愚かな僕はついついあの時のことを思い出してしまう。 梨沙子お嬢様の白くすべすべのお肌。柔らかく吸い込まれるようなあの肉感。かぐわしいあの淫靡な香り・・・。 最初お会いした時にはまさかお嬢様とこのような関係になるなど思ってもみませんでした。 自室でそんなことを考えていると自然と右手が伸びて・・・。 「あらあら執事さん、勿体ないよぉ」 そっその声は! 「はぁーい♪また来ちゃった」 そうか、今日は満月…愛お嬢様。 1、邪魔しないでください、今は梨沙子お嬢様で 2、今日は何しに来られたのですか? 3、アレは勘弁してくださいィィィ!! 愛お嬢様…今日はどうなさったのですか。 「ウフフ…いや執事さんにこの間のアレはどうだったか聞きたくって」 …アレ…ですか?アレと申しましてもそれだけでは…。 「何をもったいぶってるのよ。知ってるわ、またひとりのお嬢様の大事なものを奪ったんでしょう?」 ギクッ!!そっそれはその…ご存知だったのですか…。 「執事さんモテモテだね。私もうれしい♪」 いやはやそんなこと言われましても…。 1、面目ありません… 2、なぜ愛お嬢様が喜ばれるんですか 3、この調子で頑張ります なぜ…なぜ愛お嬢様が喜ばれるのですか? 「えっっ!?そんなこと…言わせないでよ…//」 あれ?お嬢様の頬がが心なしか…。 どうやら愛お嬢様にもいろんな感情が? 「じゃあねぇ執事さん、あの足の悪かった子は激しくなった?」 えっ?愛理お嬢様のことですか? …まあ確かに二度目は少々刺激の強いことをされまして…。 「あのエキゾチックな子はいろいろ試してるかしら?」 ハッ?それはえりかお嬢様のことですね…。 ええ、実は最近のえりかお嬢様の夜這いは度を越してらっしゃいます。僕を縛りつけたら、ちっ乳首を吸い回すだけでは飽きたらず、その…アレをしゃぶりなさったり、ふっふっ、袋をくわえなさったり…。 しかし愛お嬢様、なぜそんなことを? ハッ、まさか? 1、お嬢様もしたいのですか? 2、これは異常…だとでも? 3、僕が魅力的過ぎるからこんなことに、サーセンwww まさかお嬢様も…? 「あらあら執事さん、言うわね。いいわ、これから夢を見させてあげる♪」 そういうと愛お嬢様の瞳が妖しく光った。 「でもその前に、あのお嬢様たちがこんなに淫らになっちゃうなんておかしいとは思わない?」 ・・・え? 「あなたが来る前まではあの子たちだって普通に暮らしてた、もちろんバージンでよ」 「ところがあなたが来てからあのエキゾチックな子は変わっちゃった。今や夜になるたびにあんなに求めてくる」 そ、そういえばそうだ。えりかお嬢様だって元々派手な方ではありましたが確かにここまでされる方ではなかった・・・。 「あの足の悪かった子だってそう。あの子は純粋に執事さんのことを想ってた。あなたもそうなのかしら?ウフフ」 はい、確かに…。 「それがいつの間にかひとりエッチを覚えちゃって、そして処女喪失した今はまだ二回目だっていうのに自分から跨がるのよ?しかも他の子まで絡めて3Pまで♪」 うっ…そうだ…あの清楚でお美しい、愛しの愛理お嬢様が僕の前であのような…。 これはやはりおかしいことなのか・・・?ううう…頭が痛くなってきた・・・。 「そして極めつけはあの妖精さんみたいな子よ。元々あなたを敵視していたような子が自分から処女を奪ってと求めてくる…これって普通かしら?」 あああ・・・やめろ、やめてくれ。僕のお仕えする大事なお嬢様方が。なんということ…気付きたくなかった事実だ。 これは確かに何かおかしい… 1、なんでこんなことに?! 2、そうか、あなたの仕業だったのですね 3、神よ、僕をお許しください なんで、なんでこんなことに? 清楚で純粋だったお嬢様方を返してください! 「ちょっと、他人事みたいに言わないで。誰のせいだと思ってるの?」 えっ・・・。 「この子たちが共通して関わってるのはあなただけなのよ。あなたしかいないじゃない」 ・・・やはりそうでしたか・・・。でもなぜ僕が? 「執事さん、インキュバスって知ってる…?女の子を淫らにして淫気のエネルギーを奪うの」 そっそれはまるで…愛お嬢様のような…。 「あなたが関わる女の子はみんな淫らに変貌する。