¨おはよぉございまぁ〜〜〜す♪¨ ……ああ…朝からなんて不愉快な声だ。 頼む、もう毎朝電話してこないでくれ。非常にストレスがたまってしまう。 「うるさいぞ…」 ¨テンション低いですねぇ〜、朝はテンションあげていきましょうよぉ♪¨ 「お前なんか学校来る前に事故に遭えばいいんだ…」 ¨嫌がってるくせにちゃんと電話に出るじゃないですかぁ、せんせぇはツンデレってやつですね¨ そんなフザけた言葉をどこで覚えたんだか。 別に気になるから電話に出てるわけじゃない。出なかったら何かされそうだから仕方なく… ¨せんせぇ遅刻はダメですよぉ。あ、そうだ!今朝はどこかで待ち合わせしません?¨ な、なんだと?! 1 断って電源を切る 2 1人で行けるからいい 3 いいけどその代わり今度朝電話したら留年な もう、知らない。好きにしてくれよ… 「いいよ。ただしまた朝に電話したら留年だぞ」 ¨せんせぇ愛してる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪ チュッ♪じゃあ駅で待ち合わせねッ!¨ 果たして本当にわかったんだろうか。またしれっとした感じで電話してくろだろうな。 …苦手なんだよな、ああいうタイプは。昔から… 「こっちですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」 俺のアパートから歩いてそんなにかからない駅。 真ん中にある噴水に座っていた嗣永が、俺を見るなりでかい声をあげて両手を振って居場所を知らせてきた。 「あいたかったですぅ〜」 走ってくる嗣永の頭を押さえ付けた。 「あ〜〜〜んすすめない〜」 「普通に挨拶していいぞ」 「せんせぇってばイジワルなんだからぁ。もぉやぁですよう♪」 なんでこいつはいつもうれしそうなんだ。なんだか、不愉快だな…… 大事な生徒を悪く言うのは良くないが。 1 さっさと学校行くぞ 2 こら、腕をからめるな、おいっ 3 …あれ?お前、鞄がないぞ。どうしたんだ 「いこっ。ほら」 「おいこら。腕をからめるな、おいっ」 俺の右腕に抱きついて、ぎゅっと力を入れてから笑顔で俺を見上げてくる。 「おま……暑苦しいんだよ」 「暑い?暑い?もぉのぬくもりもっと感じてほしいな」 やべえな。こんなところうちの生徒や同僚の先生に見られたら言い逃れはできない。 「ちょ、ちょ、待ってよ、歩くの速くないですか〜?」 「体重をかけるな嗣永」 「せっかく二人きりなのにぃっ。もう少しゆっくりいきましょうよぉ、時間も余裕ありますよ」 ……タイミング良く、と言うべきか。嗣永の腹の虫が鳴った 「…ごめんなさい。朝ごはん食べなかったんですぅ」 「それが目的だろ」 「ちがいますよぅ」 わかんないぞ。こいつは何を考えてるか読めない。 1 学校に行くぞ、昼まで我慢しとけ 2 コンビニくらいなら寄ってもいいか 3 金は使いたくない。仕方ないが俺の飯分けてやるか だめだ、これ以上嗣永のペースに巻き込まれたら。 「学校に行くぞ、昼まで我慢しとけ」 「えぇえ〜〜〜〜、お腹空きましたぁ〜〜〜」 勝手に人と待ち合わせして、しかも飯をおごらせるつもりか。なかなか腹黒いな 「わかりましたよぉ、学校まで我慢しますから」 「わかればいいんだ」 …おかしいな。 嗣永のやつ、前からこんな俺にベタベタしてきたっけ? 確か前々からしゃべり方や態度はこんな感じだったけど、こうやってはこなかったはずだ。 むしろ人なつっこい様で一定の距離を保った付き合い方をしてきたと思うけど… それとなく聞いてみようかな。 1 …嗣永、お前何か悩んだりしてないか? 2 いや。やめとこう、たぶん気のせいだ 3 ……なんだ…?泣いてるのか?! 「…嗣永。お前何か悩んだりしてないか?」 「どうしたんですかいきなり」 「いや、そう顔に書いてあるって思ってな」 「書いてあるんですかぁ?ホラ見て!見て見てせんせぇ」 ……うん。いつも通りの嗣永の顔だな。 悩み事を相談しないで抱え込む様なタイプではないし俺の考えすぎかな。 「催眠術かけちゃいますよぉ」 嗣永は俺の前に人差し指を差出し、時計まわりに回し始めた。 「せんせぇはもぉに学校の焼きそばパンを食べさせたくなぁ〜る、食べさせたくなぁ〜る」 「食べたくなったが食べさせたくはならないな」 「食べさせたくなぁ〜る、なぁ〜る、なぁ〜〜〜る」 …アホかこいつは。 悩み事とは無縁だな 1 いや、ホントに何も悩んでないのか? 2 悩んでるはずないな。じゃここで置いていくか 3 お、誰か走ってくる。 ………いや、ホントに何も悩んでないのか…? やっぱり気になるな。明るく、明るすぎるくらいに振る舞ってるのが怪しいというか 「…嗣永。俺で力になれる事があるなら遠慮なく相談してくれていいんだぞ」 「さっきからどうしましたぁ?もぉは何も悩んでないですよぉ」 俺のいけない癖。同僚にも指摘されたんだが、相手が何か悩んでないかと思ったらしつこく探ろうとするところ。 嫌なんだよ。悩みを抱えてるのに無理して明るくしてるのは… 「あっ、あります。悩み事」 「やっぱりそうか!なんだ、俺が力になるぞ」 「…あのぉ……実は…」 急に暗い顔になる嗣永。ほら、だから言ったじゃないか。何か悩んでないかって 「……実は…お財布忘れちゃって。ご飯おごってください」 「それだけなのか?他には」 「ありません」 「なんだ、それだけなら力になってやれる。いくら使うんだ」 「いいんですかぁ?じゃあ」 なんだ、それだけでいいのか。ほら。これで腹一杯… 「ありがとうせんせぇ!じゃあね〜」 うん、良かった。あれぐらいが悩みだなんてかわいい奴だ。 ………ん?なんか、ちょっとおかしな気がするが、まぁいいか。 嗣永。お前はなんだか不思議な雰囲気を持つ奴だよ。
州*‘ -‘リ<最近愛理がやけにイキイキしてる 从#゚ー゚从<しばらく来ないわね執事さん。きっと浮気してるに違いないわ 川*^∇^)||<動物は執事さんが好きだって! 从o゚ー゚从<私も好きよ ル*’ー’リ<執事さん☆ 从´∇`)<いっしょにあそぼっ☆ 从o゚ー゚从<お医者さんごっこハァハァ☆ (マネ)<しめしめ、誰もいない内に屋敷に侵入したるわ…ケッケッケ (マネ)<さて、お屋敷はどこかな〜っと…ん? (;;マネ)<ギャー!!熊ー!! 川*^∇^)||<がおー (;マネ)<友理奈?!いやちょっと違うな (*マネ)<さっそくだけど下着の柄をチェックだ。しまぱんかな 川*T∇T)||<ヒーン