お嬢様達は今学校は夏休みです…しかし、何故か僕はあるお嬢様のお勉強を手伝っています 




1 舞美お嬢様の習字 
2 えりかお嬢様の体育 
3 千聖お嬢様の美術 



『執事さんちょっと学校のお勉強手伝って欲しいんだよ♪』 
『今からですか? いいですけど…』 
『じゃこっち来て♪』 
『わわっ?? えりかお嬢様引っ張らないで!』 

半ば強引に僕はえりかお嬢様に、お屋敷内にある運動場に連れてこられました 



『……で、何故お勉強が運動場なのですか??』 
『私が教えて欲しいのは体育なんだよ♪ 私運動苦手だし』 

まぁ…僕も運動は苦手とも得意とも言えないのだが、手伝ってと言われた以上は手伝うのか執事の役目です 


『えりかお嬢様、しかし運動でケガをなされてはいけません 必ず先にストレッチをしてから始めましょう』 

『じゃー執事さん、私のストレッチ付き合って♪』 


1 で、出来ませんよ!(汗 
2 え…デモ…とドモる 
3 素直に従う 



僕はえりかお嬢様と一緒にストレッチをする事にしました 

屈伸運動から、横に並んで腕を引っ張ったり、腿上げをしたり… 


そして今僕はえりかお嬢様の背後に回って肩を押すストレッチをしています 


『あ゛ぁ〜…やっぱり体固いね〜…』 


…えりかお嬢様 若干声がオバ様クサいですよ 

けれどお体はホントになまめかしい… 
ピシッとしまった背中に、肉付きのよい肢体、豊満な胸……… 


いかんいかん、こんな妄想をしていては! 

しかしそんな妄想が祟ったのか… 



『………うわっ?!』 


『キャッ!!?』 




しまった!! 手が滑って、あ、あろうことか、ええ…えりかお嬢様のTシャツの中に!? 

若干僕の手のひらに当たるお嬢様の胸が柔らかくて快感………じゃない!! 


『もも、申し訳ございません! つい手が滑ってしまいまして!』 

『………執事さん 今夜は覚悟しておくんだよ♪はぁと』 


うぅ………という事は今夜は夜這い決定ですか?(泣 
まぁ、そうでなくても度々されるのですが… 


ハプニング(?)はあったものの、ストレッチは無事終わりました 

『で…何をえりかお嬢様は教えて欲しいのですか?』 

『んーっとね… 


1 鉄棒!』 
2 逆立ち!』 
3 柔道!』 



……柔道なんだよ♪』 


じゅ、柔道ですか?! 
まぁ…子どもの頃少年団で少しはやっていたから、多少は教えられるだろう… 


『しかしえりかお嬢様…柔道着がなくては柔道も『ちゃんと柔道着はあるよ♪』 

えりかお嬢様はいつからかそこにあったバッグから柔道着を二着取り出しました 

『…これはどこで?』 
『学校♪ 夏休みあけたらちゃんと返すんだよ♪』 


…えりかお嬢様…なんといいますか…準備万端だったのですね(汗 

『で、何を教えたら?』 
『四方固め♪』 
『はいはい四方がた………うぇええ?!』 


し、四方固めって、寝技じゃないですか?! 

1 そんなの教えられません! と断る 
2 恥ずかしがりながらも教える 
3 口で説明して、自分が横になる 



『そんなのできま…『断ったら夜にもっと激しい事してあげるんだよ♪』 


脅し…これは脅しというモノですか?(更泣 

えりかお嬢様にはなんか敵わない気がしてきました… 


しかし四方固めを教えるといっても、僕がまさかえりかお嬢様にする訳にはいかないので、口で説明する事にしました 



『………の様に、奥襟と股下を掴んで、相手を動けない様にするんです』 

『ふぅーん♪ なんとなく分かったんだよ♪』 

えりかお嬢様 なんとなくではありますが、分かった様子です 

……が、気のせいでしょうか? えりかお嬢様がなんかニヤニヤしてる気がするのですが… 
一抹の不安が頭をよぎります 


『さ、僕に技を掛けてみてください』 



『うーんと………こうだったかな??』 


えりかお嬢様、ぎこちない手つきながら、僕の柔道着を掴んでいきます 
中々飲み込みが早いですね…と安心したのも束の間 




…………息が出来ない………何故? 




