか?」 
「うん・・・安心する」 
ぎゅっ、と体を寄せてくる友理奈お嬢様。 
・・・失礼だが胸もちぢんでしまった様ですね。完全に平べったいです。 

さっきから失礼だな僕は。 

「何も無いねぇ、怪しいと思ったんだけど・・・」 
洞窟の中は意外に狭く、奥深くまで広がっているかと思ったがすぐ行き止まりに突き当たった。 
「あ!見て執事さん、あれ!」 
「これは?!」 

1 足元にキノコが。まさかさっきのと・・・しかし色は違う 
2 うわぁコウモリだ! 
3 ほ、骨?! 



これは・・・キノコ?! 
「やったね執事さん!キノコ見つけたよ、これ食べたらおっきくなるよぉ」 
「お待ちください。色はあのキノコとは違いますが、食べても大きくなるかは分からないですよ」 
「大丈夫だよ、きっとこれだよぉ!」 

友理奈お嬢様ははしゃいでいますが、この得体の知れないキノコ・・・食べても平気なのでしょうか? 
今度こそ毒が入っているかもしれない。下手に口にするのは危険だ! 
「食べてもいい?執事さぁん」 

1 ここで口にせずお屋敷に帰ってからにしてください 
2 は、はい・・・どうぞ 
3 僕が先に食べます! 



「ここで口にせずお屋敷に帰ってからにしてください」 
「はぁ〜〜い」 
もし食べてはいけないキノコだったら大変だ。 
お屋敷に帰ってもいきなり友理奈お嬢様が食べない様にしなくては・・・ 
いざとなれば僕が毒味をすれば友理奈お嬢様は助かる。 
どんな異変をきたすかわからない危ないキノコを食べさせるわけにはいかない。 


「色、やっぱり違うねぇ」 
先程のキノコと比べてみると大きさは同じくらいだが色はまるで違う様だ。 
あれからもう二時間近く経っているがまだ友理奈お嬢様は縮んだままだ。もしかしたらこのまま・・・ 

そんなはずはない、希望を捨ててはだめだ。 
「執事さんこれ食べていい?美味しそうだよぉ」 

1 あっだめです・・・あー! 
2 僕が先に食べて何も起きなければいいですよ 
3 タイミング悪くノックが!あけちゃだめぇ〜! 



「いただきまぁーす」 
「いけません友理奈お嬢様!あっ、だめです、あー!」 
僕が止めるよりも先に友理奈お嬢様はそのキノコを食べてしまった。 
「おいしぃ〜♪」 
「すぐに吐き出してください!お嬢様!」 
「も、もう飲んじゃったよ」 
あぁああなんて事だ!取り返しのつかない事を・・・ 

だが、特に友理奈お嬢様が苦しむ様子は見られない。 
「どうしたのぉ?執事さん。おいしいよぉ」 
「大丈夫ですか?苦しくはないですか」 
「うん。執事さんも食べて、おいしいから!」 
洞窟からとってきたそのキノコを僕の口に・・・! 
「あ、あぁ、んぐっ?!」 
「ちゃんと噛んでからごっくんするのぉ」 

ゆ、友理奈お嬢様、おやめください、僕は・・・! 

飲み込んでしまったぞ。果たしてどうなるのか 

「う・・・っ!!」 
「し・・・執事さん?!どうしたのぉ?!」 
「か、体が熱い・・・!はぁ、はぁ、あああぁああっ!!」 

・・・そして、僕を襲ったその異変は 

1 体が縮んでしまった! 
2 あれ・・・?なんか胸が膨らんでるぞ・・・? 
3 窓の外から声が聞こえる気がする。 

4 身体が熱く興奮してきた 



「大丈夫ぅ?!執事さん」 
「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 
体の熱がひいてきた。 
・・・体は縮んではいないな、かといって大きくなってもいない様だ。何か変わったのか・・・? 