そして私のことが見えるのはあなただけ。これらが何を意味するか、わかるわよね?」 嘘だ・・・信じられない・・・。 僕が…インキュバス…だった…? 「よーく思い出してみて。C館の子たちはなぜか皆あなたに心を開いてきてる。キスしたり身体も見せてる子もいるわよね。これはあなたのインキュバスの力に依るものじゃないかしら」 ああ…舞お嬢様…早貴お嬢様…舞美お嬢様…。 そうか、そういうわけだったのか。 「まあ触れ合う時間や相性もあるからね。あなたがずっと過ごしてきたC館はもうエッチの因子が行き渡ってるはずよ♪」 そうか、だから遠くてなかなか接点のなかったB館のお嬢様方はあまり心を開いてくださらなかったのか。 「その通り。確かにあっちはクセのある子が多いけど、こっちに移ってきた以上、あとは因子が行き渡るのも時間の問題ね♪あの子を皮切りに後は黙ってても向こうから抱かれにくるわよ」 そんな。そんなこと…。僕は…僕は一体…。 僕はもうだめだ。お仕えしてきたはずのお嬢様方にとんでもないことを…取り返しのつかないことをしてしまった。 「話はまだあるの。そしてあなたが集めてきた淫気のエネルギーはどうなるのかしら?」 …愛お嬢様がゆっくりと舌なめずりをなさるのを僕は見てしまった。 恐ろしい。まさか…まさかそれをあなたが…? 「ウフフ…ピラミッドの頂点は私なの。あなたはここのお屋敷というスピリチアファームで一生私の為に淫気を集め続けるのよ。これからもよろしく頼むわね、し・つ・じ・さ・ん♪」 そういうと愛お嬢様は魅惑の笑みを浮かべて僕にすぅっと近寄る。 ああ…おやめ…ください! 身体が金縛りにあって動けない。どんどん迫ってくる愛お嬢様。 助けて!こんなの嫌だ!えりかお嬢様!梨沙子お嬢様!愛理お嬢様ぁ〜!! 唇に冷たい感触を覚えた時、僕の意識は暗い闇の底へと堕ちていった・・・。 チュンチュンという小鳥のさえずりで目を覚ます。 昨日は疲れてたせいか寝たことすら覚えてない。身体はどんより重いけど、今日も1日頑張るぞ! あっ、茉麻お嬢様がこちらを見ていらっしゃる。よしお話しに行こう。 あの子はなかなかいい淫気を引き出せそうだからな・・・。 おわり ? ちょっと怖がらせすぎちゃったかな?本気にしちゃったみたい。 なんでこんなやりすぎたいたずらしちゃったんだろ。知らない!執事さんが悪いんだから。 仕方ない。あとでもう一回、今度は記憶ごと吸ってあげるね♪
(執事)<ふぅ、なんだか悪い夢を見ていたようだ (執事)<僕がインキュバスだなんてあり得ないよ。愛お嬢様もお人が悪いなぁ リ|*‘ヮ‘)|<あら、私はあの夢が嘘だなんて一言も言ってないわよ Σ(;執事)<エッ!! リ|*‘ヮ‘)|<正夢だったらどうするのかしら 工エエェェ(執事)ェェエエ工 コンコン リ|*‘ヮ‘)|<ほら、ノックの音が♪ <執事さぁぁん、抱いてぇ〜♪ <ダメよ、私が先なんだからぁん♪ <我慢できないのぉ♪ <はやくちょうだぁぁい♪ (;執事)<うっ!うわあああああああああああああああああああああ 从#・ゥ・从<ウガーーッ!! (;執事)<ま、舞美お嬢様?!ドアを破るなんてすごい力だ 从#・ゥ・从<ガーッといっちゃうよ!! (;執事)<だめです!服が破け・・・アッー!! 从#・ゥ・从<男のくせして何よその貧相な体は?! (;執事)<な、殴らないでください! 从#・ゥ・从<おとなしくしないともっと殴るわよ! (;執事)<ひぃいいぃん・・・ 从#・ゥ・从つプロテイン<男は強く逞しく!ガーッと注入します!! (;執事)<(も、もうお婿にいけません・・・) (;執事)<嘘だとおっしゃってください愛お嬢様! リ|*‘ヮ‘)|<いやよ リ|*‘ヮ‘)|<でも勇気づけるために歌ってあげるわ (;執事)<あ、ありがとうございます・・・ リ|*‘ヮ‘)|<夢じゃあない 夢じゃあない ホントのことさ♪ (;執事)<そんなぁああ (執事)<光、光が、ひろがっていく。まぶしなぁ、だれか (*執事)<出してくださいよぉ〜〜〜。ふふ、うっふふふふふ リ|*‘ヮ‘)|<心を連れていかれたわね。木星辺りに 州;´・ v ・)<執事さん・・・ (*執事)<ケッケッケッケッケッ