「あ゛ーだりぃー・・・・」 
世の中お盆で帰省中の中、そしてオリンピックに夢中になっている今、俺は学校に夢中になっている 
んな訳はなく、残務整理のため俺は学校に来ている 
まあ休みがあっても故郷に帰省する気はないし、クーラーのない灼熱地獄の自宅よりはこっちの方がましなのだが 

「ん?もう昼か。何か出前でも取るか」 
俺は近くの中華料理屋で出前を取ろうと電話をかけた 
「毎度ありがとうございます。勝手ではございますが、15日までお休みさせていただきます・・・・」 
受話器からはむなしくメッセージが流れるのみだった 

「仕方ないな・・・近くで何か買ってくるか」 
俺は職員室を出てコンビニへ向かおうとした。 
「カタッ・・・」 
「何か物音がしたか?いや、気のせいか・・・」 
「ガタッ・・・タタッ・・・・」 
「気のせいかとおもうが・・・一応見てくるか」 

俺は物音のする方向へ向かった 

1  クラブの部室棟 
2  保健室 
3  体育館  



「部室棟の方か」 
俺はクラブの部室棟へ向かった。 
この学校は高等部と中等部があり、校舎は別々の棟に分かれているが部室棟は中高同じ棟に入ってある 
とはいえ、無駄に広いこの学園。部室棟に辿り着くまで結構時間がかかるのだ。 

「それにしても暑い・・・・それに腹も減ってきて死にそうだ・・・・」 
俺は吹き出す汗を拭いながら部室棟へ向かった 

「さてとどこから調べるか・・・・」 
部室と言っても50以上はあるので一つ一つ調べていくとかなりの労力になる 
「せっかくだから何かお宝でも・・・・いかんいかん。明日の新聞に”変態教師・猛暑の痴態”とか書かれたくないしな」 
とぶつぶつ言いながら部室棟を見て回った。 

部室棟を回っていくと一つだけ扉が半開きになっている部室があった 
「おかしいな。部室棟は全部鍵がかけられてるはずだが。調べてみるか」 
俺は 

1 「おい誰かいるのか?」と扉の前で声をかける 
2 「おい誰かいるのか?」と扉をノックする 
3 「おい!下着泥棒め。観念しろ!」といきなり部屋に飛び込む 



もしかして誰か着替えをしてるかもしれないな。いきなり入ってキャーッ!ってなったらそれこそ新聞の記事ものだ 
「おい誰かいるのか?」俺は部室の扉をノックした 
「は、はーい!すみません」 
中から女子生徒の声が聞こえてきた。一応確認しておいて良かったな 

「すみません・・・・」中から背の小さな可愛らしい女子生徒が出てきた 
「えっと・・・お前は確か・・・?」 
「中等部の中島早貴です。ごめんなさい。荷物をロッカーから出そうとしたら棚から物が落っこちちゃって・・・」 
部室の中を見るといろいろと物が散乱してあって・・・って女性ものの下着? 
「きゃーっ!ごめんなさいっ!」中島は慌てて下着を拾って後ろ手に隠した 

「すまん・・・・ところで、なんでこんな時間に部室にいるんだ?」 
「実は来月ダンス部の大会があって、今日は自主練習をしようと思って来たんです」 
「自主錬ってなぁ、何もこの時期にしなくても」 
「無理なのは分かってるんです。でも一日でも休んじゃうと不安で仕方がなくて・・・・」 

上目遣いで俺を見つめる中島。そのつぶらな瞳と、少しつんと主張した胸。って、おい俺どこを見てるんだ! 
「えーっと・・・・分かった。体育館の鍵を貸すから。他の先生には内緒だぞ」 
「ありがとうございます!」 
丁寧に頭を深く下げる中島。ああ、俺にもこんなひたむきな時期があったな。 

「ぐぅー・・・・」 
「あ、すまんすまん」 
そういえばお腹空いて来たな・・・・ 
「先生。もし良かったらこれ食べませんか?」 

1 早貴手作りのお弁当 
2 早貴特製のオレンジのはちみつ漬け 
3 柿の種ガーッといっとく? 



