お屋敷の朝は早い。 
お嬢様達が学校に行かれるまではまさしく戦場のごとく… 

毎朝お目覚めの御挨拶をしなければならないのだが、皆様おそろいでご機嫌はよろしくない。 
仕事とはいえ朝から精神的にへこまされそうになる。 

ここに来て日も浅いとはいえ簡単に諦めてしまう様では一人前の執事になどなれない。 

…と自分に言い聞かせているがいやなものはいやなのだ。 
うう、どうにかなるさ、頑張るんだ! 

さて誰から起こしにいこうかな 

1 寝汗でいつもずぶ濡れの舞美お嬢様を 
2 寝姿が色っぽいえりかお嬢様から 
3 愛理お嬢様の寝顔を拝見といきましょう 
4 千聖お嬢様、また暴れたりしないかな… 
5 舞お嬢様、特に寝起きがよろしくないんだけど… 
6 早貴お嬢様ただいま参りますよ 
7 今日はおしゃべりしてくれるだろうか、栞菜お嬢様 



まずは舞美お嬢様からお目覚めの御挨拶をせねば。 
…舞美お嬢様はわりと寝起きのいい方なので楽にいけるだろう。だがひとつ問題が 

「お嬢様、お目覚めの時間ですよ」 

扉を叩きこの言葉を大きめの声でお伝えする。 
三回繰り返しても返事が無かったら、合鍵を使用して部屋に入って直接起こすこと。 
それがこのお屋敷の決まりなのだ。 
「失礼致します。舞美お嬢様」 

繰り返しても返事がなかったので部屋に入らせていただきます。 
「…うっ!」 
いけない。また声を出してしまった。 
そのあまりに大量の寝汗のせいで水溜まりになりかけているベッド。 
何度見ても見慣れない…あんなに汗をかく体質の人がいるとは。 

舞美お嬢様は大きく口を開けたまま、まだ夢の世界にいる様だ。 

1 普通に声をかけて起こす 
2 …パスしよう 
3 柿の種を入れてみる 



「おはようございます舞美お嬢様」 
「ん〜〜〜。あと一時間」 
「いけません。もうお目覚めの時間ですよ」 
「ん〜〜〜〜〜」 

…今日は寝起きがよろしくないみたいですね。 
「……ぐぅ」 
いけないまた寝てしまう。仕方ない、体を揺さ振ればきっとお目覚めになるはず… 

「この熊ぁっ!私はあんたより強いんだから!」 
「うわぁああっ?!お、お嬢様、何をなさるのですか!!」 

いきなり僕に抱きついてきたのであわててしまいパニックになりそうだ。 
お、落ち着け、落ち着いて舞美お嬢様から離れるんだ。 
「離さないぞ熊。しめあげて熊鍋にしてやる!」 
「お……お嬢様、苦しいですぅ、うう」 

寝呆けてこんな力が出せるのかと驚いたがそれどころではなさそうだぞ。 

1 お嬢様の芳しい汗の香りを鼻いっぱいに吸い込む 
2 やむを得ない。力で 
3 うわぁあベッドに引きずり込まれる 



男の人の汗はそれはもう酸っぱい匂いがするんだが、なぜか女の人のは違う気がする。 
気が付けば僕は我が身の危機などそっちのけで、鼻いっぱいに舞美お嬢様の汗の香りを吸い込んでいた。 
「朝からなんと危険な香りなのでしょう、ああお嬢様、こんな僕をお許しください」 
「があーーーっ!!」 
「お嬢様ぁああ〜〜〜〜?!」 

いきなりお嬢様の力が強くなり僕はベッドに引きずり込まれてしまった。 
「ガーッ!ガーッ!」 
「痛いですおやめください、そこは殴られたら痛い場所です」 

他の人が目にしたらなんといかがわしい光景だと思うだろう。 
だがその場合は男の人が女の人を襲う場合であり…この場合は僕が襲われている。 

今日の御挨拶は大変なのを飛び越えて命の危機の域にまで達しているぞ。 

1 切り札だ。笛を鳴らすしかない 
2 許してください。でも続けてください 
3 何やら人の気配がする 



「いけません舞美お嬢様。はしたないですよ!」 
僕はこんな奴ですが一応は男なのです。うら若き乙女が部屋に男を連れ込むなど 
ま、ま、ましてやベッドに押し倒してそんなに激しく… 

「…………?!」 

ふと、部屋の入り口に視線を感じて見てみると 
(か、栞菜お嬢様?!) 

