今日は日曜日。 
せっかくの休みなんだがまた昼まで寝てしまった。と言っても特に予定も無いが・・・ 
ずっと寝てるのもなんだし、腹も減ったから何か食いに行くか。 

「らっしゃぁーませぇ〜!」 

ふと思い立ち、いつものラーメン屋ではなくちょっと遠出して二駅先まで来てみた。 
ちょっと気分を変えたい、ただそれだけの事だ。 

「何食おうかなぁ」 
いつもなら味噌に餃子だが今日は気分を変えて他のを・・・ 
「・・・」 

・・・なんだ? 
注文を聞きに来た店員の姉ちゃんが俺を見ている。 
何も言わないで俺の顔をじっと見つめるなんて失礼な 

・・・あれ?この顔、なんか見覚えが 

1 気のせいだな。早く注文すっか 
2 思い出した!確か卒業生の 
3 店を変えよう 



気のせいだな。早く注文するか 
「とんこつ」 
「はい、とんこつ一丁〜!」 
その店員の姉ちゃんは威勢よくカウンターに叫んだ。 
・・・なんだか聞いたことのある声だな。 

しばらくして注文したものが届いた。ああいい匂いだ、箸が進むぜ。 
替え玉も頼んで綺麗に平らげ、その店を出ようとすると・・・ 

「せんせ、まさかまだ気付いてない?」 
「・・・えっ?」 

さっきの店員に呼び止められた。ていうかこんな馴々しい口のききかた・・・って 

「おま、田中か!」 
「ちょっと大丈夫?かわいい教え子の顔忘れるなんて」 

かわいくねぇよお前は・・・ 
一人だけなかなか進路が決まらなくていろんなとこに頭下げて回って 
そうだ、結局自分で探すって、俺に迷惑かけられないって言ってた。 
「ここが拾ってくれたのか」 
「まーね。まだ厨房に立てないけど毎日充実してるよ」 

田中はかなりの不良だったが、無事にこうして大人になろうとしてる様だな。 
しかしラーメン屋か。秘密だって最後まで教えてくれなかったな 

「ここがれなの居場所なんだ!いつかきっとうまいラーメンせんせに食わせてやるからさ!」 
「すぐやめない様にな」 
「せんせもがんばれーっ!」 

なんだか照れ臭いというか、思わぬ再会だったな。 
みんな元気でやってるかな。進学した奴、就職した奴。 

・・・自分の居場所か。いい事言うなあいつ。遠出してみた甲斐があった。 

腹ごなしにどこかいくか。まだ時間はあるな。 

1 本屋で立ち読み 
2 住んでるところの駅に戻る 
3 川の近くの公園に行く 



日曜日と言っても人がいないな、それでもたまにはいい。 
雲行きが怪しくなってきたな、夏は天気が変わりやすいから気を付けなきゃ。 

もしかしたら雨が降るかもしれないしな。 
公園に着き、屋根の下にあるベンチに腰掛けた。 

そしてそれが合図になったみたいに雨が振り出した・・・ 
「あ〜、最悪。傘持ってくりゃ良かった」 
せっかくの休みなのに天気は人の都合なんてお構い無しだよ。 
どうせここから出られないししばらくはゆっくりしてるか。 

「・・・?」 

なんだ?近くに誰かいるぞ。こっちに気付いてない。 
って、あれは有原じゃないか!今日は偶然が続くな。 
何してるんだこの雨の中 

1 声をかける 
2 様子がおかしいので見守る 
3 た、倒れたぞ、大変だ! 



「あ・・・!」 

倒れたぞ!大変だ!! 
「有原!しっかりしろ!有原ぁ!」 
は、早く救急車を呼ばなきゃ。いやそれよりまずは抱き起こさなきゃ! 
「しっかりしろ!有原!大丈夫か?!」 
「・・・だ・・・れ?」 

おでこに触ってみたがどうやら熱は無いみたいだ。良かった 
「先生、なんで、ここに?」 
「俺は休みだからちょっと遠出したんだ。有原こそ大丈夫か」 
「ちょっとぼーっとしたら転んだだけ。大丈夫、熱はないから」 
言葉もはっきりしてる。本人が言うとおり体調は悪くないだろう 