「先生。もし良かったらこれ食べませんか?」 
中島は鞄からタッパを取り出した 
「私特製のオレンジのはちみつ漬けです。甘くておいしいですよ♪」 

俺は一切れ取って食べてみた。ほのかな酸味とはちみつの甘さがマッチしてなかなか美味いな 
「どうですか先生?」 
「うん、なかなか美味いな。それにパワーが出そうだな」 
「良かった♪気に入ってくれて。全部食べてくださいねキュフフ♪」 
「ありがとう。でも、中島の分がなくなるぞ」 
「大丈夫ですよ。まだまだありますから」 

中島は鞄から同じタッパをさらに二つ取り出した。おいおい、どんだけオレンジ好きなんだよ・・・・ 

「ありがとう中島。それじゃあ使い終わったら鍵は職員室に持ってくるんだぞ」 

俺は中島に鍵を渡し再び職員室へ戻った 
昼食後仕事を再開し、気付くともう夕方になっていた。中島のオレンジのおかげで仕事もはかどったようだ 

「さてと、中島はまだ来てないが。どこにいるんだ?」 

1 体育館 
2 部室 



「まだ体育館にいるのか?仕方がないな」 
俺は体育館に向かった。体育館には夕陽が差し込み、むわっとした湿気を帯びた熱が体にまとわり付いてきた 

「おい中島いないのか?」 

周りを見渡しても誰もいない・・・おかしいな。俺はもう一度体育館の隅から隅まで見渡した 
体育館の隅で誰か倒れてる・・・・?中島か!? 

「おい中島!大丈夫か!?」 
俺は中島に駆け寄って声をかけた。返事がなくかすかにうなるだけだった 
顔も赤いし、熱もあるようだ。熱射病か? 
俺は中島を背負い保健室に向かった。背中に感じる中島の膨らみ。しかし今はそんな感触に浸る余裕などなかった 

中島を保健室のベッドに寝せた俺。顔は真っ赤になり、息も苦しそうだ 

1 濡れたタオルで頭を冷やさないと 
2 胸が苦しそうだな・・・ブラを外して緩めないと・・・・ 
3 水分補給させないと 



とにかく水分補給しないといけないな 

「おい中島。水だぞ」 
俺はコップに水を入れて中島に呼びかけた。しかし反応がない 

「ごめん中島」 
俺は軽く中島の頬に触れて反応を確かめた。頬からも熱を発していて、相変わらず反応がない 

仕方がないな・・・・ 

1 ガーゼに水を含ませて吸わせる 
2 申し訳ないが口を開けて水を流し込む 
3 すまん・・・・口移しで水を飲ませる 



仕方がない。ここは一刻を争う緊急事態だ 
俺は口に水を含み、半開きになってる中島の唇に・・・・ 
ぷりっとした唇がどことなくいやらしく、美味しそうに見えた 

「いかん、いかん!俺は生徒相手に何を考えてるんだ!これは救命行為だ」 
俺は自分自身に言い聞かせるようにしながら中島の唇にそっと触れた 
ゆっくりゆっくりと口に含んだ水を流し込む 

「うっ・・うーん・・・・」 
良かった。どうやら飲んでくれたみたいだ。と、舌に絡みつく感触。中島が舌を絡めてきた 
無意識とはいえ、その淫靡な舌使いに俺は興奮を覚えた 
「ダメだダメだ!ここで理性を失ったら人生まで失ってしまうぞ!」 

「うっ・・う〜ん・・・あぁ・・・・」 

「先生、すみませんでした。なんか迷惑をかけてしまって」 
「あ、あぁ・・・どうってことないって。大事にならなくてよかったよ。それよりもう体は大丈夫なのか?」 

中島のエッチな(?)舌使いに何とか耐えた俺であった。正直あともう少しで俺の理性は崩壊しそうだったが・・・・ 

「そうか、一応お医者さんにも見てもらった方がいいぞ」 
「はい・・・・分かりました。本当に先生ごめんなさい・・・・」 
「いやいや、中島が無事であれば問題ないよ。そうだ、心配だから家まで送っていくか?」 
「ありがとうございます。でももう大丈夫なんで、お気持ちだけで充分です」 
「そうか。じゃあ気をつけて帰るんだぞ。それと、さっきはすまなかった・・・・」 
「えっ、何がですか?」 
「いや、なんでもない。それじゃあ今夜はゆっくり休むんだぞ」 
「ありがとうございました。それじゃあ先生さようなら。それと・・・先生が始めてのキスの相手で良かったな♪」 

そう言うと中島は保健室から出て行った 

「初めてのキス・・・・って気付いてたのかよ!おいっ!どうする俺!?」 
「キュフフ♪憧れの先生とキスしちゃった♪」