ふぅ…なんとか午前中に仕事終わらせたぞー! 

今日はやる事が少なかったから、思い切って気合いを入れて昼から休みにしようと考えたのだ 

先生達は夏休みでも学校に来て仕事をしなきゃならん こんなに教師の仕事が大変だと感じた今になって学生の頃もっと先生達に感謝しとけば良かったよ…としみじみ思う 


さって…昼からなにすっかなぁ? 

1 取り敢えず駅前にでも行ってみる? 
2 一人カラオケでストレス発散! 
3 公園の日陰で取り敢えず寝よ… 



………頑張って仕事したから 何だか眠気が襲ってきた… 

家に帰るのも面倒だし、いつもの公園のベンチで昼寝するとするかぁー 


―――――― 


よし 公園についたぞー 


今日はそんなに人も居ないし、昼寝するには絶好の日だな… 

さって…俺のお気に入りの木陰のベンチは……… 





あった!…ってん?……先客が……………ってあれは………梅田?! 



なんでお前がココで寝てるんだよ?! 

『グガガガガガ…スピー…グガガガガガ…スピー…』 

全く コイツはいつ見ても寝てるな… 


1 ちょっとしばらく観察してみるかw 
2 俺が寝たい 叩き起こそう 



………しっかし、コイツ、気持ち良さそうに寝てるなぁ 


服装もだらしないなぁ…ワイシャツが第二ボタンまで開いてるから…胸の谷間が見えるじゃないか… 

スカートも校則のよりかなり短いから……って足を組み替えるな! パンツが見えるじゃないか?! 
………って、俺はドコを見てるんだ(汗 

しっかし、これじゃ襲われたって文句言えないぞヲイ… 

………顔は…半目かよw しかもヨダレたらして………あーこんな綺麗な顔が台無しな顔なら、襲われる心配もない(?)のかな?w 


1 やっぱり叩き起こすか 
2 ちょっとイタズラしてやるかw 
3 …キス してみようかな…? 



本当に襲われたりしたら流石に大変だ 起こしてやろう 

『…おい、梅田! 起きろ! ってか起きれ! 遅刻するぞ!』 

『……んん〜…あと5分〜……』 

『いいから起きれ!』 

あっ…やっと起きたか 

『………なんだ先生か………寝よ………コテン』 

………オイ………俺だから寝るのか梅田よ…? 


『いいから起きれ梅田!』 

俺は梅田の腕を引っ張って無理矢理起こしたが………勢い余って梅田ごと倒れてしまった! 

………つまり俺の上に梅田が………って顔近ッ!! 

『………おはよ先生…ってかなんで先生が私に下に居るの?』 

『お前がいつまでも起きないからだろうが! てか早くよけてくれ!』 

とっさに振り回した手が……… 

“プニッ” 

………梅田の胸に当たってしまった……… 

『・・・・・』『・・・・・』 


『い、いや、これは…事故で…』 
『先生 せんせいはオッパイ好きなんですねw』 
『いや! だからこれは事故だって!!』 

………くそーやってしまった…でも悔しいが柔らかかったな… 

俺は取り敢えず気持ちを落ち着かせて… 

『梅田……ちゃんと宿題やってるのか? 成績悪いお前が宿題までだし遅れたら…』 
『いつもいつも勉強って…夏休み位勉強忘れさせて欲しいんだよ』 

まったくコイツは…俺の心配も知らないで 

すると突然梅田が… 

『さっきね…夢見てたんだけどね…先生が出て来たの♪ それでね…先生ね…ムフフ♪』 
『梅田気色悪い笑みを浮かべるな』 

1 『先生ね…激しかったんだよ♪』 
2 『先生ね…優しかったんだよ♪』 
3 『先生ね…気持ち良かったんだよ♪』 



『先生…ね…激しかったんだよ…?(照』 


………何を言ってるんだコイツは…? 

『先生ったらとっても激しくって…もうビンビン感じちゃったぁー 先生がこんな人だなんて思わなかったんだよ♪』 

『…お、おれと何してたんだよオイ…?』 

一気に全身から汗が噴き出してくるのが分かる… 
夢の中とはいえ、俺はまさか教師失格な事を?! 

『何って…私の口からはとても言えないんだよ(照』 

だーかーらー照れるな! こっちだって…なんかか恥ずかしいじゃないか!! 

『でも現実の先生って間違いなくムッツリだよねぇ 私が生徒じゃなかったらきっと手を出してるでしょーw』 

1 バ…バカ! 誰がお前なんか…! 
2 ムッツリじゃないわ! …でもお前の中身が違えばまだ分からんがな 
3 …悔しいが…タイプなんだよな… 



『バ…バカ! 誰がお前なんか…!』 

『先生素直じゃないなぁー 体は正直に欲しいって言ってるんだよ?』 

といって目線を下げる 

つられて俺もつい自分のモノを……って別に反応してないじゃないか! 


『クスクスクス…引っ掛かったぁ! やっぱ先生は簡単だなぁ♪』『梅田ぁ〜! 先生からかうのも大概にしろよ?!』 
『ムキにならないならない♪ さっきの夢だって あれドライブの夢だったんだよ?』 


………へ? ドライブ?? 

てことは、激しかったってのは、俺のドライブテクニックか?! 

『はぁ〜〜〜・・・・』 

一気に脱力感が出て来た… 

『先生たらかなり荒い運転するんだもん スリル満点で体中ビンビン感じちゃったんだよ♪ 
…先生絶対エッチな想像してたでしょ? やっぱり先生はムッツリスケベ♪』 
『だから俺は…!』 

……まんまと一杯食わされた なんでこんな事には頭が回るんだか…… 

『私でエッチな想像した罰として、突然だけど先生のウチ行っていい? なんか行きたくなっちゃった♪』 

『なんでお前をウチに呼ばなきゃいけないんだよ?!』 

『別にー 何か見られたくないものでもあるとか??』 

『男の一人暮らしのウチに女が…ましてや教師の俺が女子生徒を…』 

『そーいう発想がムッツリだっていうんだよ♪』 
と指でツンと俺の額を押してくる 

………ダメだ…梅田に言葉では敵わなくなってきた 

しかし嗣永といい梅田といい なんで俺のウチに来たがるんだ? 


1 無理だ!と拒否する 
2 何か俺のウチを物色する気か? 
3 お前が夏休み明けのテストで、平均70点以上取れたら考えてやってもいいぞ 



『…なんか俺のウチを物色する気か?』 

『人聞きが悪いんだよ♪ 行ってみたいだけじゃダメなのかな?』 

そこで上目使いをするな! …ったくずるいなコイツは… 

『だから入れたくないって…『先生に拒否権はないんだよ♪』 

なんで断言出来るんだお前は…?! 

どうしたら追い払えるのかと悩んでるその時… 

♪〜♪♪〜♪〜♪ 

梅田の携帯が鳴って… 

『あーもしもし? あっ舞美? …えっ! ゴメーン忘れてたぁー! 今から行く! メンゴメンゴ♪』 ピッ♪ 

『先生私舞美と遊ぶ約束忘れてた♪ 舞美怒らすと怖いからねぇ…じゃ今度先生のウチ行くからちゃんと綺麗にしておいてねぇー♪』 

梅田はニコニコしながら走って行ってしまった… 

ふぅ…矢島のおかげで助かった…アイツ間違いなく俺の家で何かしでかすハズだったろうからな… 

……俺は一気に疲労感が増し、梅田が寝ていたベンチで予定通り寝る事にした