「・・・・・・でさ・・・」 
窓の外から声が聞こえる。誰かいるのか? 
「相変わらず色気ねーよなー、あの女。誰だっけ?あの汗っかきなやつ」 
「知らん。でもいつも叫んでるよな、ガーッとかなんとか」 

・・・人はいない。だが声がする、いやこれはもう会話だ。いったいどうなってるんだ? 
空耳にしては・・・はっきり聞き取れるぞ。それともこれは幻聴なのか? 
あのキノコは幻聴が聞こえてしまうのか・・・やっぱり恐ろしい作用が 
「執事さんどうしたの?」 
「ゆ、友理奈お嬢様、何か聞こえませんか?」 
「・・・うん。しゃべってるね、ほらあの子たち」 
友理奈お嬢様もキノコを食べたんだ、きっと同じ作用が 
「・・・?!」 
友理奈お嬢様が指差す先をよく見てみると・・・小鳥が二匹。 
「執事が見てるぞ、俺たちの話が分かるのかな?」「わかるはずないよ、たぶん」 

間違いない、あの鳥達がしゃべっている! 
あのキノコは食べたら動物の話がわかる様になるのか! 
だから・・・友理奈お嬢様には異変が無かったのか 

1 ・・・あれ?友理奈お嬢様、ちょっと大きくなってませんか 
2 もう少し話を聞いてみる 
3 友理奈お嬢様がキノコを僕の口に・・・ってこれは 



もう少し話を聞いてみるか。 

「あの隣にいる子供誰だろ?友理奈ちゃんじゃないか」「いや・・・似てるけど小さすぎるよ。もっと大きいはずだ」 
「キノコ食べて縮んじゃったのぉ」 
「なんだ、そうなのか。知らなかったの?縮むキノコ」 
「うん・・・知らなかった」 

・・・あの鳥さんはキノコの事を聞いても驚く様子はない。むしろあるのを知っている様な感じだ 

「大きくなるキノコってありますか?」 
「うわ?!執事がしゃべった、っていうか会話できてる!」 
「何いってんだ、あの緑のキノコは人間と動物が会話できるやつだぞ」 
「あ〜びっくりした・・・あるよ、大きくなるキノコ。とってきてやるよ」 

会話できる様になった事でなんとか問題が解決しそうです。ふぅ・・・ 

「ほらこれだ」 

しばらくして鳥さんが赤いキノコを取ってきてくれました。これで友理奈お嬢様は・・・ 
「ありがと鳥さん、いただきまぁす」 
ひとくちキノコを食べる友理奈お嬢様。すると・・・ 


「わぁ、あっ、わぁっ、戻ってる、戻ってるよぉ!」 

小学生の様な大きさから無事元に戻った友理奈お嬢様。 
「よかったですね友理奈お嬢様、一時はどうなるかと思いましたけど」 
「うん、鳥さんありがと!」「ありがとうございました」 
「気をつけてね、ここの森にはまだまだ不思議なキノコがあるから」「じゃあな〜〜、またなぁ」 

鳥さんは飛び立っていった。おかげで無事に友理奈お嬢様が元に戻りました。 
「えへへぇ、執事さんがちっちゃーい」 
まるで夢を見ている様だ。本当に起こった事だったのだろうか? 

「そうだ、着替えなきゃ!待ってて執事さん、着替えたらこの上着返すから」 
友理奈お嬢様はご自分のお部屋へと戻られた。 

・・・まだ信じられない。本当は夢だったんじゃないか? 
僕の部屋にあるのは赤、青、緑の三つのキノコ。 
確か・・・赤が体が大きくなって、緑が動物と会話ができて 
そして一番最初に友理奈お嬢様が持っていたこの青いキノコが体が縮む・・・ 

もう一回食べて見ようかな、たぶん、夢だろうけれど 

1 赤いのを食べる 
2 緑のを食べよう 
3 あ、青いのを・・・ 



どうも信じられないな。やはり夢だったのだろう。非現実的だ 
「一応食べてみようか・・・」 

体が縮む青いキノコを口にした。なに、大丈夫・・・ 

「・・・うっ?!」 
ばかな、そんなはずが!あぁああっ、熱い、体が熱い!嘘だ、嘘だ、嘘だと言ってください!! 
誰か嘘だと言ってください!!体が縮むなんて嘘だと!! 


