「はっ!」 い、いけない、また無意識に体が強ばってしまった。 「なあに執事さん、私の顔見るなりびくってしちゃって 「な、なんでもありません。えりかお嬢様」 この方には日頃から弄ばれております故、お顔を見ると反射的に反応してしまうのです。 「そんないつもエッチなイタズラなんかしないよぉ」 「そ、そうですよね。申し訳ございません」 「疲れたでしょ?肩もんであげるよ」 「お嬢様にしていただくなどとんでもありません」 「いいからいいから。大丈夫、エッチな事はしないって」 ・・・失礼ですがそのお言葉、鵜呑みにするのは危険かもしれません。 またあんな事やこんな事をされてしまうかも・・・ 1 他のお嬢様のもとへ参る 2 えりかお嬢様のおっしゃる通りにしよう 3 僕がえりかお嬢様をマッサージして差し上げましょう しかし言うことをお聞きしないと後でよばいされてしまうかもしれません。 ここは素直に従うといたしましょう。 「では・・・お願いいたします、えりかお嬢様」 「素直だね。じゃあここに寝て♪」 近くの長椅子をぽんっと叩くえりかお嬢様。 「・・・・・・」 「そんなこわいかおしないで。これからとっても気持ちいい事するんだから♪」 その言葉・・・やはり、お、おセ・・・が目的では?! 「逃がさないんだよ」 「はっ!」 おっお待ちください!なぜ僕の服を脱がす必要があるのですか 「おとなしくハダカになるんだよ♪ほーら」 「ああ、いやですぅうっ!」 抵抗虚しく僕は長椅子に寝かされて下着だけにされてしまいました。 「執事さんっていい体してるね。ちょっと痩せすぎだけど」 「はッ・・・!」 お臍の周りを爪を立ててなぞられたので思わず変な声が・・・ 「男の人の体ってこうなってるんだぁ・・・」 「さ・・・触らないでくださいっ」 えりかお嬢様の手を払い除けようとしたけどうまく力が入りません・・・ 1 ま、マッサージをなさるのではなかったのですか? 2 こんなお戯れはおやめください! 3 逃げよう、身の危険を感じます