「ただいまっ、執事さん」 
ぽんっ、と背中を叩きお屋敷へ走っていくあのお嬢様。 
「お、お帰りなさいませ愛理お嬢様」 
不意を突かれたのもあったけれど何よりも思ったより強い力だった事の方が驚いた。 
つい先日まで足が不自由で車椅子が欠かせなかったのに、今は見違える程・・・ 

「舞美ちゃん追い抜いちゃうよ!」 
「あっ、待ちなさい愛理、私を抜かせるはずないでしょ!」 

実はまだ信じられません。 
僕はお嬢様が足がうまく動かなくて苦しんでいたお姿を見てきた 
そう、ずっと・・・ 

「ねえ執事さん」 
僕のところにまた戻ってきた愛理お嬢様。 
「・・・あの、今日の夜ね、お部屋に来てほしいんだ」 

お・・・お誘い、愛理お嬢様から・・・ 

1 是非! 
2 え、えりかお嬢様が何かなさる予感・・・断った方が・・・ 
3 僕の部屋にいらっしゃいませんか 



「是非!!」 
「声おっきい」 
愛理お嬢様に口をふさがれてしまいました。 
「・・・嬉しい?」 

ぼ、僕をそんな目で見つめないでください・・・ 
愛理お嬢様もなんだかうれしそうに見えますよ。 

「ほう・・・今宵はあれですか・・・」 
「あれですよ、姉様」 

「うわっ?!えりかお嬢様、それに舞お嬢様?!いつから隣にいらっしゃったのですか!」 

「ケッケッケッケッ」「ケッケッケッケッ」 

何かやるつもりだ。絶対に何かをするつもりだ。あの笑い方・・・不気味だ。 

「じゃあね執事さんっ」 
「は、はい」 
愛理お嬢様は足早にお屋敷に戻ってしまった。 

「いやだわ執事さんてば、夜のご奉仕でございますか?この歩く性獣はまったく」 
「姉様、せーじゅーってなに?教えて」 
「貴女にはまだ刺激が強いわよ舞・・・知ったらきっと執事さんをけーべつしちゃうわよ」 

えりかお嬢様、最初にお会いした時からずいぶん変わってしまいましたね。 
こ、個性的で楽しいですよ・・・ええ・・・ 

1 今夜は完全武装で愛理お嬢様のもとへ行かねば 
2 ここでえりかお嬢様をおとなしくさせてしまおう 
3 下手にかかわるのは経験上危険だな 



きっとまたえりかお嬢様は今宵も僕のもとに来るだろう。 
「しーつーじーさん♪あーそびーまーしょー」と・・・ 

鍵を変えてもなぜかすぐに開けてしまうので無意味。 
ならば力ずくで・・・いえ、お嬢様に暴力をふるうなどとんでもない。 
結局はまた服を脱がされベッドに寝かされ、あ、朝まで 

鳥肌が立ってきた。寒気がしてきた、いやな記憶がよみがえってくる。 
下手にかかわるのは危ない、やめておきましょう。 


・・・さて、そうこうしているうちにもう時刻は夜になってしまいました。 
これから愛理お嬢様のもとへ行かねばならないのですが、果たしてなにが起こるか。 

1 このまま愛理お嬢様のもとへ!! 
2 そうだ、逆にえりかお嬢様をおびき寄せて・・・ 
3 緊張してきた、トイレにいこう 

4 誰か他のお嬢様と途中で出くわす 



パンクしそうだ 
息を吐くだけで心臓がぱんっとなってしまいそうになる。 
・・・だ、誰にも会いませんように。それだけを願います! 

ゆっくりとドアを開けて息を殺しながら一歩、また一歩、歩いていく。 
あ、愛理お嬢様のお部屋まで果たしてあと何メートルだろう。果てしない距離だ。 

い、いませんよね?他に誰もいませんよね・・・?? 
目を限界まで見開きキョロキョロと辺りを見回しながら進んで 

「何してんの?」 
「はっ?!!」 

・・・こ、このお声は!! 