「執事さんお待た・・・?!」 
下を着替えた友理奈お嬢様が戻ってきた。 
「どどどうしたのぉ?!こんなになっちゃって!!」 
「・・・き、キノコを食べてしまいました・・・」 
うわぁあ、声が高くなってる。友理奈お嬢様の時と同じだ! 
「執事さん・・・」 
「わぁっ!ゆ、友理奈お嬢様」 
友理奈お嬢様はぎゅっと僕を抱き締めてきた。 
「・・・お願い、しばらくはこのままでいてくれない?かわいくて好きぃ」 
「そ、そうおっしゃられましても・・・」 
「・・・だめぇ?」 

1 友理奈お嬢様が泣きそうだ、断っていいのか・・・? 
2 すみません・・・この体では業務に支障をきたします 
3 で、ではしばらくはこのままで・・・ 



友理奈お嬢様の無垢な瞳が潤んでいる・・・ 
こ、断ったら涙があふれてしまいそうだ。断ってはいけない 

「・・・わかりました」 
「ありがとぉ執事さん!えへへぇ、かわいいねぇ」 
ぼ、僕はどれくらい縮んでしまったんだ・・・?! 
「ちっちゃいねぇ、かわいい」 
もとから友理奈お嬢様よりは小さかったけれど、今は・・・頭二つぶんほど違う。まさに大人と子供の差になってしまった。 
「ほっといても元に戻るかなぁ?」 
「・・・そうなるのを願っています」 
「私はちっちゃい執事さんも好きだよぉ」 

今、こんな体なのをご存知なのは友理奈お嬢様のみ。 
も、もし他のお嬢様にこれを、もとよりキノコの事を知られてしまったら・・・ 
「早く帰ってくるといいね」 
「いつまでも隠し通せないでしょうね・・・」 
「ちゃんと説明するから安心して」 

・・・こうしていると子供に戻ってしまった様だ。 
体だけでなく気持ちも・・・ 
き、きっとそのうちキノコの効果も切れるかもしれません。 
「執事さん♪ちっちゃい執事さん♪」 

友理奈お嬢様の笑顔を見ていると、このままでもいいかもしれないと錯覚してしまいそうだ 


|;゚д゚从<(執事さんが子どもに…?) |*゚ρ゚从 ハァハァハァハァ… 川*^∇^)||<執事さんちっちゃーい 教師には次々に手だしてほしくないなあ (*マネ)<でも次々に中出しはしてほしい♪ (*ジミー)<なんちて♪ (#教師)<てめーらは朝っぱらからッ!許さん!! (*マネー)(*ジミー)<わーい怒った怒った〜♪ヘタレが怒った〜逃げろ〜♪ (##教師)<待てやゴルァァァァ!! (執事)<………クスッw (;ちび)<なんたる事だ、縮んでしまうとは 川*^∇^)||<かわい〜♪ 州*´・ v ・)<なんか弟ができたみたい (*ちび)<しかしこれはこれでいいかもしれない ル*’ー’リ<せんせぇ・・・♪ 州*´・ v ・)<執事さん・・・ 州*´・ v ・)<いくらお嬢様でも執事さんを独占はできないのよ・・・ (マネ)<できますよ 独占など簡単なことです Σ州´・ v ・)<あなたはこの前の!…ど、どうすればいいのですか (マネ)<執事をあなたが直接お雇いになって愛理お嬢様直属の執事にしたらよいのです 州´・ v ・)<直属ですか! (マネ)<そうです…貴女だけの親衛隊…貴女専門の執事になるのです 州*´・ v ・)<私だけの専門…親衛隊… (マネ)<なあに、他のお嬢様方の面倒は私にお任せください 何の心配も要りませんよ愛理お嬢様…クックック さあマカを飲みましょうね 州´ノ〇・)<はい ゴクゴク…プハー 州´// v //)<何だか今夜いけそうな気がするぅ〜♪ ノk|‘−‘)<先生・・・さみしいよ 从*´∇`)<にゃ〜ん 川*´・_・リ<人魚デス 州´・ v ・)<きゅうりちょうだい リ ・一・リ<わん! 川*^∇^)||<動物園ベリキューガーデンにようこそ (;執事)<・・・あながち大げさでもないな