でもなんでここにいたんだろう。二駅も離れたこの街に・・・ 

1 聞いてみる 
2 あえてそっとしておく 
3 急に泣きだしたぞ 



「ここになんか用事があったのか?」 
「・・・あるって言えばあるかも」 
「予定なしで遠出してみたのか。俺と同じだな」 
「遠出っていうか・・・家出、かな」 

い、家出?なんでそんな事をする必要があるんだ。 
「なんかあったのか」 
「・・・ケンカしたの。親と」 

誰だって有原くらいのときはよくあるから珍しい事じゃない。 
俺の話だが隠してたエロ本を見つけられた時はそりゃあもう、夜中まで帰らなかった。 
・・・そのしゃべり方や雰囲気は、どこか重苦しい空気がにじみ出ている・・・ 
いつもはころころ表情が変わって感情豊かな有原がふさぎ込んでいるなんて。 

「友達のとこに行こうかと思って電話しても誰も出ないし」 

なぜかあるよな、誰も友達が電話出ない時。こういう時は正直へこむ。 
「・・・つらくて、電車も変なとこですぐ降りちゃって・・・」 

1 俺がいるから安心しな 
2 気分を変えて何か明るい話をする 
3 は、腹減ってないか? 



こんな落ち込んだ姿は見たことが無い。 
いつも笑ってたり飛び回ってたりしてるのが印象的だから、どうしてやったらいいんだろ。 
そうだ・・・何か明るい話をしよう。そしたらまた笑ってくれる 
「なぁ、さっきラーメン屋いったらな、元教え子がいてさ」 
「・・・何の話?」 
「輝いてたぜ。そいつまだ卒業する前はすごい不良でな、でも居場所見つけたって笑ってたよ」 
「居場所・・・・・・」 

有原はうつむいてしまった。 

「私には無いよ」 
「あ、有原?」 
「親に言われた・・・帰ってくるなって」 
「そんなの本心なはずないだろ?カッとなって言っちゃっただけだよ」 
「友達も電話に出ない・・・一人も。きっと、私なんか誰も必要じゃ・・・」 

言葉が途絶えた。 
有原の顔からも雨が降ってきてしまった様だ。しかもどしゃ降り 
「泣くな、そんなわけないじゃないか。泣いたらつらくなるぞ」 

でも泣き止まない。 

1 泣き止むまで待つか・・・ 
2 背中をさする 
3 俺に何ができるかわからないが抱き締める事ならできる 



まだ子供なんだ。 
悪い意味じゃなくてまだ子供なんだ。 
一度に悪いことが起きてそれを1人で受けとめられるはずがない 
計り知れない有原の傷ついた心、俺に何ができるだろうか。 
わからなかったけどこうやって抱き締める事ならできる。 
「離して、先生、やだ」 
「・・・・・・」 
「せん・・・せ・・・」 

何か上手い言葉で涙を止めさせようとするのは違うと思った。 
でもこうして体を包み込んでやるのも正しいんだろうか。 

・・・わからない。だけどこうしなきゃって思った。 

「うわぁあああん・・・」 
まだまだ泣き止みそうにない。 

どれくらい抱き締めていただろうか。 
しばらくして気が付くと有原が俺を見ていた。その大きな瞳が赤く腫れている。 

1 まだ泣きそうだから抱き締めたままだ 
2 もう大丈夫か?と聞く 
3 急に有原のお腹が鳴る 



まだこんなに幼い子供を泣かせるとは・・・ 
生徒の家庭に関して意見するつもりは無いし、俺にはまだ子供がいないからよく分からないけど 
いくら感情的になったかもしれないとはいえ、子供に対して帰ってくるなと言うなんて・・・ 
まだ泣きそうなのでその小さな体を抱き締めていた。 
不器用なんかじゃなかったらこういう時うまくやれるのに。悔しいぜ 