「なんか怪しいよ、まさか泥棒でもするつもりじゃないよね」 
り、梨沙子お嬢様!!よりによって貴女と鉢合わせに 
「どっかいくの?」 

1 ととトイレですが何か? 
2 実はお腹が空いてしまいまして・・・ 
3 愛理お嬢様のお部屋まで 



「とと、トイレですが何か?」 
「・・・ふぅ〜ん。もう我慢できないんだ」 
「はいっ!」 

その目、疑惑の視線の予感。 

「我慢できないならなんでそんなゆっくり歩いてんの?」 
「あ、ああ、あの、そ、それは・・・刺激を与えたら大変といいますか・・・その」 
「ふぅ〜ん・・・そうなんだ」 

勘弁してください梨沙子お嬢様、お願いですから 
「刺激はだめなんだ♪」 
「あうっ?!」 
いきなり僕のお腹をぐにっと押してくる梨沙子お嬢様。 
「ほーらほーら、たまんないでしょ?もらしちゃえ〜」 

ふ、普段の貴女なら僕に近づく事すらためらうはずじゃないですか。 
なぜにこの時はこうして簡単に体に触れて・・・あうっ 

実は愛理お嬢様のお部屋にいくというので、興奮してまして・・・さっきから下半身がもう大変な状態なのです。 
も、もしこのまま梨沙子お嬢様がこれに気付いてしまったら 

1 おやめください!と梨沙子お嬢様の手をつかむ 
2 こうなったら逃げてその勢いで愛理お嬢様のお部屋まで! 
3 梨沙子お嬢様が僕のテントに・・・ああ、終わった 



「いけません梨沙子お嬢様っ!!」 
「きゃ・・・!ちょっと何すんの、あっ待ってよ!」 

こうなったら勢いでこのまま愛理お嬢様のもとに行ってやる! 
「トイレはそっちじゃないよ、ていうかそっちは愛理の」 
まずい、梨沙子お嬢様が追い掛けてきた。普段ならツンとなさっているのになぜ! 
「あ〜〜!入った、ちょっと中で何するつもり?!」 

み、見られてしまった・・・ 

「執事さん・・・いま梨沙子の声が聞こえたけど・・・」 
「あ、愛理お嬢様・・・」 
「見つかっちゃったの?梨沙子に」 
「す、すみません・・・」 

ああ聞こえる。梨沙子お嬢様のノックが。 
「開けて愛理、執事さんいるでしょ、開けて!」 

ど、どうしたらいいんだ僕は 

1 愛理お嬢様に頼るしか・・・ 
2 開けない、騒いでも開けません 
3 し、仕方ない。こうなったら梨沙子お嬢様もここに 



「そう・・・梨沙子がいたんだね」 
「も、申し訳ありません愛理お嬢様」 
「なーにやってんのもう。こういうときはドジなんだから」 
「痛いっ!」 
ぴこ、と僕のおでこを指で弾く愛理お嬢様。 
いったいいつの間にデコピンのやり方を?確か以前は人の叩き方すらご存じなかったはずでは 
「こら開けろ〜!愛理〜!」 
だんだん大きくなるノック。このままでは 
「あ、愛理お嬢様、いったい僕はどうしたらよいのですか」 
「・・・しょうがないなぁ。じゃあ私に任せて」 

おもむろに座っていたベッドから立ち上がり、ドアに触れました 
「梨沙子、やめて。もう夜だから」 
「愛理?ここ開けて。執事さんがいるよね」 
「・・・・・・」 

愛理お嬢様は僕の方を振り向き、そして 

「入って」 
なんと鍵を開けてさらにドアまで開けたのです。 
「あっ・・・愛理お嬢様?!」 

「やっぱりいた!何するつもりだったのよ、このばかっ!」 
り、梨沙子お嬢様、お顔が怖いです・・・ 

1 愛理お嬢様、どういうおつもりですか 
2 まずい。ここからいなくならなければ 
3 まず梨沙子お嬢様をなだめる 



「愛理お嬢様、どういうおつも・・・」 

僕が尋ねようとしたら、 
愛理お嬢様は唇に人差し指を縦に当ててウィンクをした。 
¨シーッ¨というジェスチャーでしょうか?よく見かける仕草ですけど・・・ 
「梨沙子、なんか変な事考えてない?別に変な事しないもん。ね、執事さん。私がさっきお部屋に呼んだんだから」 
「はっ、はい!」 
「でもさっきトイレにいきたいとか言ってたよ」 
「も、もう大丈夫です・・・」 
「立ってないで座りなよ梨沙子、ほらここ」 
そのままベッドにならぶ様に腰をかける愛理お嬢様と梨沙子お嬢様。 
「執事さんの事嫌いじゃないんでしょ?電話で話してたよね」 
「あっ////あれは違うの!違うんだもん!」 
そしてすぐに話を変えてくださった。 
良かった、あのまま梨沙子お嬢様をお部屋に入れなかったら今ごろは・・・ 
愛理お嬢様すみません。貴女に助けていただきました 

