「めんどくさ〜〜い」 
「・・・・・・・・・」 
「はぁ〜〜めんどくさ〜い。めんどくさ〜い」 
「梅田、静かにしろ」 

少しの間静かになったが・・・またすぐ愚痴りだしやがった。 

「だいたいこんな事なんでやるの〜?テストなんて中間と期末だけで嫌なのに」 
足を投げ出す様に机のうえに乗せてダルそうにしている。 
普通、テスト中の教室というものは静かなはずなんだ。声なんて聞こえるのがおかしい。 
お、おい!なに勝手にメールなんか見てるんだ!テスト中だぞ!こいつ・・・ふてぶてしいぞ 

1 頭を叩く 
2 真面目にやらないなら出ていけ 
3 相手したら調子に乗るから無視 



「おい」 
「な〜に先生?」 
無言で頭を叩いた。 
「いった〜い!何すんの」 
「出ていけ、早く」 
「ちょっ、いたたた、ごめんなさい。謝ってあげるから許してください!」 

悪いがこの態度を許すわけにはいかないんだよ。こんな生徒を野放しにしたら示しがつかない 
梅田、俺を久々に怒らせたな。今日はただじゃ帰さないぞ 

「お前たちはテストを続けてろ。来い梅田!」 
「いたたたた・・・先生やめて〜私お金持ってないの〜。かつあげはやめて〜」 
なんとふてぶてしい、こんな時にもふざけてやがる。 

教室を出て¨おしおきの間¨、相談室へと急ぐ。今日という今日はその曲がった根性を叩き直してやる! 

「先生そんな怒んないで〜、ね?テスト嫌いなんだもん」 
「いいからそこに座れ!」 

教室よりは少し狭い部屋。 
机を出し、椅子を2つひっぱりだす。 

1 説教開始 
2 さらにもう一度頭を叩く 
3 突然梅田が泣き出す 



「どういうつもりだ。いくらなんでもひどすぎるぞ」 
「さっきも言いましたけどテストなんて中間と期末で十分だです。抜き打ちの小テストなんて反則ですよ」 
「普段から真面目に勉強してないからだろ。お前いい加減に懲りろよ、いつになったら勉強するんだ」 
「だってぇ・・・」 
「頼む梅田、何度も同じことを言わせないでくれ。お前が将来困るから言ってるんだぞ」 
「・・・そうやって頭ごなしに正しい事ばっか言うんだ」 

急に梅田の声のトーンが落ちた 

「大人は自分が正しい事を言えば子供が納得するって思ってるんだ。わからない子供はダメな子扱いして・・・」 
「う、梅田、何言ってるんだ。それとこれとは違うだろ」 

・・・もしかして・・・泣いてるのか? 
いや、こいつは前に嘘泣きをした事がある。思ってる以上に悪知恵があるから用心して・・・ 
「わ、私だって、テストやりたくない時あるもん。でもやらないと怒られるし・・・」 

いや・・・嘘泣きじゃない、本当に泣いている。 
・・・どうしよう、まずは一度落ち着かせるべきか 

1 それでも、真面目に話を聞きなさいと強く言う 
2 泣き止むまで怒るのはやめようか 
3 顔を覗き込む 



「やりたくないのは誰だって一緒だろう。いけない事だが」 
「・・・・・・・・・先生・・・・・・」 

梅田はうつむいて顔に手を添えている。 
・・・泣かれると強く出られない。男子なら扱いはそんなに難しくないが、女子はな・・・ 

泣き止むまでそっとしておいた方がいいか。もう・・・梅田は難しいな、つかみどころがないというか・・・どうつかんだらいいのかわからん 

「先生なんてキライっ!」 
「お、おい!待て!」 
すると突然梅田が立ち上がり部屋を出ようとしたのでとっさに止めた。 
「離して!!」 
「まてったら、まだ話は終わってないんだ」 

しかし梅田は俺を振り切り出ていってしまった。 
「待て!!梅田!!」 
に、逃げられた。ちくしょう逃がすか! 

1 教室に戻ったかな? 
2 もしかしたら早退するつもりか?校門に先回りしてやる 
3 まさかトイレかな 



逃げ足の早いこと・・・ 
このあいだメイド写真を撮られた時の逃げ足はすさまじかったからな。 
もしかしたらもう校舎を出ているかもしれない、そしてそのまま早退するつもりにちがいない。 
あいつは以前も授業中に抜け出して早退した事があった。おそらく今回もやるかも・・・ 

ならば校門で待ち伏せさせてもらおう。悪いが逃がさないからな 

「ふぅ・・・さぁ、来い。とっ捕まえてやるよ」 

俺の予想が見事に当たった。程なくして梅田が走ってくるのを見つけた。 
「げっ?!先生!」 
「こいつ、やっぱり逃げ出すつもりだったな」 
「よくわかったね。私の行動」 
「前科があるからな、さぁおとなしく教室へ戻れ」 

梅田は不適に笑った。 
こいつ・・・またいつもの悪い笑顔になったぞ、あれは嘘泣きだったのか。 
・・・もっときつく叱らないとダメだな 

1 歯を食い縛れ!そんな悪ガキ、修正してやる! 
2 米に代わって成敗だべ! 
3 いきなり梅田が自分の制服を破き始めた。な、何やってる?! 



