夏休みもあとわずか 
子供の頃なら、夏休みの宿題に追われていたが、教師にはうれしい事にそんな煩わしい物はない 
ピンポ〜ン 
ん?誰だ・・・ 
ガチャ 
「清水!?」 
「こっ、こんにちは」 



1.とりあえず家に上げる 
2.ここで用件を聞く 
3.外に出て話す 



最近、生徒を部屋に上げ過ぎだからな 
清水には悪いが、ここで話すか 
「どうした?」 
「あっ、その遊園地のチケットがあるんですが一緒にどうかと思って」 
この野郎、大人しい顔して俺の事誘ってやがるのか? 
「やっぱ、ダメでしょうか?」 
「あっ、いや・・・宿題は終わったのか?」 
「えぇ、7月中に」 
さすが優等生だな 

〜そして〜 
「わあ〜、遊園地なんて久しぶり」 
来てしまった・・・ 
「何から乗ります?」 



1.ジェットコースター 
2.お化け屋敷 
3.メリーゴーランド 



まあ、来たからには楽しむか 
「清水の乗りたいやつからでいいよ」 
「先生、決めていいですよ」 
「じゃあ、ジェットコースターで」 
「えっ?」 
「ん?嫌だったか」 
「いえ・・・そんな事ありません 
乗りましょう!」 
〜そして〜 
うわ・・・意外と高いな 
佐紀ちゃんは大丈夫なのかな? 
「くぅ〜・・・」 
・・・ギュッと目をつぶってる 
やっぱ嫌いだったのか 



1.手を握る 
2.大丈夫だよと声をかける 
3.いや、俺もそんな余裕ないな 

4 怖くなって失禁する(先生が) 



「清水」 
「ふぇっ、何ですか?」 
ギュッ 
「先生・・・?」 
「こうしてれば、怖くないだろ?」 
「ありがとうございます 
先生の手、あったか・・・」 
ピューーン!!! 
うぉー!!スゲー早い 
さすがのジェットコースター好きの俺でも、ちょっとビビるな 



「いやー、凄かったな」 
「そっ、そうですね・・・」 
ん?何か清水の様子がおかしい 



まさか、また・・・ 
「清水、もしかして・・・」 
「へっ?何ですか」 
「漏らしちゃった?」 
「・・・・・・(コクリ)」 
やっぱりな 



1.俺の上着を腰から巻く 
2.確か、そういう人の為に自販機で下着売ってたな 
3.こうなったらデートも糞もない、ダッシュで家まで送って行く 



確か、そういう人の為に自販機で下着売ってたな 
「清水、ちょっと来い」 
「グスン、何ですか?」 
タッ、タッ、タッ、・・・ 
おぉ、あったあった 
チャリン!ポチッ・・・コトン 
「ほいっ、これ」 
「ありがとうございます」 
「礼なんかいいから、早く着替えて来い」 

〜数分後〜 
「先生・・・」 
「おっ、帰って来たか 
タバコに火を点けたばっかだから、ちょっと待ってな」 
「・・・ゴメンなさい、台なしにして」 
「台なしか?」 
「えっ?」 
「俺から初めてプレゼントもらえただろ?」 
「・・・」 
「生徒にプレゼントしたのは、清水が初めてかな」 
「あと・・・」 
「ん?」 
「ジェットコースターで、手を握ってくれて嬉しかったデス」 
「そいつは良かった 
さてと、まだまだ満喫するか」 
「はい♪」