1 愛理お嬢様が梨沙子お嬢様を抱き締めて・・・ 
2 僕もベッドに座らせていただこうかな・・・ 
3 愛理お嬢様が「ねえ梨沙子、エッチしたことある?」と 



「いっつも言ってるじゃん、執事さんは優しいって」 
「いってない!こら愛理、やめて!やめてったら!」 
ベッドの上で後ろから梨沙子お嬢様を抱き締める愛理お嬢様。 
「そうだったのですか梨沙子お嬢様、うれしいです」 
「言ってない!いつも笑顔で優しいとか言ってないから!」 
「自分からばらしてるよ〜」 
「わ〜〜〜!!」 

しばらく話したあと、愛理お嬢様が静かにつぶやいた。 
「・・・梨沙子、質問してもいい?」 
「なによ・・・」 
「・・・・・・エッチ、したことある?」 
「ッ?!」 

っあ、愛理お嬢様何をお聞きに!! 
「あるわけないでしょ!あ、愛理はあるの?」 
「・・・・・・」 

僕をじっと見つめる愛理お嬢様 
ま、まさか、梨沙子お嬢様に・・・お話をなさるのでは・・・ 

1 どうせなら僕の口から言います! 
2 ここは愛理お嬢様に委ねます、僕は黙っています 
3 いきなり愛理お嬢様が梨沙子お嬢様の膨らみを 



・・・委ねます。 
いずれ梨沙子お嬢様は真実を知る事になるでしょう。どのみち同じ事ですから 
目で、そう伝えました。きっと愛理お嬢様ならおわかりいただけるはずです。 
「・・・私ね・・・執事さんとしたの」 
「え?したって何を」 
「エッチ、したの」 

貴女はその決断をなさったのですね。 
愛理お嬢様の言葉は紛れもない真実です・・・ 

「・・・は?な、なんで、あの、え?」 
「したの、執事さんと」 
「な、なんで?!どうしてなの!」 
「私が決めたから」 

梨沙子お嬢様はなんとも言いがたい複雑な表情で僕を見つめています。 
「あ、あんた、どうしてそんな事」 
「・・・愛理お嬢様がおっしゃった通りです」 
「執事がお嬢様にそんな事、だめに決まってるじゃん!なに考えてんの?!」 

1 ・・・・・・・・・ 
2 愛理お嬢様が好きだからです 
3 梨沙子お嬢様は・・・どう思いますか? 



梨沙子お嬢様のおっしゃった当たり前の言葉。 
¨執事がお嬢様と体の関係を持つなんてだめに決まっている¨ 
感覚はもう麻痺してしまったのかもしれない。前は罪悪感を感じていたのに 
・・・いや、感じているはずだ。前よりは薄れてしまったけれど 

「・・・・・・・・・」 
だめだ、梨沙子お嬢様を正視できない。どういう顔をしたらいいのかわからない 
「なんとか言いなよっ!この、ばか、ばかぁ!」 
貴女の曇りのない瞳には僕がどう見えているのでしょうか。 
もはや見たくもないほどに汚れて映っているのでしょうか・・・ 

「梨沙子・・・執事さんは悪くないの」 
「あっ?!」 
愛理お嬢様が梨沙子お嬢様の胸を掴んで 
「きっといつかわかるよ梨沙子にも。私の思ったことが」 
「ちょ、愛理、やめて!」 
な、何をなさっているのですか愛理お嬢様、梨沙子お嬢様の豊かな胸を、も、もんで・・・ 