ふふ、ふっふっふっ、こりゃもうダメだ。俺は完全に頭にキてしまったよ。 
もうダメだ。両手を縛る純潔の鎖はひきちぎってしまった。 

お前を・・・・・・一から叩き直してくれる 

「先生ごめんね、悪いけど帰らせてもらうから」 
梅田は急にブラウスの端をつかんだ。いったい何をするつもりだ 

と思ったらなんとボタンを全て外して、そして力ずくで引き裂きはじめたのだ。 
「な、何してるんだ?!」 
「いいから見てて♪先生はそのまま」 
何かよからぬ事を企んでるな。 
それにしても自分の制服をそんなにビリビリにしてどういうつもりだ。 
まるで・・・誰かに乱暴されたみたいな感じだな。 
「よし、これくらいかな。じゃあ仕上げ」 
そして持っていたカバンから赤い絵の具を取り出して自分の口元に塗っている。 
この行動の意図がまるでわからないんだが・・・ 


「先生・・・私の勝ちだよ」 
「あっ?」 
すぅーーっと息を吸ってから梅田は叫んだ。 

「助けてぇ!!先生、もうやめてぇ!!ごめんなさい!もう許してくださぁあああああい!!」 
「なっ?!ばか、何言ってるんだお前、やめろ!」 

梅田の叫びを聞き付けた先生方がすっ飛んできた。 
「な、なにしてんだべが○○先生!!生徒に乱暴して!」 
「現行犯逮捕。これより連行しまーす!」 
あ、安倍先生、それに村田先生。そうか!確かこの時間は二人が学校を見回りしてたよな。 

やられた・・・!梅田ぁあああ、おまぇええええええぇ! 

「立てるかい?大丈夫?」 
「はい・・・け、ケガはあまりしてないからちゃんと歩けます。1人で帰れます」 
「保健室には行かなくていいの?休まなきゃだめよ」 
「だ、大丈夫です。今日は見たいテレビ、いえ早くおうちで休みたいんです」 

その無駄な知恵、なんでもっと上手に使えなかったんだ! 

1 私は無実です!信じてください! 
2 お前の処女をよこせ!と自棄になる 
3 明日どうなるか覚悟しろよと捨て台詞 



「安倍先生、村田先生、私は無実です!信じてください!」 
「安倍先生、村田先生、この人は私に乱暴しました。信じないでください」 
「お前は黙ってろ!!話がややこしくなる!」 
「ふ〜・・・○○先生、ひとまず梅田さんは私が連れて帰るから。村田先生に連行されなさい」 
「きびきび歩きたまえ、おしおきの間までいこうか」 
「ちょ、先生!俺は生徒に乱暴なんてしていません!傷つける様な真似はしてませんから!」 
「さっき頭叩いた」 
「お前が真面目にやらないからだろ!」 

結局、俺はおしおきの間まで連行されてしまった。 

「・・・大丈夫ですよ。私も安倍先生も信じてます」 
「む、村田先生」 
「わかりますよ。あの梅田って生徒は先生の間じゃ有名ですから。かわいい顔してしたたかだってね」 

・・・梅田・・・もう他の先生にも知られてるのか。 
どうしてそんないけない事をするんだよ・・・ 



〈Erika's Side〉 

無事に成功したみたい。この手は意外と使える。 

「梅田さん」 
「なんですか安倍先生」 
「来なさい」 

私は安倍先生に裏口まで連れていかれ、そして近くにあった更衣室に案内された。 
「ほら、ここに着替えが何着かあるから。そのままじゃ帰れないでしょ」 
・・・着替えは用意してたけど素直にきいた方がいいよね。 
「着替えたら顔をふいてから帰るのよ。どこもケガしてないっしょ?」 
「えっ?!」 
「先生が気付いてないと思ったの?だめよ、帰りたいからってそういうずるいことしたら」 
「ごめんなさい」 
ふぅーー・・・とため息をつく安倍先生。 

「梅田さんに何があったのか知らないけどね、あんまり先生をバカにしちゃだめよ」 
「・・・・・・・・・」 

悪いけどそのお願いはきけません。 
あの先生はいじりがいがあるから。すぐムキになっておもしろいんだもん。 

明日はどうやってからかおうかな? 


ノk|‘−‘)<先生・・・ 州´・ v ・)<あの人嗣永っていうんだ…ケッケッケ ル; ’ー’リ<ばらされたらどうしよう リl|*´∀`l|<一限目からサボってやる 从・ゥ・从<だめ! リl|*´∀`l|<舞美は暑苦しいんだよ リ|*‘ヮ‘)|<あっちの女の子たちも美味しそうね・・・ジュル ノk|*‘ρ‘)<ジュル リ|*‘ヮ‘)|<ジュル・・・ ノk|*‘ρ‘)<ジュル・・・ リ|*‘ヮ‘)|ノk|*‘ρ‘)<ジュルジュル (;執事)<タッグを組んだ?! 州*‘ -‘リ<・・・お兄ちゃんと遊園地で撮った写真・・・ 州*// -//リ