「・・・もう大丈夫か?」 

さっきより泣き声も小さくなってきたので声をかけてみた。 
「・・・ん・・・」 

良かった。なんとか泣き止んでくれたか。 
「先生・・・」 
「・・・なんだ?」 
「・・・・・・好きだよ」 

・・・な・・・なんだって。心の準備ができてないのにそんな言葉は・・・ 

1 お前からかってる? 
2 どういう意味だよそれ 
3 さらに不意討ちのキスが 



やめ・・・ろ・・・ 
お前の目には不思議な力がある、目を逸らせなくなるんだ。 

¨ちゅっ¨ 
「うわっ?!」 

唇・・・からだいぶ離れた左頬に有原の唇が触れた。 
「外れちゃった。ちゃんと狙ったのに」 
俺の唇に触れて悪戯っぽく笑っている。 
「これで私、ただの生徒じゃなくなったかな?」 
「ど、どういう意味だ・・・」 
「・・・うふふ」 

ま、まぁ、その・・・とにかく元気にはなったみたいだな。良かったじゃないか。 
「あれ、先生、動揺してるね。まさかキスはじめて?」 
「そんなわけないだろ」 

前にキスした生徒を思い出してしまった。さ、最近の娘は、進んでるんだなぁ 

「もしもし愛理?いまから遊びに行ってもいい?えっマジ、やった!」 

やっと友達につながったみたいだ。よかったな有原。 
「先生ありがと。会えて良かった!じゃあまた明日学校でねっ」 
「気を付けてな」 

良かった・・・また笑顔が戻ったのが何よりだ。 

・・・生徒の家庭に関して深く立ち入るなと他の先生から言われた事があるが 
気になる。有原の家庭はどうなってるんだろうか? 

これはもしかしたらこの先避けては通れない事かもしれない。 
ずっと笑っていてまわりに笑顔を届けてほしいんだ。 

その笑顔を奪ってしまうのなら、放ってはおけないから・・・ 


从*・ゥ・从<し、執事さんと…ふ、深い関係に…わ、私もなりたい……… (*執事)<舞美お嬢様… 州´・ v ・)<噛み過ぎだよ舞美ちゃん 从*>ゥ<*从<だって愛理ちゃんみたいに…経験豊富じゃないし…………… あばばばばば リl|*´∀`l|<あ? 从*` ロ´)<せんせ!気合い!! |゚ー゚从<(執事さん・・・) ( 執事)<…ん? |彡 サッ (o・皿・)<がぶっ (;執事)<痛い!なにをなさるのですか舞お嬢様! (o・皿・)<ひつじさんがほーちするから噛み付いてるの 从*・ゥ・从<ウホッ 川*^∇^)||<よしよしバナナが食べたいのね 从*・ゥ・从<ウホッ♪ウホッ♪がががががが リ;・一・リ<B館の皆が来てから舞美ちゃんが野生化してきてる気がする ノソ*^ o゚)<なんで短期間で言葉がしゃべれなくなったんだケロ? 州*´・ v ・)<今度は私が執事さんを・・・ 从o゚ー゚从<阻止とゆいたい! (;執事)<お嬢様ここはお手洗いではありません!! ル*´ー`リ<むにゃ・・・? びちゃびちゃびちゃびちゃ (;執事)<おやめください!か、顔にだけは!アッー!! ノノl∂_∂'ルつじょうろ<うなされてるうなされてる リl|*´∀`l|<さすがびちゃんは悪戯クイーンなんだよ (;執事)<桃子お嬢様・・・ZZZ・・・ リ ・一・リ<執事さんこんな夜中に誰と話してるんだろう? ノソ*^ o゚)<電話してるんじゃないの? リ ・一・リ<執事さんなんか顔赤くない?ヘンだよね ノソ;^ o゚)<・・・!! リ;・一・リ<・・・?! ノソ;^ o゚)<あ、ああ、そこはトイレじゃない・・・のに・・・!! 州´・ v ・)<(夜中に執事さんが誰かと話してる・・・?) 州;´・ v ・)<(誰?誰なの?執事さんその人のこと好きなの?) 州´ノ v ;) ウッウッ ノk|‘−‘)<・・・? ノソ*^ o゚)<どしたの栞菜 ノk|‘−‘)<執事さんの隣に何かいる・・・みたい 从*` ロ´)<ふにゃーご リ ・一・リ<れいにゃも反応してる