「あ、う・・・」 
「痛い?気持ちいい?どっち」 
「い、痛いぃ・・・」 

1 だんだん胸をもむ指が強くなっていきます 
2 片方の手が梨沙子お嬢様の大事な場所を 
3 「執事さん、来て」と呼ばれました 



「あ、愛理ぃ、やめてぇ」 
「ん?なに?聞こえないよ」 

あ、愛理お嬢様・・・なんだか目付きがいつもと違う様な。 
「前から言いたかったんだけど・・・おっきいよね、おっぱい」 
「ああんっ、痛っ!ちょ、そこだめぇ」 
「痛い?ホントは気持ちいいんでしょう?」 

梨沙子お嬢様が苦しんでいる様に見えます。 
ですが愛理お嬢様はお構い無しにその胸に指を食い込ませて・・・・・・ 
「ここでしょ、梨沙子がびくってなるとこ」 
人差し指と中指である場所をきゅっとつまむと、梨沙子お嬢様の体が 
「んぁあっ?!」 
「ほら。気持ちよさそうじゃない、素直になりなよ」 

み、見たくありません・・・やめてください愛理お嬢様。 
梨沙子お嬢様が苦しんでいるのが見えないのですか? 
「来て、執事さん。梨沙子がエッチしたいって」 

な・・・何を・・・?! 

1 か、体が勝手に梨沙子お嬢様を 
2 おやめなさい!梨沙子お嬢様を苦しませないで 
3 愛理お嬢様を止めなくては 



愛理お嬢様は興奮している。行動が少しおかしい 
と、止めなくては。梨沙子お嬢様が大変な事に・・・! 
「いけません愛理お嬢様、落ち着いてください」 
「・・・・・・」 
梨沙子お嬢様の胸をさわるその手を掴む。 
「梨沙子お嬢様が嫌がっています、おやめください」 
「・・・梨沙子、痛い?」 
「痛いよぉ・・・愛理ぃ」 
「ごめんね」 

よ、良かった。これでひと安心です・・・ 
「じゃあ執事さんとエッチするね」 
「は、はい?うわっ!ああ、あうっ!」 

なんと今度は僕に寄りかかって、そのままベッドに押し倒されてしまいました。 
「・・・もともとはこうするつもりだったんだけどね」 
「は・・・っ!」 

り、梨沙子お嬢様の前で、はぅうっ! 
僕のシャツをめくってお腹の上当たりを撫でる愛理お嬢様・・・ 
お、おかしいですよ、前はこんなに積極的ではなかったはず 

1 指がそのまま胸に走り、乳首を 
2 あっだめです!ぱ、パンツは、アッー! 
3 「まずキスからだね」と口付けを・・・ 



「まずキスからしよう、執事さん」 

僕の上にまたがり、そのかわいらしい唇を重ねて・・・ 
い、あ、り、梨沙子お嬢様が見ていらっしゃる、のに・・・ 
怖くて梨沙子お嬢様の様子を見ることができません。 
「ん、ん、んっ」 
ついばむ様に口付けを繰り返す愛理お嬢様。 
「えへへ、執事さんたらこんなにおっきくしちゃってる」 
に、握らないでぇ・・・! 
「梨沙子、エッチする時はね、こうならなきゃだめなんだよ」 

愛理お嬢様は梨沙子お嬢様の前で生まれたままのお姿になった。 
「ほら執事さんも脱いで」 

僕も、梨沙子お嬢様も、固まった様に動けなかった。まるで時間が止まったかの様に 
この空間で動いているのは愛理お嬢様のみ 
「いくよ、執事さん・・・」 

1 そ、それはくわえては・・・あうっ! 
2 下のお口でそれを・・・ああっ、アッー!! 
3 お嬢様が「梨沙子も裸になりなよ」と・・・ 



く、来る、このままでは愛理お嬢様にされるがまま・・・ 
「梨沙子もやろう」 
「・・・・・・」 
「裸になるの。聞いてる?」 
「きゃ、愛理、や、やだ!」 
なんと梨沙子お嬢様も僕や愛理お嬢様と同じお姿に 
「なにすんの愛理?!」 
「・・・いいなぁおっぱいおっきくて」 

片手で胸、片手で大事な場所を隠す梨沙子お嬢様。 
お二人は同い年ですよね、愛理お嬢様のお体とはまた別な・・・すごいです 
「なんで見てんの執事さん!!ばかぁ!」 
「だめ、暴れないで」 