こちらを見つめたまま凍り付いている。 
栞菜お嬢様はなぜか僕とおしゃべりをしてくれない。 
僕に限らずお屋敷の中にいる男の人とおしゃべりしているのをまだ見たことがない。 
…噂によると男性恐怖症らしいと聞いたが 

まずいな。助けを求めようとしたが栞菜お嬢様では… 
果たして僕の願いを聞いてくれるだろうか? 

1 ここは助けを求めよう 
2 自分で切り抜ける 
3 なんだ、また増えたぞ! 



「なんかうるさいね。何かあったの?」「ふあああ…」 
「あ、舞美が執事さんを襲ってるんだよ」 

み、皆様お揃いで…御挨拶する手間が省けました。 
「大丈夫だった?舞美ちゃんは時々こうやって寝呆けるから」 
「がーーーーっ!」 
「うるさいんだよ、さっさと目を覚ますんだよ」 

ちょっと驚いたが無事に全員夫目覚めになられた様だ。良かった 


「いってきまーす!」「よーし舞ちゃん、門まで競走だ!」「負けないぞちさと〜」 


…嵐は過ぎ去った。ふう、やっと一息つける。 

普段ならこの時間は小休止なんだが、今日は少々予定ができそうだ。 

お嬢様たち全員元気なのだが時には調子が悪くなったりする。 
今日は学校をお休みしているお嬢様がいるのだ。 
元気にするのも立派な執事の仕事。さて、誰の面倒を見て差し上げましょうか 

1 あまり体が丈夫ではない愛理お嬢様 
2 風邪をこじらせている早貴お嬢様のもとへ 



「…愛理お嬢様、お体の具合はいかがですか?」 

扉をノックすると 

「執事さん。入ってきて」 
お返事はあったが…あまりお元気ではなさそうだ。声が弱々しいぞ。 

部屋の中で白いベッドに寝て、上半身だけを起こした体勢で僕を向えてくれた。 
その笑顔か眩しくて、でも儚げなのはなぜだろう。 
「ごほっ、ごほっ」 
「大丈夫ですかお嬢様」 
「う、ごほっ、ごほっ!へ…平気、うぅ、ごほっ、ごほっ」 

席がすぐに止まるかと思ったが予想以上に長引いている。 
いけない。お嬢様が苦しそうだ。なんとかしなければ 

1 背中をさする 
2 気やすく体には触れない。見守る 
3 薬をお持ちする 



僕がお嬢様にできることはこれくらいしかない。 
「はぁ、はぁ、執事さん…」 
その細い背中を、お嬢様から苦しさを取りのぞくみたいに優しくさすった。 
呼吸気管が苦しい時にはこうやって背中を優しく、刺激を与えないようにさすれば効果がある。 
昔そう教わったっけ、ここで役に立って良かった。 

「もう苦しくはありませんか?愛理お嬢様」 
「……うん、ちょっと楽になったみたい」 

咳が止まって良かった。いまのお嬢様、本当に苦しそうだったから。 

「私、どうしてこんな弱い体で生まれたんだろう」 
その笑顔から急に陰を帯びた憂いのある表情になる愛理お嬢様。 
「みんなと一緒に学校行きたいよ…学校に…」 

そんなに悲しい顔をしないでください、お嬢様… 

1 笑わせるために頑張る 
2 僕にはこれしかできないですが元気を出してください、と体に触れる 
3 本当はいけないけどお屋敷の外に連れ出す 



「お嬢様笑ってください。お嬢様にそんな悲しいお顔なんて似合わないですよ」 
「…執事さん…」 

お嬢様に笑っていただくためなら僕は頑張りますよ。 
「ほら、こんな顔をみたらきっとおかしくなりますよ」 
「ぷっ、いいよぉそんな変な顔しなくても」 

…執事の仕事は人のために尽くすことです。 

お嬢様のその笑顔を決して曇らせたりはしません。 
決して… 

「ありがと、なんか…楽しくなってきた」 
「お散歩いたしましょうか?」 
「うん。お願い」 


今はまだ車椅子が必要だけれど、きっと愛理お嬢様は自分の力で立てるはずだ。 

それまで、しっかりと僕がその笑顔を守りたいです 


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