こ・・・腰が、痛い・・・ 

ついに愛理お嬢様と契りを交わす事を果たせたのはよかったが、まさかえりかお嬢様がよばいをなさるとは。 
う〜〜〜痛くて動けません。し、しかしちゃんと執事としての勤めを果たさねば・・・ 

・・・えりかお嬢様に襲われた時は余裕がなくてわからなかったが、愛理お嬢様はいつ僕の部屋から出たのだろう? 

今の時刻はおそらくまだ朝早くて朝日が昇り出すより前。 
腰が痛いが歩けないわけはない、どうしようか 

1 愛理お嬢様を探しにいく 
2 無理せずもう少し経ってからにしよう 
3 ・・・なんだ?ベッドの下から声が 



心配です、貴女はいまどちらにいらっしゃ・・・ 

「・・・グス・・・うう・・・んっ・・・」 

・・・なんだ?この音。よくわからないが、人の声か? 
どこだ。もし人ならこの声の主はどこにいる? 

「う、うう・・・うあぁあああ・・・」 

近い・・・?でも人が隠れる場所なんてない。僕がいるのはベッド。って事は! 

「お・・・・・・お嬢様・・・?!」 

ベッドから下を覗いてみるとそこにいたのは愛理お嬢様。薄暗かったけど近いので顔を識別する事ができた。 

なぜこの様な場所に 
いやそれより知りたいのは、なぜ泣いているのか 

1 いったいどうされました?と聞いてみる 
2 ・・・泣き止むまで尋ねるのはよそう 
3 寝呆けてそこでおやすみだったのですか? 



「あの、愛理お嬢様」 

・・・だめだ、ずっと泣いたままだ。 
こういう時は泣き止むまで無理に話し掛けたりしない方か良さそうだ。 

ただ、ずっとベッドの下というわけにもいかないので、お嬢様にベッドにあがっていただいた。 

それでもお嬢様はその綺麗な瞳から涙が止まらない。 

何か余程ショックな事があったにちがいないが、なかなか質問できそうにないな・・・ 

・・・待てよ 
そもそもなぜ愛理お嬢様はベッドの下に?ぼ、僕と契りを交わした直後に気を失ったはずなのに。 

こう考えた時僕の頭にあるひとつの仮定が生まれた。それは 

1 えりかお嬢様がよばいに来た時慌ててベッドの下に隠れたのかもしれない 
2 僕が寝相が悪すぎて愛理お嬢様を蹴落としたに違いない 
3 まさかえりかお嬢様が愛理お嬢様をベッドの下に・・・? 



僕が起きた時はすでにえりかお嬢様に主導権を奪われていた。 

恐らく愛理お嬢様はえりかお嬢様が訊ねてきた事に気付いて、ベッドの下に隠れたのだろう。 
・・・と、いう事は、下でお聞きになったと・・・?え、えり、えりかお嬢様のよばいを! 

それじゃショックで泣き続けるのは当たり前じゃないか!! 
だって初めての相手が自分とした後すぐに他の相手と・・・なんて・・・ 

愛理お嬢様・・・ごめんなさい 

1 何も言わず抱き締める 
2 もう一度押し倒す 
3 愛理お嬢様がそっと口を開いた 



「・・・執事、さん」 
「はっはい?!なんでしょうか?!」 
突然愛理お嬢様が口を開いたので声が裏返ってしまった。 
「聞かせて。えりかちゃんとはさっきが初めてだったの?」 

静かな、抑揚の無いしゃべり方で僕に問い掛けてくる。 
「あの・・・それは・・・」 
「・・・聞かせて。それとも、答えたくない?」 

1 初めてですと答える 
2 正直に初めてではありませんと答えよう 
3 ・・・言えない・・・ 




嘘は、嫌いです。 

「はい。初めてではありませんでした」 
「・・・・・・そうなんだ」 

愛理お嬢様は、何か意味ありげにそうおっしゃった。 
僕には愛理お嬢様が何をお考えなのか想像するのは難しかったけど、 
勝手な見方をすれば何か決心したというか、何かを決めた様な様子でした。 

「・・・ねえ、お願いがあるんだけど・・・聞いてくれる?」 
「はい、僕にできる事なら」 
「殴らせて」 

な、殴る・・・愛理お嬢様が僕を・・・? 

「メチャクチャなお願いだってわかってる。でも、お嬢様として命令」 

1 そうおっしゃられたら聞かざるを得ないじゃないか、ずるいな・・・愛理、は 
2 お手柔らかにお願いいたします 
3 せめてわけを聞かせてください 



「ひとを殴るの初めてだから手加減できないかもしれない。そしたらごめんね」 

愛理お嬢様、ちょっと楽しそうじゃないですか・・・? 
先ほどまでの暗く沈んだ様子とは違って、少しそわそわなさっているみたいです。 
「目、閉じて」 
そんなに痛みは無いと思うのですがちょっと怖いです。 
自らおっしゃった通り加減できずに思い切り、という可能性も十分に考えられます・・・ 

「いくよ執事さん!」 

来る、愛理お嬢様の鉄拳が!! 

・・・¨ポコッ¨ 

「はいおしまい。痛かった?」 
「い、いえ」 
「良かった、痛かったらどうしようって思ってたもん」 

愛理お嬢様はそっと僕の手を握って・・・ 

「私ね、イヤだったの。執事さんがお屋敷に来てから初めての相手じゃなかったから」 
「・・・え・・・」 

少し寂しそうに笑う愛理お嬢様 

「あーあ、えりかちゃんに先越されちゃったって思って・・・」 
そうか・・・きっと愛理お嬢様は、僕のいちばん最初になりたかったのかもしれない。 
「なんで断らなかったの?私が先だって。だから叩いちゃった」 
「ご、ごめんなさい、あの時はその・・・いろいろと」 

どうやら思っていたより愛理お嬢様はワガマ・・・ 

「なんだか燃えてきた。執事さんは誰にも渡さないもん」 
「えぇえっ?!」 
「・・・冗談だよ、変な声だしちゃだめ、まだみんな寝てるんだから」 

う、嘘だ。 
愛理お嬢様の瞳の奥でめらめらと火が燃えていますよ・・・ 

「朝まで時間あるね。もうちょっと寝よう」 
「・・・はい」 
「なんで離れるの。もっと近くに来て」 


僕ももっと本気で向き合わないと愛理お嬢様に負けてしまうかもしれません。 

しかし今の気持ちは 
愛理お嬢様にまた笑顔が戻って良かったと、心からそう思います 

ただそれを喜ぶ事だけです 


州*´・ v ・)<執事さん独占・・・ リl|#´∀`l|<阻止!!! 州#`・ v ・)<阻止を阻止! 从o゜-゜从<私も阻止とゆいたい! リ ・一・リ<(……阻止) 州`・ v ・)o<誰にも渡さないんだから! 州*‘ -‘リ<別にいらないし・・・ ノノl∂_∂'ル<うん・・・ 从o゚ー゚从<なら話は早いわね ノソ*^ o゚)<・・・待ってるだけじゃ取られちゃうかもしれない・・・ ノソ*^ o゚)<だったら・・・! (;教師)<梅田!なんだその格好は! リl|*´∀`l|<いやぁ暑くてつい。先生すまんこすまんこ (;教師)<す、スクール水着・・・お前が着るとエロ本にしか見えないぞ リl|*´∀`l|<投稿写真? (#教師)<いい加減にしろ嗣永!もう電話してくるなって何回も言ってるだろ!! ル*’ー’リ<怒った声も素敵ですね、ウフフフフ♪