……ふと目を開けると、え、え、えりかお嬢様の胸が、ぼ、ぼくの口と鼻を圧迫してるではないですか?!! 

『ムー!ムー!ムー!』 

『あれ? オカシイなぁ? こうだった様な??』 


……顔いっぱいにお嬢様の胸の柔らかさが堪能できて天国にも昇る様な………って、このままではホントに天国に上ってしまう! 

僕はたまらず、プロレスの降参のと同じ事をして、お嬢様の圧迫から逃れる事が出来ました 

『し…死ぬとこだったじゃないですかえりかお嬢様!! 一瞬天国が見えかけましたよ!?』 

するとお嬢様は… 

1 『今度はちゃんとやるからもっかい寝て欲しいんだよ♪』 
2 『…ならもっと天国にいかせてあげるんだよ♪』 
3 『え? 私何かおかしな事したっけ?』ととぼける 



『…なら、執事さんをホントの天国に連れてってあげるんだよ♪(はぁと)』 










………え、今なんと? 

僕の思考回路が答を出す前に僕は見事な大外刈り(偶然w)で倒され、えりかお嬢様の暴走が始まりました! 



あぁー! おやめ下さい! そ、そこはよわ……ってあぁん! 
更にえりかお嬢様は僕と重なる様にまた胸を顔に乗っけると、それをしゃぶらせようとしてきます… 


『あぁ〜♪私も天国上りそうなんだよ♪』 


……あぁ、どこでこんなプレイを覚えてくるんですかえりかお嬢様?! 


『じゃ、そろそろコッチの方を天国にイかせてあげるんだよ♪』 



えりかお嬢様が僕のズボンとパンツを下げようとした時……… 





“あれー? 運動場電気ついてるなー??” 




こっ、この声は舞お嬢様!!? 


よりによって、なんて場面で出て来るんですか?! 
こんなトコ見られたら後でどんな事になるのか…!? 


ええぃ! こっ、こうなったら… 


1 観念する 
2 猫の鳴き声を出す! 
3 まさかの牛の鳴き声! 



動物の鳴き声で、舞お嬢様を追い払うしかないっ!! 
僕が咄嗟に出した声は……… 



“もおぉぉぉぉーーーーぉう♪” 




ハッ!? なんで僕は牛の鳴き声をチョイスしたんだぁー!? 
牛が体育館に居るのなんてどんな状況だ?! 怪しすぎるじゃないか?! 
あぁこれはダメだあああぁぁぁぁ〜!! 



“なぁーんだ牛か! まぁいっか♪ どっかいこ♪” 




舞お嬢様は、なんとかこちらに来る事はなく、どちらかへと向かわれました 



…………舞お嬢様………不思議なお方だ………(汗 

取り敢えず一つのピンチはだっし… 

………ゅつはしてませんでした……… 



振り返るとえりかお嬢様がニッコリ笑って 




『らぁーうんどつー♪カーン♪』 





この後の僕の記憶は定かではありません 

ただえりかお嬢様が僕の体を無理矢理快楽の梅に………じゃない海に沈め、気が付いた時には既に身体中の力…もとい精力は抜き取られてしまい、動けませんでした 




もう、えりかお嬢様のお勉強には付き合いたくありません…(泣 


州*‘ -‘リ<も〜ん♪ (執事)<おはようございます梨沙子お嬢様、朝からご機嫌のようですね Σ州;‘ o‘リ 州*//д//リ<ちっ、違うもん!!大きなお世話だゆ!あっち行けゆー! (;;執事)<??