っ?!あ、愛理お嬢様! 
「やッ!やめて愛理!!やだ!!」 
「・・・執事さん、見える?梨沙子のここ」 

あ、あ、愛理、お嬢様が・・・梨沙子お嬢様の両足を思い切り開いて押さえ付けて・・・ 
梨沙子お嬢様は手でその部分を隠していましたが、正直にいうと見えそうです。 

「・・・してほしいよね?梨沙子」 
「やだやだ、やだ、やめてぇ・・・っ」 

1 だめです、僕にそんな事はできません・・・!! 
2 ゆ、指で痛くない様に触るだけでしたら 
3 し、失礼して梨沙子お嬢様の中に僕のを・・・ 



こんなに醜く膨れ上がったものを梨沙子お嬢様の大事な場所に・・・入れたら・・・ 

体の痛みもそうですが、心に傷を残してしまいそうです。 
「梨沙子お嬢様・・・力をぬいてください」 
「な、なにするの執事さん、やだ、やぁっ」 
「い、痛くないですから、僕を信じてください」 
そうだ、そういえばここをちゃんと触ったのは初めてだな。 
きっと・・・痛いだろうな 

 「〜〜ッ?!」 
「大丈夫よ梨沙子、すぐに気持ち良くなるからねぇ」 
「あぅううっ、や、やらぁ・・・あふぅっ」 

涙目になったけれど、だんだんと息遣いが荒くなる梨沙子お嬢様 
入り口から指先が入りきるくらいのところを優しく、傷つけない様に 
だんだん・・・滑りがよくなってきた。それに音も卑猥に・・・ 

「は、はぁ、はっ、は、は」 
「いきそうだね梨沙子・・・かわいいよ」 
「んはぁあっ!!」 

びゅくん、と体がこわばり力が抜けてぐったりしてしまった。 
「は〜・・・は〜・・・」 
「・・・よく頑張ったね、梨沙子」 
そっとベッドに梨沙子お嬢様を横たわらせる愛理お嬢様。 
「・・・次は私だよ、執事さん・・・」 

1 い、いきます!執事(下のお口に)いきまーす! 
2 まずはその胸を食べさせてください 
3 あの・・・愛理お嬢様からお願いします 



「あ、あのぅ・・・僕からではなくて、愛理お嬢様からお願いします」 
「せめられる方が好きなの?うふふ・・・わかった」 

僕を寝かせてまたゆっくりそのお顔を近付けて唇を重ね・・・ 
「いくよ。これは初めてだからうまくいかないかもしれないけど・・・」 
そして、僕のそれの上にまたがり、僕と・・・つながって・・・ 

あっ、は、はいって、ますっ、愛理お嬢様の、そこに・・・! 
「う、わぁああっ、この、体勢、や、やばいよぉおっ!!」 

どうしてそのやり方をご存じなのかわかりません。 
それより、もう、さっきから頭の中がぐるぐると回って、おかしくなりそうです!! 

「あ、あぁっ、んんっ」 

愛理お嬢様が腰を動かしている。ぎ、ぎこちないけど、もう、あぁあ・・・あっ 

あ、愛理お嬢様 

お嬢様、お嬢様・・・! 

お嬢・・・・・・様・・・!! 

「執事さぁあ・・・ん・・・!!はぁ・・・はぁ・・・」 

で、でた 

・・・回っている。天井が、ぐるぐる、と・・・・・・ 

「は、はぁ、はぁ」 

絶頂を迎えて動けない僕を、四つんばいで見つめる愛理お嬢様。 
「び、びっくりしたけど、気持ち良かったよ、執事さん」 

よ・・・良かった・・・お嬢様にご奉仕をさせていただくのが、執事の、務め・・・で・・・ 

「梨沙子大丈夫?起きてる?」 
「・・・んん・・・はぁ・・・っ」 
梨沙子お嬢様はまだ先程の余韻の中にいらっしゃる様子。 

それからしばらくして梨沙子お嬢様は愛理お嬢様とご一緒にお部屋に戻りました。 
ぼ、僕は・・・まだ動けません、足が笑っています。 

「・・・さっきの執事さん、可愛かったよ」 
ドアを閉める前に僕に微笑みながらそうおっしゃった愛理お嬢様 

その笑顔は¨大人¨の様であり、また¨子供¨の様でもありました。